筏場道から添谷山、下山はバリエーション
2012/07/02
単独

登時間 4時間
下り時間 4時間
7月2日に、本沢川の沢を楽しみ、筏場道の山抜け地点を見ようと、大台辻まで筏場道を登った
筏場道は、元ハイキング的登山道だったが、いつかの台風で、道が抜け橋が流され、現在は通行止状態だが、自己責任なら通行が可能だ
2012/07/02現在は、整備がないが、マア通行的には問題はないと感じたが、これはショウタン的で、初心者には厳しい所もある
今回、添谷山に筏場道から登るための下見と、地図から推測できる尾根を登り、下山を筏場道北の尾根を少し下ってみた
検索すると、いろいろと書かれているが、地図が読めれば面白いコースだが、下りのバリエーション紫線部分はヤヤ難易度が高かった。
  
筏場駐車場から直ぐに筏場道へとはいるが、整備されていた頃はルンルンだった道も、今は少し荒れている所もあるが、やはり昔からの整備道跡は、大半は状態良く残っている。
  
この道は、土倉庄三郎翁が、私財で整備した古道、その後大台ヶ原登山道として整備された。
途中に、五色湯、と呼ばれる湯治湯跡が出る。

  
現在は未整備状態だが、近く整備されるという筏場道、楽しいコースが残っている
  
途中で5メートル程度の道抜け、そう心配する所ではないが、第一番目の○危地点が出る
直ぐに、杉植林内を、大きく蛇行して登ると、三十三荷と呼ばれる峠が出る。三重三階と書かれた道標もある
ここから道は、古道の雰囲気がプンプンする。ヤヤ道が荒れた状態だが、問題はない
  

銀嶺水と呼ばれる湧き水地点までは、倒木を越えたりくぐったりするが、楽しい道だ              銀嶺水↑
  
銀嶺水先で10m程度道が抜けているが、たいした問題ではない。慎重に成るだろうが、怖ければフィックスロープを張ろう
この地の写真は写してこなかった 
その地点の先の谷を越えたなだらかな尾根先から、添谷山に向かった
少し急登の所もあるが、危険な所はない
尾根が、馬の背状に成る所もあるが、シャクナナゲが有り安心して通れる
 
  
台高山脈の尾根縦走路に出ると、テープや案内が出る↑
とにかく、自然林は大峰山脈よりはるかに綺麗だ
  
現在地を、読図しながら、添谷山に向かう。テープや道標があるが、シッカリ現在地をつかもう
添谷山は、三等三角点添谷山が鎮座するが、山頂は尾根でピーク状ではない
大台縦走路は、この添谷山から池小屋山まで第一の核心尾根だろう
  
                  山頂                            縦走路に向かう案内↑       三角点、点名を書く宝来の鈴女
昼食もそそくさと済ませ、尾根を引き返すが途中で、方向を間違え、アララ、尾根を外した
  
                          この広尾根で道を外し                     千年桧で間違いに気がついた
地図U
注 赤い軌跡は道を外している所がある
  
小さなピークを巻き                      右手に植林が出て                     倒木を見て北西に下る

登った尾根を引き返すには、初めて出る植林の所から北北西に下るが、写真で見て欲しい
初めてなら分岐は難しいだろうが、小さくテープが巻かれている。
 

銀嶺水先から登った尾根に出合い、さらに尾根を下るが、ここから先は上級者コースだろう
素直に、往路を下るが良いと思うが、好き者ならチャレンジは面白い
地図U紫線部分
  
                                  小さな岩稜T コノ岩稜越えが味噌で、手前の尾根を下ると銀嶺水付近出でてしまう

途中に捨てテープが出る。テープを当てにするレベルの登山者は紫部分の尾根下りは無理だろう
主尾根に入るには、小さな岩稜越えが2ヶ所有る。別に難しいわけではないが、最大の注意が要る
初期の頃の大川口からバリコヤの頭コースの感じが残っている
スズタケは勢いを無くし問題が無くなっている

  
小さな岩稜T                         小さな岩稜U 此処は巻いたが、尾根越えが出来たかも  尾根は感じの良い所もある↑
 下山地点を往路時に見つけておいて適当に道に下った。
三十三荷の峠まで下るのも良いだろうが、私は下り傾斜に足が痛み、適当に筏場道に降りた

  筏場道は楽しい、渓流釣り管理小屋で、地元の奥様と話したが、釣りや登山、沢歩きとこれからがシーズンで賑わうという。何やらわけの分らない報告だが、単独でも楽しい筏場道、もう一度このコースを登るための下見をかねた、今回のコース、山が楽しいがそのまま当てはまるコースだった。
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)、
数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図250mメッシュ(標高)、数値地図50m
メッシュ(標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
 (承認番号 平23情使、 第799号)」