和泉山脈、大石ヶ峰から岩雄山経由高塚山、帰路は経塚山から鍋谷峠
2011/11/14
単独
最近 土日祭日と仕事が入り、Ateamでの山行が出来ない
そんなとき、リーダーから、イヤーチョット体調が悪く、時間が係ったと、大石ヶ峰から岩雄山下りルートの情報が届いた
それじゃと、私も同じコースを歩き、ツイツイ高塚山まで下ってしまった
このコース、テープが多すぎて、何を信じて良いのやら、
確実に読図しながら現在地をつかみ、私は尾根に拘って下った
登山は、登にやさしく、下りは難しい、Ateamはそんな理由で、尾根を下る事が多い
登山の楽しみ方の一つだ
  

R480号線の鍋谷峠少し南側の近畿自然歩道から入り、古道に入らず、尾根を登って大石ヶ峰に登った
この山の近辺は、マナーの悪いオフロード単車が走り回り、道なのかワダチなのか分からない程山が荒れている
最短コースで、大石ヶ峰を踏んだ
コンパスを尾根沿いに合わせ方向を決めるが、テープが多い 単車の音が聞こえる。そそくさと大石ヶ峰を後にした
  
道成りに下って行くが、川のようになった古道は歩きづらい
読図で尾根を確定しながら下る
地形がハッキリとしている。現在地読みはやさしいが、とにかくテープが多い
打たれたテープの尾根に、コンパスを当てると、まるで方向が違う
別ルートなのだろう
先ず、741mピークに向かう。
  

小さなアップダウンだが、隠しピークと言うのだろうか、地図では出にくいピークは無い
ピークと谷、そして尾根角度や地形から現在地を割り出した
途中で赤松が生えていると、オヨヨとそちらに方向を変えてみたが、目的の物は有るはずがない
テープ以外に道標も一つだが有った


順調に歩いて行くが、1のピークが2と思い2で方向を取ろうとしたが、待てよ689ピークが無いと気づき、正面に登る
地形が合う
この付近は尾根が広く少しややこしいし、テープが多い
小さな尾根に乗ろうと思うが、捨てテープも尾根には乗っていない
少し戻りテープを信じた

小屋が出た
小屋前で、テープが異常に東に誘導する
ウーン、コンパスを取ってみるが???意味不明だがどこかで出会うのかも知れないと、コンパス通り北北東に尾根を登る
少し登ると、テープが出た
読図派のテープだろう
コンパス通り、進もうとすると、小さな谷が出る??
よくよく地図を見るとゆがんだヒョウタンが転けたような地形の所だろう
テープは右に誘う
小さな急傾斜を下るとそこにルートがあった
時間が助かった
  
                           お助けテープ↑
ソロソロ岩雄山に下るピークだろうと、コンパスを合わすと、岩雄山が小雑木の向こうに見える
所がテープは北北西の尾根に向かう。タブンせせらぎ荘に下るのだろうと、右手に踏み跡を探す
ブッシュに踏み込んでみるが、通れた物じゃない 鎌でも有れば隙間も作れるが オヨヨだ
どこかにないかな、ウロウロ、
引き返して、手前から植林内を巻き下る以外に手がないのかと、引き返す
と、太いテープに岩雄山の文字テープ、同じテープでも、お助けテープ、行き先が分かる ありがたい
少し踏み跡があるが、おなじくブッシュだが、やや歩きよい
歩きよいコースを巻き下る
下るとソマ道が出たが、道は谷に下る。
左手に薄い踏み跡が、それに沿うと植林との境界を上手く尾根に乗っていった
ヤレヤレ、服も破らずに済んだ
 
  
岩雄山、山頂は少し見晴しがある
遅い昼食を済ませ、最初に出る尾根を下ろうと決めていたが、困った事に、春木川と書かれたテープが古道に沿って矢印が示されている
これに従えと、テープに沿ったが要領を得ず、いっそ高塚山から下ろうと地図を読みコース変更、
少しはブッシュが出るだろうと覚悟はするが、出たのはほんの30mばかし
尾根には小径が走りテープが誘う
この先が、高塚山と下ると林道が出た。
読図から、正面よりも右手尾根からと林道を歩き、尾根先に向かうと、モノレールが出た
  
  
細い尾根を登りきるとNHKのテレビ塔が出た。高塚山だ 山名版が無い
下りは、NHKケーブルにそうのが早いだろうとケーブル埋設尾根を下った
少し急な尾根を慎重に下ると、桜が植えられた斜面に出て下る
上手く、父鬼川の橋前に下れた
ヤレヤレ
  
  
ヨーク考えると、鍋谷峠までは遠い登り返しだ
コノ国道沿いは金剛生駒紀泉国定公園、国道と言えども景色はよい
しかし正面に見える紀泉高原は遠い。汗が出る
途中から、父鬼川沿いに波線道が走る。コノ波線道に公衆トイレがある事を知っていた
と言う事は、ハイキング道とこの道を探す
国道からの分岐に着くが、地図とは位置がずれていた。少し北のようだ
おまけに通行止と有るが歩行者は可と勝手に決め、川沿いを歩くが、橋が壊れていたのみで、問題はなかった

トイレ前の分岐から真っ直ぐに国道に出ればいい物を、七越し峠の勝手看板に引かれ、又方向を変える
  
七越し峠にはとても行く時間はないだろうが、分岐だけでも見ておこうと、ヨタヨタ足を引きずった
途中で七越し峠への分岐を見つけるが、ブッシュが濃いそうだ、頭に記憶して
林道をテクテク、紀泉山脈は遠い
  
林道は未舗装となり、クネクネ
これ又、階段に打たれたテープを見て、オヨここから経塚山に行けると、尾根に方向を変えるが、足が言う事を聞かない
シャリ切れと、リンゴを丸かじりで休息、山頂に向かう
経塚山は測量点を山頂とする私とセキド氏、経塚の七興寺跡を山頂とするGPの山名版がある
 
マアどちらでも良いが、ここに来たなら三角点を探そうと、山頂から離れた三角点を探すが、日がつるべ落としで沈んで行く
  
ヤット見つけた三角点にいくつかのマークが付いている
拘る登山者達だろう 嬉しいね

三等三角点 平
北緯34°21′10″.9566 東経135°28′24″.9202 標高808.87
所在地和歌山県伊都郡かつらぎ町大字平字松尾997番8
車道に下らず、途中の古道を鍋谷峠に向かう
日が傾き、植林内に差し込む光は綺麗だ
マア、気まぐれにコースを決めるのは、自信があってもあまり良い事ではない
知ってはいるが止められないのが、我が登山
携帯電話で帰り時間をオカンに報告して、鍋谷峠に向かった
  
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「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平23業使、第2号)」