高野山

奥の院から魔尼山、古宮岳、楊柳山
2025/02/09
単独



各所で大雪警報が出る
高野山も雪が多いかもと車で行くことをやめ九度山駅から電車で高野山に向かう
九度山駅から高野山に電車利用の方は少ないが、一人の方が通勤利用で乗る
山頂の様子をうかがった
バス専用道路は傷みが激しくバスは揺れ危険だと、一般道から大門経由で中の橋に向かうと言う
予定は狂った
女人堂から街中を歩き雪景色を楽しみながら奥の院に参詣する予定が
一の橋から御廟に行き、魔尼山、古宮岳、楊柳山と回るに変更だ
ココヘリ届も別コースとして届けていた

ヤマレコを埋め込んでおきます

 二両編成の普通車は半分程度の乗車で余裕で座ることができた
車内で、スパッツや登山靴を履き準備する
駅で乗り合わせた方は山には詳しいし、川口慧海の関係寺院にお勤めのようだ
何やら話が合う女性でした

まごまごする私をケーブル高野山駅のエレベーターが近いと教えてくれた
なるほど、駅も新しい設備が出来ている

駅前は思ったより雪は少ない

バスはチェンをはめる車に、街中コースはスタットレスだ
満車のバスは中の橋に向かうが、大回りの一般車コースで大門周りでした
ユックリと20km〜30km程度のスピードで走る

今日は殆どは日本人の観光の方達だがインバウンドの方もチラホラと見る
 一の橋から参道を通るかたは少ない
私と二人が下りた
一の橋にも公衆トイレは有り先ず用足しとトイレに入る

 

距離は長いが一の橋からは見どころが多い
山内の地蔵様は毛糸の帽子にエプロン姿が多い
決まり事かどれもが赤色の帽子にエプロン姿だ

時間が早いのか雪に踏み跡が無い
今日の目的が一つ達成した !(^^)!

  

前方から若い白人女性がすべて白い服装で階段を下ってきた
モウ、雪女と口に出そうな真っ白い姿は感動物で、喋れない英語は、オー、ベリーホワイト、ウエアーなんて、恥ずかしい
ニコリと笑顔がドキッとする美人でした

現役時代の創業者の墓に手を合わせた
芭蕉の句碑まであるとは知らなかったが、新しい墓は何やら気が抜ける
会社のコマーシャルを感じる物も増えたようだ
 
良い写真でも取れないかと墓内に入るが、思ったほど雪をかぶらない墓
参道に戻り、弥勒石の持ち上げに挑戦するが、石は持ち上がらない
 

奥の院は工事中です
奥の院裏の御廟に一礼して引き返し、最短で魔尼山に登る

  

最短コースは途中の谷は荒れている
まっいいかと、登るがトラバース道は滑れば危険と、久々に8本アイゼンを履く

アイゼントレ全く無く久々のアイゼン歩きはぎこちない
魔尼峠で一休みで登る
  

予想よりも雪は少ないが、乾いた雪は雪鳴きを聞かせてくれる
何やら雪山気分が出た

一人が先に登っているようだ
山頂は風もないが樹氷は育っていない

直ぐに楊柳山方向に下る


もう少し雪があれば歩きよいが、アイゼンの爪が土に刺さっているようだ

見れば、古宮岳は何方も行っていないし雪も多そうだ
古宮岳経由で楊柳山とした
  

少し雪が深い
雪鳴きはやや大きくなった気がするが、やはり雪は少なく一歩一歩鳴くわけではない
尾根に忠実に登れば、測量点1002mの古宮岳に着く

そのまま引き返さずに途中から、旧生活道の黒河道にバリエーションで下った
雪は少ないが、アイゼンは効き安心度が増す

  

マア、激下りだが面白く遊べた

下に旧黒河道が見えた
なるべく登りを少なくしようと、見えた所でトラバースで黒河道に出る
 
黒河道は残る所もあるが踏み跡もないような所もあるが、マダマダ道として残っている
倒木の処理は無い

マアお疲れな私は一歩づつにユックリと黒河峠を目指す

 

黒河峠には本来の黒河道だった証の石柱が残る

久保から仏村、黒河村、平村と登った道だが、今は荒れて通行はできないようだ

楊柳山への登りはへとへとの状態だが登り切った

 三等三角点 楊柳山

二人の方が昼食中だ
話せば和歌山のご近所さんで話は弾んだ

反対周りの方が一人来られたが会釈もない

私も軽食で下山にかかる

子継峠は遠いと下り切ったコルから中道で三本松に向 かう
誰も利用しないのか踏み跡はない
笹の雪がかぶさるがそれも楽しい

  

下り切れば林道で三本松まではアイゼンは外さなかった

  
 三本松は、昭和天皇のお立ち台が有る
広い三差路の三本杉で、アイゼンを外し車道を奥の院に向かう

  

適当に参道に戻り中の橋に下る

よく見ればツリシュスランが雪の下に耐えている
年々少なくなるが今年も花を見せてくれるのか、巨大な千年杉の上に咲いているのだろうか

  

ツリシュスランと化粧地蔵、中の橋の信号
 
中の橋からバスで高野山駅に帰るが、ほぼ満車だった

駅に着けばトイレ時間もないくらいでモノレールは下る
商売が下手なのだろう、南海電車だ。
チョット時間の余裕で土産物くらいは買えるのだが

階段が苦手で下れば直ぐにケーブルカーは下る

  


極楽橋駅は朝よりはやや雪が少なくなっていた

電車は天空電車に特急高野と普通車が止まっている

九度山駅は普通車の停車駅だ
普通車で下る
急カーブを車輪はきしませ音で下ってゆく
回生電車は発電抵抗をブレーキ力にしているエコ電車だ

次回は極楽橋から歩きたいものだが、体力は落ちるばかりのこの頃だ

 
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