奥高野
杖ケ薮から護摩の壇
2014/02/23
炉端山友会

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杖ケ薮09:25-石仏10:33-見晴らしポイント12:25〜13:00-護摩の壇13:25〜13:40
倉の尾峠14:05-桜峠15:10-黒河峠15:30-中の橋16:40
総時間約7時間30分
炉端山友会で杖ケ薮から護摩の壇に登り、倉の尾峠、桜峠、黒河峠と古道を歩き、黒河峠から奥の院、中の橋駐車場に歩きました
コースは今も道が残り歩きよい道ですが、今回は雪が多くラッセルに体力を使いました
高野山では積雪が多い方でしたが、経験豊かなメンバーはルンルンと歩き楽しい一日を過ごせました
麓の九度山町役場に集合して高野山奥の院、中の橋駐車場に三台で向かいます。参加者は10人です
一台を中の橋に残し、登山口の杖ケ薮に向かいます。杖ケ薮は駐車スペースが少なく、今回は小さなお寺の境内に駐めさせていただいた
ここは、村人の駐車場が有り、車転換のスペースを開けておく必要があり、二台が限度の駐車です
オフ会で行くなら下見をお薦めします。なにせ山肌の集落です
タクシー利用なら\2500です。村入り口から歩くのなら、旧杖ケ薮小学校に置くことが出来ますがコレも数台が限度でしょう
メンバーは10人で経験豊かな方たちばかりです。
村中を、神社に向かって登ります。神社は村中の車道を上に上にと登ればそこにあります
   
駐車点から上を見る                      村中道から車道に
  
神社でアイゼン等雪コースの準備です。6本から8本アイゼンですが、スパイク長靴の方も居られます。          取り付き↑
今回、ネオプレーンの長靴を購入した方がおられ、暖かくスパッツがいらないので便利そうでした。
取り付きから雪があります。よくしまった雪でしたが、20cm程度平均でした
道成に登りますが、杣道につりこまれないように注意が入ります。
地図を参考にして下さい
 
一汗流す頃、弘法大師の石仏が祀られています。
古いエアリアマップではこの尾根先から主尾根に登り護摩の壇に登るコースが書かれています
 
南斜面は雪が少ないですが、北斜面はだんだんと雪が多くなって行きました
 拡大地図B地点

拡大地図A地点の尾根斜面を楽しみながら登りましたが、コレは急傾斜です。
ショウタンは尾根先から楽ちん登りです
  

 
尾根を登り切った所が、大峰山脈が釈迦ヶ岳から稲村ヶ岳まで見晴らせる展望が有り、今回唯一の展望ですが、コレが美しい

ここで昼食を楽しみます。
風もなく温かい日差しでした。
展望地点から護摩の壇が見晴らせます
蛇の窪と呼ばれる地点から再び斜面を登り、尾根から三角点の有る護摩の壇に向かいます
 
蛇の窪付近

 
山頂で記念写真です。笑顔がこぼれます
見晴のない山頂ですが、冬枯れの向こうに金剛山地が綺麗です
折り返し、蛇の窪から倉の尾峠に向かいます。蛇の窪への下りで少し急傾斜を下り、雪面の下りをLeoさんから少し指導を受けましたが、その前にすでに転んでいる方がいた 微笑
見晴ポイントまで引き返しますが、大峰はますます美しく見えました

           見晴らしポイント↑
見晴らしポイントから倉の尾峠に向かいます

倉の尾峠は変則五差路で、方向取りに注意が入ります。少しコンパス講習をしましたが、ここで又新しい知識がつきました
Leoさんから、世界地域によるコンパスの違いです。コンパスの針のバランスが、緯度により変わっているそうです
コンパスは北欧のものは日本ではバランスが悪いそうです。
倉の尾の先からトラバースに入ってゆきますが、積雪が増えラッセルが大変ですがshoさんががっばってくれました
見晴らしポイントから楊柳山や雪池山が見えます
  小休小休憩に出たハッサクはめちゃ美味しかった。笑顔が溢れる
倉の尾峠から桜峠までは雪が多くこのトラバースが一番大変でした。
 
黒河峠に出て時間切れでそのまま奥の院に向かいますが、この道下ででたトロッコレールは戦後間も無い物のようでした
 
黒河峠の桜地蔵                          桜地蔵↑
奥の院に向かいますが、まだまだ雪が多くは大変でした
古いトロッコレールが有った。三本杉奥の院入り口
奥の院前で車回収組と奥の院参詣組に別れました。
ここまでの所要時間は7時間30分でしたが、夏時間より1時間多くかかりました
カシミールによるデーターです
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ショウタンの山歩録地図について
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平24情使、 第898号)」