大台ケ原で熊とで合う 2024/08/18 二人 涼しいだろう大台ケ原を登ろうと久々に大台ケ原に向かった 長らく雨が少ない関西の南部は大台ケ原も例外ではない コースは登山靴でも登れるだろうシオカラ谷上部のヒバリ谷と決めていた 大台ケ原は今日同行のsunaoさんはメチャ詳しい 小さなころから大台ケ原を登り詰めているそうだ |
天気予報は良くないが、雨が降ればコースは変更で、天気が良ければヒバリ谷と決め直して大台に向かう 大台ケ原道に入るころにはガスが出て、観光登山道はヘッドライトも役立たないレベルに成って来た 霧と言うより霧雨だ 注意しながら、なーに雲を抜ければお日様が顔を出すさとアマイショウタンだがガスは消えない 駐車場に着く 歩けないほどのガスでは無いが、見晴らしは望めない 少し油断の服装のショウタンはヤッケを羽織って丁度いい加減 滅多に上着は着ないsunaoさんだが、今日は上着を羽織る温度だ 谷は、不向きだと通常登山道を山頂に登り、正木ケ原から尾鷲辻、白サコ、堂倉山、中道とコースは変更した 登山口にはネジバナが咲く 春の花だが、さすが大台ケ原だ 霧雨で歩くに涼しいが少し寒さを感じる 何時も聞こえる鳥の声が聞こえない 途中の水場は枯れてはいないが、筒からは水が出ていない 大台ケ原としては珍しい 尾鷲方面が見える展望台に行くが何も見えない ここに熊が出たニュースを聞きあんな所と、私達もここならどうしようかと話のタネに展望台に登った 下の尾根までは高い とてもこれを飛び降りる事は出来ないなー 熊と戦うかと冗談で、山頂に登る 山頂は何も見えないガスだ 展望台も登らず、まあ来たのだからと写真を写す サワオトギリがもっと多かったが少ない 下って正木が原に向かう 鹿の食害?か鹿が食える高さまで小枝は出ないブライジングラインの名を知る |
ピークは正木嶺とか正木峠とかの名が有る 私は本当に久々に通る 思ったより木道は歩き良い すれ違う方達とあいさつも楽しい 初心者ばかりではない大台ケ原山は魅力が多いのだろう 尾鷲辻で小休憩で、尾鷲道を下る ヒメ笹は幾分か大きく成った気がするが、道の道標は整備が進んでいた 道標で一番うれしかったのは、三角点位置がマブシ嶺と元来の名前になっていたことだ 登山マップがコブシ嶺と書いていたことからその名が定着していた 尾鷲道は尾鷲のぐるーぷが整備されたそうで随分と通りよくなっている 長らくはマブシ嶺に行っていない 今日も白サコから堂倉山に登って、境界尾根でも帰ろうかと考えた 途中で野イチゴを食べてみたが、まずいこれはダメだと吐き出した その先でフト顔をあげると アララ、熊が歩いている 後ろのsunaoさんに熊だ、冗談ではないよと大声で声を出した 振り返れば、sunaoさんは10m以上後ろだった 写真と思い直して前方を見たが、熊は消えていた 二人で手持ちの熊追い爆竹を数度鳴らして引き返した 10分ほど前に尾鷲道を登って来た若者グループとすれりがった 少しの時間で何処から出てきたのか、 熊は予想などできないとつくづく思った 熊の歩いていた所 |
尾鷲辻の東屋まで引き返しお弁当とした 先客の方達と話をしたが、熊の話はしなかった 尾鷲道には行かない方達だ。 怖さが事故に成ることを恐れた 中道を駐車場に帰るが、道は良く乾き水はほとんど出ていなかった 何時も多く咲くトリカブトも少ない感じがした 予定で突き上げてくるはずだった ヒバリ谷も小さく水が溜まっているのみだった 今日は意識はしなかったが、尾鷲展望台で熊が出た話、スズタケを間違って熊笹と言い、アナグマさんが笹の中に入る姿を見たりと熊の話が多かった 最後に等々本物を見てしまった 怖いは無かったが、とっさに出会えばおそらくパニックになるだろう 鳴り物も鳴らしていたが、効果のほどは分からない どのような山でもヤハリ油断できないと感じた。 |
駐車場に着く手前から、sunaoさんはサイレンの音が聞こえる 何か警報でも出たのかもと言う 私には聞こえない 鳴りやまないから何だろうと、まさか熊追いサイレンではないだろうと話した 駐車場に出ればレスキュウ隊が次々に来た 何処かで事故が有ったようだ 私達は、上北山村売店カフェでコーヒータイムで時間をつぶそうと入る 店長らしい方に熊の話をすると、ビジターセンターに届けてほしいとの事だった コーヒーを楽しんでから、センターに届けた 熊の目撃は少なくなっていたそうだが、体長は1.5m程度かなと届ければ、それは立派な成獣ですねとおっしゃった 晴れる事も無い大台ケ原山だが、久々に熊を見た 出合なら怪我でもしたのだろうかと思った |
戻る |