炉端山友会でアイゼントレとムンター半マストで下降訓練
2013/12/21
アイゼンでの歩行や岩登りの講習を受けたことがなかったショウタンは今日はじめて正式な講習を受けました

まず、アイゼンの付け方ですがチョットした事で紐が緩まず、又長すぎる紐を止める方法等は目からうろこでした

又、傾斜の歩行訓練は、固い足首のショウタンでもやれば少しずつ出来るようになりました

雨の中でのより実践的な訓練は楽しく又それなりの収穫が有りました。訓練はするもので覚えるものではないと思います

ショウタンでもきっと上達すると信じてこれからも頑張りたいななんて思います

講師のLeoさんが掲示板で再度文面で講習内容の一部を要約してくださいました

以下そのコピーです

言葉を覚えることは、技術習得の基本中の基本になりますので、ほんのチョットだけおさらい。

ピオレ カンヌ(ピオレはピッケル、カンヌは杖の意)→ピッケルのアッズ(ブレード)を掌側にして杖のように持って使かうこと。

ピエ マルシュ(ピエは足、マルシュは歩くの意)→最大傾斜線に沿ってまっすぐ普通に歩くこと。

ピエ アン カナール(カナールはアヒルの意)→アヒル足で歩く(日本語では逆ハの字)。

ピエ ア プラ(プラは平らの意)→英語で言うフラットフット。

雪山では登山道の消失や雪崩のリスクマネジメント、ラッセル疲労軽減等々のため、できるだけ最大傾斜線に沿って登りますが、ピエ マルシュでは急傾斜でピエ プラを維持できないので、ピエ カナールに移行させるわけです。

言葉を覚えなくてもいいと書きましたが、本当は、言葉を正確に覚えてもらえると、技術習得のスピードが増しますし、技術も正確に身に付きます。
その証拠に、谷足のつま先の向きが、以前教わったことと、今回私の教えたことと全く逆を教わったという話を今回のトレーニングで聞きました。
そんな間違ったことを教える人がいるとは思えないので、別の歩行術か記憶違いだと思います


小さな会の炉端山友会ですが、それぞれの先生が会員におられます。体験山行や、入会はむつかいいことを言わないのが特徴の

炉端山友会、自分のため、仲間のために山岳保険に入っていることが入会の条件ですが、これは全くアタリマエのことです

このページに突き当たった方で興味の有る方は炉端山友会、のページを覗いてください

今日の訓練の様子をPicasaにアップしました。レンズが曇った写真ですが何かのお役に立てればと此処にリンクします