神通から根来寺縦走
東屋峰、倉谷山、上朽仏山
2014/12/30

神通08:30-菰坂土仏林道11:30-中畑峠11:50〜11:25-陰地原13:15-480m倉谷山-経塚稚児ヶ墓、13:50小休止-上朽仏山14:45〜14:50-新土仏峠15:05-根来寺16:10
総時間7時間40分
2014年の閉め登山は、紀の川市神通の東屋峰から中畑峠、クモ宿峠、小谷峠と菰坂土仏林道を歩き、古いエアリアマップから480m倉谷山を確定して、倉谷山と呼ばれる稚児ヶ墓、葛城第五経塚に行き、三角点土佛の乗る、上朽佛山からウルトラブッシュを濃いで、新土仏峠に出て、岩出元気の森、谷コースを通って根来寺に帰った。
一台を根来寺駐車場にデポして、神通温泉前から中畑に入り直ぐの、浦上橋を渡り、葛城行所の浦上神社下に一台を置いた
丁度、登山口で地主が通り、道の通行許可と通行ルートを教えていただいた
ホウソ谷に入り二つ目堰堤の下付近から尾根に取り付けとのことだが、道は無くなり、斜面を這い上がった
  
浦上神社の前を登り右手に墓地(地図卍か?)を見て谷に入る
道の行き止まりに大きくそびえる堰堤右手斜面を這い上がったが、どこかに地主が言った道が有るかも
尾根に出ると、ソマ道が有りルンルンと登ったが、一部は三つ葉ツツジが邪魔をするブッシュも有った
 
林道突き当たり                     斜面を這い登る

 
尾根に出ると踏み跡や、花木を取ったはさみ跡があり道らしいものが有った
マッタケ山かもしれないと感じた。どこかに登るルートがあるかもだ
尾根ピークに、三角点、万蔵谷が美しい姿であった。古いマップには、ここを東屋峰と書いている

等級種別 三等三角点 基準点名 万蔵谷 北緯 34°18′50″.4970 東経135°22′11″.7607 標高481.88
埋設 明治36年5月27日
大峰の南奥駈道にも、千種岳の位置が不明で、今も捜し求めているが、エアリアマップではこの北東の小ピークを千種岳としている
ここを確定しようとその方向に向かうが、採石場に山は削られ、山そのものが半分しかなかった
 
採石場に出て千種岳を見てみたが、行けそうに無い
犬鳴山や、葛城の山々の見晴らしは最高だが、採石場が営業日は危険だろう
三角点に戻り、菰坂土仏林道に出るに、少しコンパスを取り損なって、アルバイトで斜面を歩きコースを修正した
コンパスを合わせながら、あわて物は横の尾根に下った。直ぐに気が付いたが、戻らないショウタンはトラバースだねと相棒が見抜く
地形と谷から現在地は容易につかめたが、目的コースではなかったが、結果下りよい谷を下れた

林道に出るまで読図やブッシュで3時間と時間が懸かりすぎた。
休憩もそこそこに、菰坂土仏林道を先ずは四等三角点の陰地ヶ原に向かう
途中の峠を確定しながらだが、中畑峠で昼食だ
 
ゲート手前に案内があった。


中畑峠で昼食を楽しみ、林道を歩くが、現在地を確かめながら歩く
クモ宿峠のみが、破線道は画かれない。宿があったのだろう、どこかに水場があったはずだと話し合う
地図上でそろそろ林道が終わるだろうと地形から確認、すると賑やかな案内が出た。
林道はさらに奥にあったが、轍もこの付近で消えた
尾根に取り付き、直ぐに四等点、陰地ヶ原がでた。行者が付けたような名前の四等点、この付近にそう呼ばれる平地があるのだろう
テープは賑やかだ。葛城五番経塚、稚児ヶ墓までは先ずコースは外さないだろう。
私たちは、480mピークを倉谷山とするエアリアマップを信じ、その地点を確定した
稚児ヶ墓470mと倉谷山480は双耳峰だ。どちらも地形は良く似ている
灯篭と墓らしいものがある経塚五番地点が出た
小休止で、上朽佛山に向かう
西に下りこみ谷を右に取れば、今畑廃村下に出るが、さらに尾根を西に進む
マークは段々と少なくなる。鎌で木をアラケながら歩く。古道測量があり杭が目当てだが、踏跡もテープもある
 
三角点、土佛が乗るピークが、上朽佛山と鉄山行者が書いていたのを見たのが10年以上前だ。
その道標が腐っていたので、木にくくりなおした
 
鉄山氏はここを千草岳としている。

点の記

等級種別 三等三角点 点名 土佛、 標高492.41 埋設明治36年5月25日
旧土仏峠に下る。新しいテープがコースを誘う
このテープの方は、旧道を通って根来側に下ったようだが、私たちは、反対側に上り返した
この上り返したところから、新土仏峠まで、もうむちゃくちゃのブッシュ、年々ソレがひどくなるようだ
とにかく、コンパスで方向を探ってブッシュをこいだ
 旧土仏峠

新土仏峠横の電波塔
後は林道を下り、林道途中から最短コースで、岩出元気の森コースを利用して、根来寺に下った
 土仏林道

 

今年の締めも、ショウタンはブッシュだと、楽しい仲間は笑うが、今年もお付き合い有難うございました
時間の読み違いや、途中の倒木、雑木処理と、根来寺到着は16時10分と遅くなりました
正月準備の根来寺を見ながら、登山口の車を回収に向かった

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