平治宿補修
新宮山彦ぐるーぷにて
2014/09/07
新宮山彦ぐるーぷの管理する小屋は、北から持経の宿、平治の宿 行仙宿の3ヵ所だが、その内で一番小さな小屋は平治宿だ
設備も乏しく毛布等の備え付けは無いが、場所は古来の場所そのもので、補修時には古銭が出たと言う
小屋を読んだ、西行も訪れた所で、一番自然の残っている所だろう
最近、トレイルランや強靭な健脚たちが、弥仙や前鬼、釈迦ヶ岳等から一日で来られ、小屋が込み合うこともある
小さな小屋は、靴置き場が狭い、苦肉の策で、外に靴置き場を設置した
小屋内も棚を設置して、備品等を置く場所を作り快適さを増した
又、冬場は囲炉裏があったが煙が悩みの種だったが、小さな手作りストーブを設置した
今日その仕上げ作業に出かけた
持経宿に集合して、各荷物を分散して奥駈道を小屋に向かう
 
一汗流すころ大峰奥駈道の巨人、千年桧が出る
 
持経宿から平治宿間は南奥駈道では巨木が多く、幹周り5mを越すミズナラや、ブナ、ナラ等が緑とともに美しい
春には石楠花、五葉ツツジ、赤ヤシオ当が美しいところでもある
 
又、新宮山彦ぐるーぷが背丈を越えるスズ竹と戦いながら、古道を復元した第一回目の作業がこの二つの小屋間の中央付近からだが、今はスズ竹の勢力が衰え、嘘のように快適な登山道となった
 
最近は中又尾根を利用する方も増えたのか、踏み跡が出来ていた
中又尾根のピークに出れば、小屋は一下りだ


屋根の上の作業は女性には不向きだ。水場に水を汲みに行っていただき、屋根作業中に女性たちは、転法輪岳まで登ってきた
この付近で笹刈作業して懐かしい女性は、久々に転法輪岳に登ったが、ずいぶんと様子が変わったと言う
木々が大きくなり見晴らしが無くなったと言う
昼食はワイワイ、ミカンや鳩サブレ、梨にビールのおかずに牛蒡天、出るわ出るわ、仕上げはドリップコーヒーだ
ワイワイ
五時間程度で作業が終わった
 
美しい尾根を、持経宿小屋まで景色を楽しみながら、ワイワイ、屋根に上り、トタンの錆が目立ち始めていた
今年中に、ペンキを塗らなくてはと、作業は後を立たない。
皆様へのお願いです

小屋はどなたでもご利用いただけますが、火の始末は十分にお願いいたします
ストーブはロケットストーブを仲間が自作したものです
少量のマキで十分なカロリーが得られます。
平治宿へのマキ運びは、三つの小屋で一番大変なところです。少量を効率よくお使いください
水場は道標に沿って10分程度の所にございます。決して行きよいところではございませんが、体力に余裕のある方は、ご自分の分を確保してください。汲み置き水は少量ございますが、新しいものとは限りません
又、小屋利用に際して、皆様に誌納金をお願いしております。
お一人様1000円以上を願い致しております。
私たちの努力だけでは小屋の管理が難しく、皆様のご協力をお願いいたしております
又、作業が好きな方、山が好きな方、仲間を募集いたしております。
お気軽にお越しください、性別、年齢は問いません。
楽しい仲間が集っております。

ショウタン、
このページはショウタンが書いたものです
新宮山彦ぐるーぷの公式ページではございません