明神山と亀の瀬
2025/01/25
炉端山友会にて
9人

1月例会はJR畠田駅(和歌山線)から明神山を越えて葛城経塚28番亀の瀬、JR三郷駅(大和路線)迄のハイキングです
明神山は一度同じ炉端山友会で登りましたが、山頂を踏む忙しい山行でした
今回は、聖徳太子の話や送迎道(ひるめみち)、葛城経塚28番の経塚めぐりとハイキングを楽しむ
奈良はどの山も歴史的に意味が有るようですが、見晴らしの良い明神山は多くの方が登られる

ヤマレコ



 
 畠田駅9時30分集合ですが、和歌山からは遠い
新今宮kara
から乗り換えの必要がない普通車でごとごとと旅気分だ
グーグルアプリで見える景色や山を確認しながら王寺駅で和歌山線に乗り換える
仲間数人が乗り込んできた
みな、王寺駅は初めてで乗り換えホームに何處だと苦労したようだ
畠田駅前には、聖徳太子の愛犬、雪丸がモチーフのキャラクターが建つ
  

太子道や送迎道(ひるめみち)聖徳太子ゆかりの道だそうな
太子の愛馬は黒駒、従者は調子丸と言ったそうだ

駅前から白山姫神社に向かう
白山姫神社は古木のツブラシイ、小ナラ、サカキ、クヌギ、ヤマモモ などの巨木が森を作り、絵馬堂には古い絵馬が保全されていた

今日のルートには送迎道が有り、お陰参りの伊勢詣でが盛んだったころに賑わったルートだそうな
そのころには明神山に建てられた送迎大神社が郡山藩に取り壊される
送迎大神社の石柱案内の石が半割され階段石に使われているのが歴史を感じた
階段の石に吉野や大峰、送迎大神宮の字が読める

その下に尼寺廃寺跡(にんじはいじあと)が整備されている
広い大きな寺跡で、資料館などが併設されていた

太子道と書かれる道を通る
聖徳太子が斑鳩の里から飛鳥の宮に愛犬雪丸と調子丸従え、愛馬、黒駒で通った道だそうな
又、
斑鳩宮で薨去した太子を御廟のある磯長へ運んだ
太子葬送の道で御廟は太子町磯長に有る

  

山に向かう
取りつきは不動院と言う神社参詣のみちから取りついた
不動院とは途中の修験の瀧の寺の事か
  

不動院から修験の滝にも行ってみた
傷みの有る滝で水も枯れていたが、瀧には霊気を感じた
修復してほしい瀧だった
 

不動院横から参詣道と言われる道で山頂を目指す
荒れているが登るに楽しいと言うリーダーだ
  

倒木や荒れた谷、ロープ補助の急傾斜は楽しいと思うのは私だけかな

コンクリ道に出会う
 
コンクリ道はお塚道とへんろ道の出合とか谷越えがへんろ道で尾根ピーク越えがお塚道だ
 
山頂は直ぐだ
途中で大和川右岸が地滑りをしたと言う看板が出る
なんと山が30ⅿも崩れ落ち大和川をせき止めたとか
見た目は傾斜は少ないし山も低そうだ



今日は展望台には登らずに直ぐにお弁当だ
何人かは登っていた
  

山頂の水神社は葛城経塚28番に入っている
 送迎道の分岐は見つけにくいだろう
埋もれたような小さな石柱から笹の中に入ってゆく

  

  

送迎道には鉄山行者の案内が出る
案内は明神山方向に記されていた
出口は作が有った

車道を下り大和川を渡る
  
 道標で右岸位置を歩く
亀石の写真ポイントとの案内からさらに一段下がる観光道路に下る

なるほどよく見る亀石が出た
 

亀石は一部が水面に出ているようで下には岩石が有ると言う
その亀石が動けば災害が起こると言う言い伝えがあるそうで、昭和七年の地滑りで、川中央に有った亀石が右岸方向に移動したとか

亀の瀬の阿字門(あじもん)に行く

一番から回る順峰と28番から回る逆峰が有る
どちらが始まりと言うわけではない意味の亀の瀬の阿字門(あじもん)が新しくできた
 
龍王社に参拝する
私はこれで28宿を回ったことになる
何年かかったのか、23歳ごろ和歌山の墓の谷行者堂に参詣してからだから54年かかったことになる (◎_◎;)

長い階段を登り龍田道へと入ってゆく
 
地滑りで古道が消えたのか、写真の階段を登れば龍田道へと入る
 
舗装された龍田道だ
歴史の感じも濃く、通の八幡神社や地蔵堂は歴史を感じた

  

道は団地となり車道となる
長い10㎞の道も、ワイワイと歴史を探せば疲れはない
解散の三郷駅から新今宮迄各駅停車に揺られて行った


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