奈良市都祁の山

都介野岳、新所原山、貝那木山、野野上山
2025/03/09
ショウタン

 
大和青垣の山々
奈良山岳会編の古書から、大和、奈良の里山を楽しんでいる
何度も通り、付近の山々は登るが都祁は高地にあり、山々は100mも登れば山頂に着く山が多い
80歳オーバーの登山に取って置いたが、山仲間が面白いラインを送ってきた
ここは、大神神社の奥の院ですかと訪ねる。
??
巻向山やダンノダイラなどは直ぐに出るが、野野上山は思い出せず、大和青垣の山々を読み返し野野上山を知った
山友さんに軌跡をねだり、オー上手く歩いていると行きたくなり速山を目指した
同じコースも良いが、距離を締め時間的に行ける山を組み込んだ



クリックすればヤマレコ記事に飛びます👆
 駐車場は有るようで無いのが奈良の山々だ
今回は山友の知恵をお借りして、三陵墓古墳群の駐車場をスタート点にした
細い道の奥にある駐車場は369号線側から入れば見つけにくかった


冬季はトイレは閉鎖されている
私は、針道の駅で済ませた
駐車場入り口から都介野岳(つげのだけ)を目指すが
車道に都祁野岳の道標が見え、教えてもらったコースではないが、行けると判断して、都介野岳を目指す
  

地形図通り道が出る
いつもなら、仲間に読図を任せるいい加減な歩きをするが、今日は単独で手に地図を持ち、今は此処等と爪で位置を抑える

それでもコースを外しかける。
直ぐに気が付いたが、先が少し心配だ ( ´艸`)
  

道標が有ったようだが朽ちてない👆 ここは左だ
林道風の道を登る
早く歩かないが、呼吸は荒い
階段が出て、道標が出る。一番いやな階段だ。
途中に役行者の祠が出る

登り切った山頂は城跡だろうか山頂は平らで、何かを祀っている建物が有る


山頂の三角点

都介野岳
北緯 34°35′06″.3762
東経 135°57′33″.0892
標高(m) 631.16
お堂は何か不明です

地形図には南に破線が書かれ50ⅿ程度下を山仲間の軌跡が通る
一応コンパスを合わせて、熊笹の中を下る。急傾斜だ
 
山仲間の軌跡の上に立ち、新所原山に再度コンパスを合わせなおす
ほぼ南に、向かえば林道風の道に出て踏み跡か?ピークに向かって登った
熊笹は薄く測量杭に沿えば山頂に新所原山の看板が出た
ピークらしからぬ所だが、最高所だろう所だった

引き返し、最短で下れるだろう尾根を選び下るが、尾根先が下れなければ引き返そうと熊笹の中を歩く
尾根先の植林内は笹もなく、少し急傾斜だが杣道らしい跡で下った

頂いた軌跡の上に立てばハッキリと道が有るが、道はぬかるんでいた
横に踏み跡が有ったので、同じ所に出るだろうと踏み跡を追った。
同じ所に出て道が広くなり、車道に飛び出した
  

車道を行けば貝那木山らしい山が見える
国道に出て取りつきを見逃さないように注意だ

 

林道風の舗装路が取りつきだった

分岐を間違わないように注意しながら登る
大した傾斜でもないが、息切れがする (゚д゚)(。_。)ウン

林道風の道が狭くなり、後100ⅿと書かれた杖入れが有った
信じて登るが、急傾斜だ。手すりなどが有った
  

山頂の少し下に広場が有り意味不明の灯篭と石碑が出た
建物もある
入り口には城山多田氏供養塔の碑が有った
意味が解らない

山頂の削平地に登る
中央付近に三等三角点 と山名の石柱が建つ


貝那木山

三等三角点 点名 白石
北緯 34°35′22″.5299
東経 135°58′03″.1712
標高(m) 597.26
下の平地に有るお堂?で行動食をいれ、少しロングで休憩だ
 100ⅿ下の分岐に有る姉妹神社横から下る
道は良いしLED街灯が幾つか点灯している
水場もあった
 
  

国道に出ると、バイクや車が多くなるべく早く静かな道を選んだ
正面に野野上岳が見える
頂いた軌跡地図を見ながら野野上岳に向かう

思ったより道は広く舗装もある
少しGPSで現在地を確認した

  

山裾道に入れば別荘地(キャンプ場)が有った
人がいて軽く会釈をしてくれる
 ここだろうと、野野上岳のすそ野に有る杣道?に入る
幾つかテープが見られるが登山用かは不明だ
頂いた軌跡から、仲間が登った位置を確定した

  左が頂き物右が軌跡

マイコース


  

地図から少し先のコルから登れば緩やかと思って登ったが、これは大間違いでした
後少しは、切り立っていて、登るには登れたが、下りはモウロープがほしかった

 山頂の磐座に白蛇が住む伝説が有る
   
後は障子原山と雌神岳の位置探索だ
先に障子原山を探る
思ったより熊笹は少ない
地図を見ながら歩きよく歩く
アップダウンは緩やかだが、息切れが有りなるべく平地を選んで歩く
杣道らしいものを見つけては行けると信じて行けば上手くルートが取れ、障子原山らしい所に行っても目印は無い
最高場所とは限らない、小さなピークや二カ所を探っても何もない


マッ」、最高所だろうと満足で、雌神岳に向かう

コレもアップダウンは避けて緩やかにピークを狙う

間違いようのない尾根上のピークは雌神岳です
下に雄神神社が有るはずだ
位置確認のためにGPSを開くが??、山頂ではない
自分の立つ位置は山頂で、左右は傾斜地だ

いまだ不明だが、何故軌跡がおかしいのかはわからない

  
 引き返し、谷から最短で雄神神社に行く
谷奥には家マークが載るから行けはずと、笹の中を歩けば、踏み跡も感じ、ビール缶などが落ちている
少し、歩きにくい所もあったが、家マークに出た
そこは、蛇の鳥居の神社の奥だった
ご神体のようなものが有った

中に入るのもいかがかと、溝沿いを下り鳥居前に出た
  

鳥居前から直で雄神神社に道が続いている
  
 
雄神神社は、大神山(三輪山)の奥の院とか
ご神体は野野上山そのもので、神社は禁足地と言うが、近年まで岳登りをしていた村人も多いとか
今は、登山者もいるようだ
拝殿を見て見た

 

山裾に有る磐座に手を合わす
自然崇拝の原型が残っている

大神神社と同じ形態の神社だ
どうやら、出雲族との関係が有るように書く記事もある
金銀銅鉄を取り出せのだろうか
扁額には、金銀銅鉄と書かれていた
 
後、見たかった休みどころの小さな森だ
なるほど、田の中に残る4つ残る

 

国津神社から雄神神社にお渡りするときに神様が休憩した位置とか

言い伝えや歴史は面白い

国津神社の駐車場で遅い昼食を取ってデポ地に急いだ

  

都介野岳、野野上山、三陵墓古墳群駐車場
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