半作嶺北登山口からチャボホトトギスを求めて
2024/9/16
4人



半作嶺北登山口から三ツ森山、百間山、法師山と続く尾根の三ツ森山の西側にチャボホトトギスが咲くと言う
そんな話を聞きつけて、ご近所の皆様に同乗を願って半作嶺登山口に向かう
この付近が大塔村の頃あちらこちらに良く登った

平成23年の台風12号の大災害からは行こうに行けず本当に久々の半作峠だ
懐かしさに記憶もよみがえるが、道は少し荒れた感じがした

 

阪和道、田辺インターで降り、グーグルナビで熊野下川トンネル北の半作嶺(乙女の寝顔)登山口にナビで案内してもらう
何度も来たが、半作峠越えの道は細くややこしい
登山口の凸地に路駐するが、車は止まっていない
遅い登山開始の9時だが??、マッいいか
(よく考えれば、阪和高速は祭日料金は割安ではないらしい。土日のみが割引きとか)
  

登山口のかいだんをのぼれば直ぐにタカネママコナが向かえてくれる

チャボホトトギスは尾根まで登らないとないだろうとは思ったが、斜面の登山道際にも咲いている

  

初めて見るチャボホトトギス、他のウェブで見る花達の葉っぱは虫などに食べられていないが
ここの子は、葉が虫食いだ

  

岩に張り付くコケシノブは虫など付かない
チャボホトトギスの花の葉は美味しいのだろう
またおいしくすることが種の保存と関係が有るのだろうかなんて思う私だ
  

花を写せばキリがないほど多く咲く

半作峠の地蔵様前で休憩だが、ここにはチャボホトトギスは無い

  

昭和の地蔵様と江戸期の地蔵様が離れて立つ
休憩する
木の根の横にホンゴウソウを思わす小さなキノコ?が三本生えている
写真を写そうと携帯を向けるが、アラキノコは何処と小さい
何度写しても失敗だ
写真は帰路に写したものです

 
植物の多様性は面白い
ヒノキの葉から育つキノコや、この子はヒノキの種から目を出していた

横にはベニナギナタダケとシコクママコナが仲良く咲く

今にも朽ちそうな新宮山彦ぐるーぷの玉岡憲明(たまおかとしあき)翁が残した道標がわずかに残っていた
  

ワイワイと休憩をして、尾根を三ツ森山に向かう
尾根は歩き良いし足にやさしい
少し熊用心で爆竹をならす
次の目標は、ヒナノシャクジョウだ
なかなか見つからなかったが一つ見つければ次々と出た
もう花は咲き終わったようだがそれでも嬉しい

 

 シロオニタケとウスタケ 

  

見晴らしは出るがそく同定は出来なかった
それほど久々だ
記事を書くにカシミール3Dで山座を同定してみた

北は入道山と高尾山 電波塔から北はタブン果無の山々が見えているのだろう  別の南側すぐ前は水害や土石流に流された熊野の赤土森山だ

  
 山を楽しみならが探せばヒナノシャクジョウが出る
その先にはマタマタチャボホトトギスが群生する
踏みつけないようにと用心しながら斜面で花を写す

  

キッコウハグマやバイカオウレンも多く有った
春も綺麗に花々が見られる山のようだ

  
 
急傾斜やトラバースとソコソコ難路だが、経験は凄い年月の老人隊ですが油断はしない

体力的にはもうこのくらいと、三ツ森山を踏まずにお昼を楽しみ引き返す

  

ツボミの硬い物もある
もう少し花は咲き続けるかも

コテングダケモドキのキノコ

  
 
帰りも花を見つけてはパチリパチリ

  
夢中に写真を撮り続けた
尾根を外してしまった事に気が付かない
蜘蛛の巣が多い事に??と思い出し、手っ取り早くヤマレコの軌跡を見た
アラー
熊野(イヤ)谷側に下っていた
アララ、すぐ下に古道が走る
古道を掴み、半作峠に登り返す


熊野側の古道横には、これでもかとヒナノシャクジョウが咲く
よく似た仲間の、ホンゴウソウも有るのだろうと、目をみはらすが見つからなかった
タブン有るような気がしている

半作峠で一休みして、登りで写せなかった小さなキノコを写しユックリと休憩をしながら登山口に下る

  
 戻る