細峠むら探索
吉野町西谷から竜門岳
2020/01/05
二人
 
路駐8:08-登山口08:21-竜門岳10:37-三津峠11:41-四等三角点三津12:36-昼食12:40~13:10-細峠14:00
-細峠むら14:20~14:48-旧鹿路道15:20-路駐15:57
総時間約7時間50分

ヤマレコ
 一等三角点が乗る吉野町山口の竜門岳、詳しくは書けない私だが、歴史の山で過去数度、あの尾根この尾根と登り楽しんだが、吉野町西谷から登ろうと温めていた
コース的にみて登山者は少ない尾根だろうと思い込んでいたが、テープや踏み跡があり、なかなか人気のコースのようだ
ただ、車で行くなら駐車スペースが無い、広い凸地を見つけ路駐したが、健脚なら吉野運動公園Pから歩かれる方も有るようだ
コースを変え、四等三角点鎌尾から登られる方も有るようだが、急傾斜を覚悟のコースだ
路駐点は広く別に問題はなさそうだが路駐は路駐、m(__)m
準備をして西谷地区の写真のとりつきから入る。
猪除けの犬だろう広い運動エリアで繋がれた二匹の犬にワンワン、可愛いがとても近づけない
 
舗装路終点が登山口とでも言うのだろうか、谷道と山肌に尾根に向かう道が分かれる
コンパスを取り、地形図で上か下かと迷うが、上だろうで山肌道に取りついた
 
体が温まるころに、登山者テープが出た
まさかテープが有ろうとは、闘志を燃やして取りついたが拍子抜けだ
次々にテープが出る
あまり地図も見なく、Sさんに任せていたため現在地を??、手を抜くショウタンだ
尾根に乗るまで斜面道で、早くに尾根に乗る方もいるようだが、私たちはテープが尾根にと誘うまでテープに従った
 

粉雪が舞うが気温は低く感じない
主尾根に乗るまでは、落ち葉が滑り小さな倒木も多い
踏み跡を探すよりテープを追った
主尾根には、西谷分岐をテープで表していた
 
主尾根に出れば、小さなピークから見晴らしを確認したが、冬枯れで少しは見えたが見晴らしは少ない
結果、見晴らしの無い尾根で竜門岳まで登る
テープが多くまかれている

 
途中で四等三角点鎌尾に下れるようにテープに書かれていた
見るからに急傾斜だが、下ることが出来そうだが私は下りたくない急傾斜が50mばかしある
とにかく、手抜きに登っていると現在地を間違いそうだ
 
登り一辺倒で注意個所は無いが、倒木地点もあった

山頂が確認できる地点で単独登山者が山口方面に下っていくのが見えた
直接山頂に突き上げるのではなく、山頂手前50m位の山口コースに出て最後を登る
 
一等三角点、竜門岳の記は、山頂の看板から見てください

山頂は粉雪で白い、風が強く休憩はやめて三津峠に向かう
地形図では段差は見えないが、3~4mの段差が2~3か所あり水平道に出れば道標が出る
 
目標の細峠まで3.9㎞とある
その下で身軽な登山者が散歩散歩と登られてきた
挨拶を交わす。
ショウタンは地元の方なら細峠から吉野に下れますかと尋ねた
地形図を見せ尋ねると、細峠地点は鹿路峠と言い、大峠との出会い小ピークを細峠と言う
エー😱
マサカまさかとSさんと頭を悩ました
途中で距離を示す道標が出る
 
三津峠から2.7km と書かれている
これが役立つとはこの時は思わず、マサカ、細峠の位置は何度も訪ねた位置ではないとは信じがたい
笹のトンネルのトラバースはやめ初めて尾根を越えた
 
山頂越えは傾斜と倒木が有り、トラバースがお勧めだと二人で反省、粉雪が舞う
 
下りこんで途中で登山者に出会い、話せば吉野の方と言う
細峠の事を尋ねれば、やはり位置は歌碑が立つところだと言う
大峠、音羽山分岐の小ピークで((+_+))頭を悩ます
そこで気が付いたのがSさん、道標の距離を測ればい良い
マサカ行政が間違わないだろう
三津峠から細峠まで2.7kmと記されていた
距離を測れば、
分岐のピークまではざっと700m、明らかに距離が違う 
聞いた方は地形図読みが出来なかったのかも
四等三角点三津先で粉雪と風の中で昼食をした
尾根を数メートル下るだけで北風を避けられる
 
テルモス水筒が古いショウタンは、お湯を入れるカレーメシを作ろうと五分の我慢
いざ、美味しいカレーメシと口に入れれば、アララ、湯は人肌程度、古いテルモス、ボトルは保温力を失うことを身をもって知った
予備食の🍙をかじり細峠に向かう
 
少し傾斜のあるピークを超えるのはしんどいとブツブツ言うショウタンに、Sさんは目ざとく巻き道を見つけた
あれは動物道じゃと言うショウタンに、地形図から巻き道と言う
従った
細い足跡程度も有ったがそれは見事に巻き道だった
読図とは当たれば楽しい山登りだ
 
雲雀より空にやすらう峠かな 芭蕉の句碑が有る 細峠 何度か来たが、吉野川に下れる道標が有る事をすっかり忘れている
エンジン音が聞こえ、バイクが鹿路側に下ってゆく
歩道を痛めるバイクだが、今回はおっバイクも通れると安心感を覚えた
 
この峠を越えた記事は出るが、今はやりのヤマレコやヤップにその記事が無く、地図を載せたページが無い
地形図も道は峠に達しない??
広い道だ、無いはずはないし道標も有る
下っても、他のページに出る細峠むら跡は出ない
やや焦りを覚えたが、落ち着いて落ち着いてと現在地を見るがやや不安だ
他のページで見た明治期か大正期の古い兵隊さんの慰霊碑が出た
他で見る慰霊碑は四角く大きなものが多いが自然石のものだ
もっと古いものなのかもしれない
 
その少し下で庚申さんが出た
村に悪いものが入らないお守りの道祖神だ
右の広い谷を見れば林道が見えた
単車はこの林道を登ってきたのだろう
広い平地が出て、真新しい整備道完成の記念碑が出て、その広場に猪捕獲檻が置かれていた
多分、見回りは林道を登り来るのだろう
広場の端には建物跡の印が出る
何か所も家の跡が出てやれやれ、細峠むらを確信した
 

村跡を探索したが、墓地跡とか寺跡だろう等は見つけられなかったが、村の中央らしいところに二段積みの石垣が目についた
行ってみれば、細峠むらあとと石碑が有った。

 
この記念碑の通り、細峠むらあとと表記するショウタンだ
それにしても、芭蕉や上皇様、天皇が吉野に通った道は何処だろうか
これが今日の目標だったが、ショウタンは簡単な道で下ろうと広い道を下りかけた
ショウタン、目標道は中央の破線と檄を飛ばされる
地形図とは大きく変わる細峠むら、
ああでもないこうでもない、GPSを見るがその道を的確につかめない

Sさんは細峠むらあと、記念碑前の雨裂のようなところが道跡だと言う
ショウタンは後ろ側の道が続いているはずと言う
結果、Sさんの言うことが正しかった
何せ引き返さないショウタンは、細峠村跡記念碑南下に有る家跡からのぞき込んで納得した
その家跡に来る道から破線道に乗った。

 寺跡かここに仏像が有るらしい

村跡記念碑の裏道から波線に
 

GPSで破線上にあるか確認した
コンパスでも方向は合う
やれやれ見つけたと下るが単純ではない
道が抜けたりしていた
その抜けたところは細いが、スコップで山肌を切り取り道を普請していた
真新しいものだ


道通りに下ったが、一部は道を外しているようだが地形図が違うのか分からない
途中で倒木で道をふさぎまっすぐに行かず左手に道普請していた
ここも道普請道に行とする私に、ショウタン道はこの下に続くと目視するSさん
ショウタンも角度を変えてみれば、納得 丸太を超えて下れば、広い道が続く

書き忘れたが、途中にコンクリで小さな擁壁や溝が作られていた

道通り下ったが、蔓の根に足を引っかけ転んで一回転、足元が見えにくい、大きなブッシュは無いが、踏み跡らしいものは無い

下に旧鹿路トンネル道が見えた
さて上手く下れるか?
覗けば、3mは切落ちている
ロープは4mm10m程度、よく見れば笹中を 2mも下れば道に下りられる
簡単だ
 

下から見上げれば杉の木に隠れて見えなかったが下れるようになっていた
ただ、この付近で下れるのはピンポイントのこの一か所だった

次回のためにマークを残した
マタマタ 細峠むら、納得するまで探索してみたいショウタンだ
 路駐点
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