世界遺産道
三谷坂から小都知ノ峰と丹生都比売神社
下山はバリエーション
20241105
二人



世界遺産に追加登録された三谷坂を登った
丹生酒殿神社から取りついたが、無かった駐車場代わりにトイレと小さな休憩場所が有る道の駅ができていた
鎌八幡神社の鎌の柄は腐り落ちて新しいものは無い
銀杏の紅葉もなく丹生酒殿神社はヒッソリとしていた
前回もそうだったが、参詣道はほぼコンクリート道ですが、登るにつれ水苔が出て歩くに滑る
登りすら注意して登った。道の痛みを治すことは少ないらしい
事故を防ぐ意味から水の流れ込みくらいは止めてほしいと感じた
 
  

道の駅に止め鳥居をくぐり大イチョウが見える丹生酒殿神社に向かう

神社に手を合わせ
神社裏の鎌八幡神社を見る
鎌の刃をイチイ樫の木に打ち込み願うとの事ですが、欲はかなわないとか

道標に従い登るがコンクリート舗装の農道の道が世界遺産となった感じだ
 

直ぐに宮滝が出るが、道からは見えないし、滝には行けないようだ

思った以上に急傾斜で農家の方がホンダスーパーカブ70ccで登ってきたが、
殆どアクセルを回さないで、ゆっくりと登るさまは世界のスーパーカブの力強さを見た
本当にすごい

急傾斜だ

  
コナラの木だろうすごい木こぶが出来ていた
道は古道を感じるでもなく舗装で登るが、廃園が目立つ
マツヨイ草がいちりん咲く
柿畑は取り残した柿に鳥が熟した物をついばむし、葉の紅葉は美しい
そんな畑中の道沿いに笠石が出る
 

 
 道成に登る
分岐には道標が有り道間違いはないだろう
目ざとくアケビを見つけるsunaoさん、ちょうど熟している
本当に自然の味だ
道沿いに鉾立て石と経文岩が出る
 

道成に登れば今度は涙石が出る
今は泣いていないのか水は垂れない

 

涙岩が出るころから道が湿り、水が流れミズゴケが有るのか油断すれば滑る
転べば道はコンクリート舗装で打撲は痛いどころではないかもしれない
ストックの石鎚のゴムカバーも角度が悪いと滑りそうだ
用心用心
  

沢蟹が異常に多い
途中の水切りが埋もれ水が道にあふれる
ストックで掘り起こし簡易に水切りをした

 
大きなカニがでた
舗装が終わればその上に頬切れ地蔵が出る



一つの石に大日如来、釈迦如来、阿弥陀如来の三佛が掘られている
東屋などが有る
椅子は私が座れば折れそうで座れなかった (;^ω^)

道に戻り階段を上る
お世辞にも歩きよいとは言えない
下を向いて歩けば行き過ぎそうな所に案内が出るまっとう岩に、ショウタン此処なんて、マタマタ大汗だ
 

まっとう岩は変哲もない巨石だ
旅人が三谷坂の位置を遠くから確かめた石とのことです
三谷坂道からトラバースで100m??位置程度か

最後の階段を登り切る

 

車道から丹生都比売神社に行かず、道標から六本杉に向かう
六本杉に向かう道は生えこんだところもあり、何かあるかもと斜面を横切れば、有りましたねハナビラタケ
少し遅いと収穫はあきらめた


道成に行かず植林内を通っる
地形図から道を読んだ
  

生えこんだ位置を超えたかと思ったがまだ超えていなかった
蜘蛛の巣を払いながら通る
このコースは登山者は少ないのかな
六本杉から尾根で小都知ノ峰に向かう
テープは打たれていたが、やや倒木は多い
私は町石道よりも尾根越えが楽しい

  
倒木は巻きながら登る
少し下れば町石道から小都知ノ峰に来る出会いが出た
道標は倒れている
やや傾斜のコースに成り汗が出るころに山頂に着いた
  

山頂は祠跡と二等三角点 大筒ヶ峰がある
この山は別名に神武山の名を持ち、地名に小土ノ峰が有る


二等三角点 大筒ヶ峰
北緯 34°16′02″.2991
東経 135°31′53″.7841
標高(m) 683.49

所在地は小土ヶ峰と言う 
ヤヤコシイ所です

ゆっくりとお昼を食べた
 古峠まで下り中道を下ろうとしたが、倒木が多くえーいと斜面を下ると町石124でした
古峠に向かい古峠から直で丹生都比売神社に下る

 

下り道には道標は無い
丹生明神が小都知ヶ峰に降臨して、初めて下り奥の沢に行った道とされている
この道も雨後は良く滑る
虎ロープなどが道横に張られているほど滑った
危険な所は道を外して斜面を下った
  

道を下り切ればT字路に成る
左は丹生都比売神社に行き、右は奥の沢明神に行く

 
この先の茶店でコーヒタイムと思ったが店は休みだ ??
丹生都比売神社に行き下山路を検討する
三谷坂の下りは危険だろう
ピストンを取りやめ、バスはとググれば16時までない
アララ、二時間待ちで茶店も休みだ、車道で下ることにした
所が、途中で破線が近道のように思えた
その場所を見ると、草に隠れて林道が出た
  

最初はよかったが、ブッシュに負けた
GPSを見れば途中の尾根を下れるとみて下る
すると測量杭が尾根にあるではないか
してやったり
地形図とは道が違うが、同じルートで続く
道を追う
 

堰堤横に道が書かれている
堰堤に向かうが、これが厳しい
私は二度滑りお尻はドロドロだ
最後まで道は有ったが、
地形図とは違っていた

  
距離は近いが時間はかかった
でも面白い
後は車道で下る
丹生酒殿神社の大イチョウが見えた
廃道風の小道を下って神社に戻った

道の駅で手洗いを済ませ帰路に就いたが、チョットコースは一般的では無い
反省
天野までの登りなら、早朝下り一番のバスに間に合う時間で車で登り一端下り、帰路はマイカーにすればよいだろう
高野山ならそのまま登ればいいだろう
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