一徳防山バリエーション
2019/10/09
5人 
 
距離、7.8km 総時間6時間45分
歩行ゆっくり
ヤマレコにリンク
 岩湧山界隈の尾根はどの尾根も厳しい、特に編笠山から一徳防山の尾根からはせる斜面や尾根は距離こそ短いが、岩稜も多く、クライミングや険路を好む登山者のコースが多い
今回は、岩湧山の花ホームページの(山歩日記)シルバーボーイさんにコース案内を願った。
登山口と一徳防山を指定させていただき、コースはシルバーボーさんに組んでもらった
足の状態が悪い私の条件に沿って、距離、傾斜、難易度を考慮してくださり、ゆっくりと山を楽しませていただいた
 集合は8時半だが、平均年齢が高い今回のメンバーは8時過ぎにはもう集合していた
 
地図に示した道の凸地に車を止め(7~8台駐車可)北に下り、権現の滝前の尾根先から取りついた
クライミングの岩場がある一つ北側の尾根だ
  
電柱の横に取りつきがあり、木に小さく南曼荼羅岩の案内が有る↑
登り道は杣道だろうが、小さくくねくねと登り整備もよくよく踏まれているが傾斜はふー
階段がなければ急傾斜に痛みが出ない足だ
春はベニドウダンつつじが多く綺麗だという
ミツバツツジは三葉だが葉は五枚でゴヨウツツジよりは葉が小さく大木は無いようだ
見晴らしか所は横谷から岩湧山、サルの前裁と綺麗だ
 
途中に小さな台地がありリッジの頭(ridge)と名があり、その下はナイフリッチとは言い難いが、初心者が楽しめる岩だとか
岩に支点が構築されていた。見晴らしもいい

  

踏み跡やマークに沿えば、少しトラバースして天羽尾根と書かれた尾根に突き上げる
読図で尾根を直登してしまえば、道標箇所北に出るだろう
ここで南曼荼羅岩の看板を見つければ、薄い踏み跡に沿って下れば、小さな岩稜上に出る
小さなクライミング箇所だそうだ
  
南曼荼羅岩も見晴らしがいい
  
メンバーはどちらかと言えばバリエーション派、すぐに斜面を直登で天羽尾根に突き上げる
登山者は有るがそれは少ない
十数年目に一度登ったが、台風や木々の成長で尾根道はヤヤブッシュだ。
奥立山の小さなピークで路地物のミカンをいただいた。もう秋だろうずいぶんと甘い
  
 奥立山からエアリアマップに乗るコースを狙って尾根を歩く
地形地図を確かめなければ、少し厳しい下りが出るかもしれない
素直にテープマークに従った
  

ブッシュと倒木が出るが私たちには問題は無い
高圧線が見えれば、そこが一徳防山だが、すぐそこのようだが四か所のアップダウンは、両手を使うショウタンだ
階段は傷めた足に痛みが走る。
通常ハイキング道が出る
  

一徳防山は小さなピークだが、西側は山が抜け厳しい
もう30年近く記念登山帳が置かれているとか、毎年新調されているという
 

そんな山頂に台風で折れたのだろう、松が倒れ掛かっていた
記帳箱を守る意味から倒木を撤去した
昼食は、一徳防山の西にある鉄塔下で食べた。この鉄塔からも金山谷に下れるそうな
  
次の鉄塔下に三等三角点、一徳防がある
見晴らしは最高だ。神戸から淡路、大阪平野、金剛の山並み、遠くは京都北山の愛宕山が特定できる
三等三角点、一徳防の点の記を書いてみよう

基準点名 一徳防 北緯34°23′47″.2638 東経135°33′02″.2432 標高544.07
所在地 大阪府河内長野市加賀田3730-3 株式会社フロンティ-アエステート所有山
設置年月日 平成5年7月5日
  
 編笠山方面に歩く
  
道は良いがP514m付近んで尾根を間違わないように注意がいるだろうが、道は踏み跡が濃くわかりよい
編笠山のコルに小さな案内が有る
見逃すかもしれないが、杣道が金山谷に下る
  
コース的には急傾斜だ。
途中に一部が踏み跡が少ないところもあったが、私的には分かりよい踏み跡だ
マークも適宜にある
植林が出れば、沢は近い
沢側にも案内が有る
布引滝に向かって沢内を登るが、大きな石を踏ん張り登る事ができにくい
四ツ足登りでふー
   
布引の滝を見て左岸を登り切り、金山谷左岸上の尾根を下る
これを下ったことがないショウタンはドキドキ
  
  
尾根先まで行けばふなさこ林道の案内が出て少しわかりにくいコースで降りますが、マークは有ります
後少しの標高差50mは急傾斜ですが、雑木もありゆっくりと下れば問題は有りません

  
林道に出合小さなマークを残しました

今日のコースはマイナーですが、マイナールートの好きな方には楽しいルートでしょう
後は、林道を下り車道に出れば直ぐに車が見えてきます
  
今日のお気に入り
ナンキンナナカマドとフジウツギ、シコクママコナ
  
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