千早古道整備とツルギキョウ
2024/09/17
二人




廃道寸前だった千早古道をコツコツと整備して復活させたシルバーボーイさん
最近はマウンテンバイクのコースとしても整備されているようだ?
コース的には優しい道だが見晴らしが無いのと、一部道が細くなっている
山の経験が有れば大した問題ではないし、花が好きなら季節には花類を楽しめるだろう


今回は生えこんだ草を刈り取りかぶさる笹を切、ツルギキョウを保護する目的で整備した



上の地図右下の参考記録のページへをクリックで、ヤマレコ記事に飛びます ↑

 駐車場は融通念仏宗の西恩寺の駐車場で、シルバーボーイさんと待ち合わせて
西恩寺の和尚(尼さん)に駐車の願い挨拶に行く

和尚は駐車は勝手に置けばよいと言ってくれるが、行くたびに話が長い
私も長く書きそうだから、チョットリンクを貼り付けます

夏は青々と緑豊かなお寺だが、秋は紅葉がとても綺麗そうなお寺です

  

境内の北向き地蔵にお参りすれば、子宝に恵まれると言う和尚だ
好きな時に手を合わせればよいとだけ言い、まあ御参りは勝手と言う
お堂裏に子宝の果物の石榴が多く生えてきたとも言った
マア、楽しい和尚で一度お経を聞きたいと思った

一度秋にでも来たい気がする


和尚の話は長い
車道から千早古道にと入るが、整備すれば西恩寺前から古道が有るようで地形図には載っている
今日はいつものコースで千早古道に入る。グーグルでその位置を載せておきます

https://maps.app.goo.gl/m5RSxetFroq1E7Tj8 

分岐を登り直ぐに古道らしく地蔵が出る
いつも綺麗に花木が添えられている地蔵様だ
道成に登ればアスファルトが切れるころは、奥地の畑と言う感じだが、どうやら耕作を止めた感じがする
その先で細い道が分岐する


  

分岐は左手に傾斜の道を登る
直ぐに草が生えない道になり、何方かが整備をしてくださっているようだ
クネクネと登る道に出た。
小枝を祓いながら登る

  

同行のシルバーボーイさんは花の種類や名を教えてくれるが、残念な私です
直ぐに忘れる

ツルボ  アレチノヌスビトハギ コバノギボウシ

  


見分けもつかないような小さな花の名を言うが、駄目です。覚えられません

ヒメガンクビソウ↓    古い千早小学校生徒の道標がかろうじて残ります

  

はみ出した羊歯や草を刈り取り、私は小枝をチョキチョキと切り落としルートを作った

  

もうこれが最後だろうと思われる道標を木に括り余命を永らえさす
読図から、西恩寺前に出れる道を踏査してみよう話がまとまるが、今は時期ではない

  

少しづつでも手を入れれば道は残るものだ
マーク類は少ないが、道標と道跡で千早隧道に出る事が出来るだろう
桧に雷が落ちたような跡が有る 😲
  
 
見晴らしなどは無いが、古道を感じれば里山好きな方達には最高の小路だ
今日の目標のツルギキョウの付近は笹がやや多い
ツルギキョウは、倒れ掛かった笹に巻きつき、笹が倒れれば困った話になるかもしれない

絶滅危惧種第一種はもうないかもしれないと思われるほど貴重な植物だ

絶滅危惧種第一種とは絶滅の危機に瀕している種で、現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用する場合、野生での存続が困難な種を指します。
  

成長が早いのか、蔓が笹(しのべ)に巻きつき何所が根やら分からない
この付近は、笹や草を刈り取らずにおいた

あと50m程度で小深への分岐です
分岐まで軽く整備して、残りは次回とした
千早隧道側にも貴重な直物が生える
何時までも残しておきたい気持ちだ

  

作業中のシルバーボーイさん

空模様が怪しい

花類の話などを聞きながら引き返す

コショウの木 山芋の花(めしべ) コガンビ
  


ヤマハッカ、ハッカの香りがするのだろうか
コショウの木は綺麗な花と香が良い事は知っている
何時までも忘れられることが無い古道として残ってほしい

  

ゲンノショウコは薬草かな
西恩寺で少し休憩をして帰路についた
 

戻る