恋の谷から烏の塒屋山
20225/12/18
2人



烏の塒屋山とは神武天皇が東征の時に道案内した烏が塒にした伝説からの山名とか
烏の塒の山は、鳥屋の字であらわされますが、塒屋でトヤと表記されるのは別に意味があるのでしょうか
伝説とは面白いですよね。今は史実より山に登るルートが面白い山と思うのは私だけかな m(__)m

烏の塒屋山山頂



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車を〒633-2144 奈良県宇陀市大宇陀栗野ときわ老人憩の家Pに許可を得て止めさせていただいた
台数が多いときはときわ老人憩の家から北に300m程度の国道370の凸地にも止められます
凸地 (消防小屋前は駐車不可)

国道を歩き恋の谷入り口の林道分岐に向かう


舗装道を入り地形図から、今は何処と地図に爪を立てながら現在地を探るが、マアGPSを見れば早いね
ゆるやかに坂を上る
途中の斜面に祠が出て、峠を下れば道の分岐の山肌にも二社の祠があった

 ピンボケ

恋の谷に入り、地図に載る民家が存在するか確かめた
恋の谷北側の家を見たが有り、民家の墓らしい処の花も新しく、住民だった方が守っているようだ
さてとりつきはと?検討するが、車のわだちがある北東側の民家道を選んだ

 

北側民家と北東側民家前にも轍などがあり住民だった方が来ているようだ
休憩で地図を眺めてコースを見る。経験やヤマレコの足跡から鉄塔を伝うのがよさそうだと判断した
北東に道が伸びる。確かめに入れば鉄塔道標が出る
奥に道が伸びて墓が出た

 
北東側に電線が曲がる位置の鉄塔がある
ヤマレコの足跡はその鉄塔に谷道から登っている
谷道が管理道かもと谷側に入るが、鉄塔に行き分かったことだが、墓地前から尾根に入れば尾根に道がある事を知った
谷道を登れば、鉄塔が見えだすが道はない。
30~40m上に鉄塔が見え、薄い杣道らしいところから尾根に登れば管理道が出た
  
鉄塔先からマークが増える。
境界尾根に登るもいいし道通り登るのも良い
一番道が良いトラバース道を道なりに登ると、各所にマークがあった
注意点は森林関係のピンクテープを登山道と間違わないことでしょう
テープだけを信じ無いで、地図と見合わせ、ここからはどう登るなどと考えることが大切だろう

道が曲がりながら尾根に誘ったマーク
尾根を登り切れば二つ目の鉄塔が出た

 

ここまでも傾斜は強かったが植林囲いの網が出る尾根は足元も悪いし傾斜も増す
ふー
登り切れば烏の塒屋山に飛び出す

 

梵字の石があり三角点は山頂のはぼ中央にある
三角点位置は吉野町と大宇陀町にまたがっている
大宇陀町栗野トウラ641と
吉野町柳ウラ1000の1にまたがる
誤記載か柳側はウラと成っているのは??だな

等級種別 三等三角点
基準点名
北緯 34°26′22″.3315
東経 135°55′29″.2460
標高(m) 659.03
山頂でお昼を楽しみ下山コースは大蔵寺の尾根とした
下調べでは大蔵寺は寺内には入れないようだが、墓地に続く道は行けるかもと期待していた
グーグルも車は入っている
ところが、墓地コースも立ち入りができなかった
地形図から、黒実践は村中ににも下る、万が一ダメでも標高差はない
道には出れると思っていた。

山頂から竜王山方向に下るが、これが激下りだ
私たちが山頂に立った時に、男性たちが竜王山に向かって下って行った

  

竜王山方面の激下りは変わらないが、踏み跡はもう道のようだ
ただ直下だと立っているだけで滑りだす。小さくジグを切り滑りを抑えるコースができていた

下り切り尾根を進めば鹿除け網が張られた尾根を進み、小さなピークに登るがこれが激登りだ
標高差は無いがふー、力が無い
下って登れば小さなWピークがあるだろう地形図、ここから大蔵寺に道があるはずと見ていた
とにかく下ってゆくと、はっきりした道が目標ピークの下を巻く


出合いにはマークは無いが踏み込めば明らかに登山者のマークが出た
これは大蔵寺の上に伸びる道につながるかもと行くことにした

  
道はさらに良くなりマークが出る。少し古いが登山者がつけたものだろう
道にではなく植林内への立ち入り禁止看板が出た
人が通るから植林に入るなとのことだ、これは杣道ではないと確信する
植林記念の記念碑などが出る

その先で道が分岐する。
分岐の道は栗野の谷側が濃いしマークも見て取れた
方向から大蔵寺は左手の方向とトラバース道を進む
直ぐに大きな倒木が出てあららと倒木を巻けばその先は道が良い
しかし、マークが消えた
地形と方向から大蔵寺側に向かいGPSは破線道に乗っていた。行ける
相棒がショウタン、と指をさせば立派な看板が出た

 
看板には手洗い谷とあり、弘法大使が御手洗の地とある
木の囲いは井戸か泉の後だろうか
その先まで道が続く、登ってみれば音羽三山が樹間に見えた

道に戻り
黒実践になった道は良い
地図にある建物マークは貯水か上水道のタンクのようだ
その先で大蔵寺が見え現在地が分かる
  

大蔵寺の墓地側の道に入ってゆけば、やはり立ち入り禁止のゲートが出る
何を書いているのかにぎやかだ

少し戻る
集落に下る林道を下る。道は良い

途中のカーブで道が広いところがある
そこからの尾根の尾根を下れば近道だ。そこを下ってみれば近いが思ったより急峻だ
時間的にも道なりと変わらないと思う
  
左の写真は尾根下りの分岐取り付き


下りには問題はないがお疲れショウタンはフラフラだ

林道に出るもあららゲートが出た
見てみれば鍵もなく、網の間から閂が外せた
外側には何方でも通れますと書かれていたところから、寺関係ではなく地主か村がハイキング道指定をしているのかもでした


国道に出て、老人憩の家に向かう
国道はハイキング指定のようで休憩所や案内地図が出る
私はウチワサボテンの実が気になった
  

村中の道から国道出会いとサボテン

ときわ老人憩の家ついた

少しブッシュや道迷いなど有るかもとスタートを早くしたが、簡単に周回ができた
時間も余り、宇陀の道の駅で買い物などの余裕ができた

尾根は何処も急峻だが倒木に悩まされたコースも道は良くなりつつある
知らなかったが、
烏の塒屋山は奈良百遊山に入るとか、100の山を調べて見れば、後五山も登れば私はすべて登っていた
山は名前で選ぶより地図から選べばより楽しいと思うのは私だけだろうか
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