読図と縦走
三尾から足の越と両佛山(ジョウブツ山)
2010/10/0
単独


コースタイム
三尾8:00-川上街道09:55-足ノ郷越10:35-大谷峠12:40〜13:05両佛山14:15〜14:30-自転車15:18
自転車で40分
長年気にかかっていた尾根があった。白屋岳から両佛山に続く尾根でR169号から見るといかにも急峻で難しそうな尾根だ
9月26日に白屋岳に登りその気が増した。天気も良し、気温も良し、地図を片手に北側の三尾集落から取り付き麦谷林道を自転車下山した。難しいだろうと思った尾根も一部は広尾根でコース取りにヤヤ悩んだが、ほぼ境界線を外すことなく歩いた
コンパスはこまめに取り、ピークを確定しながらいつもにないまじめなショウタンで歩いた
朝5時前に家を出たにもかかわらず自転車を麦谷林道にデポして、三尾を出たのが8時と予定よりも遅くなった
三尾の区民センターに地元の方の許可を得て車を停め、村中を登山口に目指すが、サア地図を見ようと開くと、アララ、三尾を印刷するのが抜けていた。昭文社地図でアバウトに南に小川沿いを登ると登山口が見つかった

                                            
予定では西側の波線道を登るつもりだったがどうやら左尾根に登山道があるらしい、川上街道に出ればいいで、道標に従った
  

コンクリの細道を登ると上に整備されたコースが見えた。アララ、整備コースがある。と思ったのも一瞬、直ぐに道が荒れ、彫れ込んだ道は??、時々古いテープが落ちていたがこれは登りにくい、マイコースで行こうと思って左に登るとそこにテープがあった
マッテープに従うかで、地図を見るとどうやら上に見える小屋から尾根に出ているようだ
予測は当たりここからはテープに従った
踏み跡は薄いが有り、テープも巻かれルンルン、時々踏み跡が消えるが探せばテープが出た
マッ 歩きよい処を上に向かえば問題ない尾根、ルンルンだ
  
一応、コンパスは目標の白屋越に合わせている
林道が出て、これが地図の林道と確認してさらに植林内を急ぐ
途中で大きくコンパス角が違う角度にテープが打たれていた。マッイイカ、歩きよい道をルンルン
川上街道に出て、峠の足ノ郷越しに向かう。途中に白屋岳の登山標識が出る。行けばよいが、先日登ったし マッイイカとパス、
アスファルトの道を歩く、時々車も通る。先日来た地蔵が見えた
  
  

一休み、お腹など空いたと思わないショウタンだが、秋だなー、ドーナツを一つほおばった
サア行くぞ、ここからは今日の目標だ
正面のピークは間違いようがない、ピークを越えた処にコンパスを取り あわよくば1038ピークを巻いてやろうとスケベ心で踏み跡をたどるとアララ 踏み跡は消えた。やはりピーク越えだ
ピークを下りきった所は、先日歩いた林道際、見知っていたススキの尾根が正面に見える
ブッシュ覚悟で尾根に取付いた
もちろんブッシュなど好んで歩きたくない、行く手にブッシュが出ればそれを突破するだけだ
ブッシュを避けながら尾根を外して歩くが、等々少しだけ背丈を超えるススキの中のブッシュ、動物が歩いている やれやれ
先日登ったビューポイントが右手に見える。期待はしたが尾根違いは景色がない
やがて雑木となり、先日登った尾根との分岐でコンパスを取る
少しピーク位置が違ったのだろう、コンパスが微妙に違う尾根を指す
地図を正置して見ると隣の小尾根を指していた。原因は自分の位置間違いだろう
目的方向は広尾根で進行方向の尾根は低く盛り上がっていたが間伐材で見えなかった
ここから尾根は広く松本林業の境界杭が朽ちた金網と共にあるがこれは完全な境界ではないようだ、P1107が目視できず広尾根で現在地特定が難しかったが、読図の地形を重視して、コンパスを信じ進んだ
要所要所で角度がある。思った通りコンパスは取りよい。
それにしても国土地理院、よくぞ此処まで地形を現わした物だ
  
意味の分からないテープが出る、これに惑わされないように自分のコンパスを信じる
 
1116mのピークで井光(かり)岳と山名版が出た。井光岳と言うのだろう。
下り込むとそこが大谷峠(井光辻)だ 昼食をここで取る チェンソーの音が間近に聞こえた
 
井光岳にに登る方が多いのか、山名すら知らなかったが、井光集落方面からの踏み跡が濃い
山を越える大豆生(まめお)側は全く踏まれていない 下山時確認したが大豆生にも尾根にその道が残っていた
何時かこの道利用の山行もしてみたい
20分で昼食を済ませ、両佛山に向かうが アララ、黄色のテープが打ちまくり10m間隔だ マイッタネー
テープも良いが、度が過ぎると景観が悪くなる マッ テープは信じない事にしているが

大谷峠からは自然林と植林の境界が多く、又尾根がハッキリと出る
途中の国土地理院地図に窪みマークが出る。想像では切り立った窪地を想像したが なーんだタダの低地かだった
だが何故か木が生えないでいる。大雨が降れば水でも溜まるのだろうか
                                   窪地↓
  
コノ窪地からは尾根がハッキリとある
一気に両佛山の三角点瀬戸にコンパスを合わせた
ヤット自然林内を歩く事が出来る、今回のコースでこの付近のみが綺麗と言えるだろう
山頂に近づくほど傾斜が出る。チョット膝が痛み出している ヨッコイショ登山だ
林道を一つ越え直登 二つ目を左に、尾根端から山頂を目指す
 
山頂付近は美しい 丸い平らな山頂のど真ん中に三角点瀬戸が鎮座する

 
基準点コード TR35136401201 
点名 瀬戸 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 伊勢−高見山 
測地系 世界測地系 
緯度 34°20′44.6978 
経度 136°01′50.0176 
標高 1307.92 m
基準点現況
現況状態 報告なし 00000000 
所在地 奈良県吉野郡川上村中奥字休場ノ尾番地不明
俗称麦谷越え峠の上  
コンパスを東に取り地蔵越に向かう。なだらかな尾根は美しい 途中で見晴らせる大台の山々も美しい

千石山方面                            登尾から 高倉山 トペット
 
植林内を通り抜けると地蔵越えの地蔵様が、その下に麦谷林道が出て 麦谷林道の一番高所に自転車をデポしていた
急坂は我が量販店サイクル、ブレーキが壊れやすい 注意して麦谷林道を下り 三尾に帰った 時間は40分かかった
  


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