熊取町雨山で読図と歩荷 2015/08/26 単独 |
総時間11時から16時 5時間休息含む |
雨山は大阪泉南郡熊取町にある城山史跡の山で熊取町が史跡指定した町民ハイキング登山のできる山だ 今、山域は泉佐野市との境界が走るが山に城があったころはそう言う物は無かったのだから、山全域が城だったのだろう 雨山は二回目の登山、前回の記事に看板から少し歴史を載せている |
車は泉佐野市土丸の水呑地蔵に置かせていただいた。 水呑地蔵から見た土丸城跡ピーク 水呑地蔵の謂れと多くのお社 みずのみじぞう
■ 水呑地蔵土丸水呑にあり、正式には水呑清水地蔵といいます。昔、この泉には大蛇が住んでいて、高野詣での旅人や近くの住民を苦しめていたところ、ここを通りかかった弘法大師により封じ込められ、以来大蛇は白住龍神王と呼ばれる地蔵の使者となり人々を守護するようにこなったと伝えられています。泉の水は大師の御加持水として万病や子授け、安産に利益があるとされ、今でも清水が湧きだしています。 |
高速下に向かって府道62号を歩き、高速橋梁の巨大な橋桁下から取り付く。 コンクリ舗装を100mも歩けば植林になり地道に成れば直ぐ左に関電鉄塔管理道マークが出る。 推薦の登山道は、さらに奥に登山道標識が有る。前回はそこから登ったが、管理道登りのほうが急坂だが景色は良かった 大汗を流す急階段を登る。登れば岩質の尾根と成り景色は最高だ 途中に出る小さな岩を、クライミングから体感した足で登るの復習だ。小さな岩場も楽しい |
高圧鉄塔が出て、さらに見晴らしが良くなり大阪湾から、淡路島、明石海峡大橋、明石から六甲山まで、大阪平野に関西空港、見晴らしは大汗の最高のごほうびだ。 尾根そのものも美しく急坂の大汗も忘れてしまいそうだ |
登りきればフラットなコースだが、尾根までの斜面は岩陵や岩質を好む潅木が、その厳しさを見せる 順次、斜面を登り雨山を体感したいと思っている。 クライミングや、バリエーションの良い練習場所だろう。 尾根を歩くと羊歯が出るが、踏み跡は濃い道だ 植林内で通常登山道と出会う 出会い 小さな勝手道標があり雨山に向かう。 整備された登山道だ。南側の景色が美しく、史跡に指定された日根野荘園の大木地区は美しい 小富士山を見る 井戸跡が出て山頂に向かう。 山頂には東屋と祠が有り、整備が良い 東屋裏下側からの見晴らしは最高だ。祠でラーメンをすすっていると、麓民が25分でハイキング道を登ってきたと言う 地図、黒線の道だそうだ |
一段下の広場から月見亭にでて尾根を永楽ダムに下り登り返す予定だったが、ウン、踏み跡が、なんて目ざとくその跡を見つけ読図すると。どうやら尾根で下るようだと判断して、薄い踏み跡に入った。 悪い癖だ。 月見亭から見る日根野荘園付近 西ハイキングコース看板から踏み跡に入る 小さな小枝が払われた踏み跡道だ 9mmロープ15mを持っている。何が出ても大丈夫とバリーエーションを楽しんだ と正面が開け、最高の尾根が飛び出した 尾根を歩き次のピークで読図すると下に小道が有りそうだ。マイルートで下ろうか悩んだが、ふみ跡を探す事にした 多分尾根を下るのだろうと予測を立てた 最初は尾根やら踏み跡やらわからなかったが、時々テープが出る。 何処もかしこもすき者がいる。途中で尾根を外して、腰まである羊歯に突っ込んだ 何とか立っていられる斜面、ふと左手を見ると細い尾根が見えた。 登り返すと時々木がはらわれ、テープとそれらしい踏み跡が出た。 途中に名前をつけたいような小さな岩が立っている。誰かが登った形跡が見られた 下りこんでゆくとやはり小道が出て読図する すき者たちが登る小道のようだ 谷名は皿谷と言うとかかれ、下ると林道になった |
地形図と一致した。 さて登り返しはと地図を眺め、鉄塔番号道標に沿って谷を登り返す。軽四輪なら通れる道で、獣わなが仕掛けられていた 地図どおりの地形だ。読図に違いは無い 鉄塔での高圧線に位置を合わせ正置した。 鉄塔番号が読み取れる。どの鉄塔位置も見晴らしが良い ハイキングコースに向かって登り返す。 ハイキングコースも幾つかに分岐しているようだ。 |
雨山に向かって登り返す よく踏まれた道は歩きよいが、国土地理院に乗る墨破線道はすべて生きているようだ。 東側の山のピークに展望台らしいものが見える。何だろう。又行って見たい |
途中の測量点やふみ跡の位置を読図しながらすきもの達のルートを予測して楽しんだ ハイキング道は景色も良く道も良い、初心者なら楽しく険しくと言った感じか? 前回下った分岐が出て雨山や土丸城跡ピークが綺麗だ 途中月見亭で休息して土丸城跡に向かう 登りとの出会い 月見亭休憩所 |
土丸城跡ピークで草のため下山ルートを??と感じて山頂に立たずに下山尾根にコンパスを取った。 手抜きをすると、コンパスは尾根を外す所に方位を指した。 山での手抜きは低山でも怖いものがある。 マア、経験した道だ。こちらかなと下ると濃い踏み跡が出た |
ハイキング道として整備がある下山したルートだが、クネクネ階段の急傾斜、ショウタンには十分な歩荷、ソロソロ肩に食い込んだ古いリュックの肩紐、慎重に下山した |
水呑み地蔵で手を合わせ、下山を報告した。 |
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