鈴鹿山脈
宮妻峡ヒュッテから水沢峠、鎌尾根、鎌ヶ岳周回
2017/04/21
4人

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私達のコースタイム
ヒュッテ06:00-登山口07-06-水沢峠08:30-水沢山(宮越山)09:06-鎌ヶ岳12:00
下山開始12:46-林道14:45-ヒュッテ15:05
総時間約9時間、
昨夜は宮妻峡ヒュッテに泊まり、朝6時に登山開始だ
下調べの無いショウタンは、観光案内から付近の様子を知る。
今回のリーダーは鈴鹿山脈に詳しいが、今日のコースは未踏で険路であることで有名だ
早朝六時に登山開始だ
見飽きない桜のパッチワークの斜面を眺め、付近地図を見る
  
第一目標の水沢峠を見上げて林道をテクテク、
通常の林道では味わえない桜や新緑、沢の音と歩くに楽しい
途中に雲母峰(キララ峰)のバリエーションのマークを見つけ、仲間がそのコースを下った方を知っていると、切り出し地図を持参していた
  
今日の下山コースは、カズラ谷コースでその出会いに冠ヶ岳明神宮の遥拝所があり道標もある
水沢峠登山口に林道を登る。直ぐ前にゲートがある
登ってゆけば水沢峠を見上げる。左手下に不動滝が見えたが、滝壺への下山はパスだ
  
林道を歩けば、水沢峠登山口の道標が出る。
少し上に旧道が有るようだが、今回の登山でその道はほぼ廃道のと感じた
処が、水沢峠道も少し道が痛み、??と感じる所もあり油断できない
  
別に危険というほどでは無いが、案外と道が痛んでいる
少し残った雪に、しまったアイゼンがいるかもと思うが、その必要は無かった
処が、ガレタ沢は落石が怖い急傾斜、ここばかしは慎重に登った
  
小さなトラバース場所の上に、イワウチワが群生する
目茶綺麗だ。淡いピンクに一つずつ咲かすイワウチワはイワカガミのように幾つも花を咲かせない
  
  
どの沢もそうであるように、あと50mは胸突きの急傾斜、大雪が雑木を倒し、石は浮き落石事故に注意して、確実に一人一人登り、水沢峠につきあがる
  
水沢峠の読みは Suizawatougeと有った
 
水沢峠からはいきなりの急登、体力不足のショウタンはこの先はと体力の温存にユックリペースだ
  
コース的に危険は感じないが、浮石の落下や砂をまいたようなコースは慎重に歩いた
直ぐ上が水沢岳で宮越山の別名が有る。
三角点点名は冠山で、少々面白い
 
三等三角点冠山
北緯34°59′17″.3072 東経136°24′57″.5802 標高1029.28 
所在地 旧所在地、三重県伊勢の国三重郡水沢町字冠山1番
 設置 明治23年5月4日

見上げる山容の割には、山頂は広く見晴らしは最高だ
尾根は優しくなりだした。
前方に鎌ヶ岳と鎌尾根が見え出した。
アノ岩越えは?鎌ヶ岳へのコースはと高所恐怖症がうなりだした。ドキドキ
その先がキノコ岩の上との道標、慎重に下り、上から見るとドキドキのコースだが、慎重にコースを見れば、案外ルンルンだ
  

  
兎に角砂をまいたようなコースに、これ滑りそうだねと山姥が私を脅かす 笑い
険しそうだが慎重にコースを見ればルンルンだ
鎌尾根はやせ尾根ではあるが、危険箇所はごく一部で、慎重に歩くことが大切だろうが、体力以外は問題が少ないコースだ
  
道標も完璧で状態が良い。
ここのコースは特別なバリエーションで登らない限りはエアリアマップで迷いは無いだろう
正面に名のあるピークだろう険しいピークが立ちふさがる
現場に行けば衛立岩との道標が有り、ああダンジャルムかなんて
なるほど、険しいがコースを忠実に登れば問題は無い
私などは、近道と少しトラバースだ
 
  
益々鎌ヶ岳が厳しく見え、どこを登るのとコースが分からず
行けば分かるとドンドン歩く

 
その先に鎌ヶ岳の岩陵が正面に見える
道成りに歩けば、細い尾根先でプッツリと道がきれ、これ下るのと??と思うが、手前に鎖場がありその岩陵をまく
  
 行き止まり引き返し、鎖場を下り小さく鎖場トラバースで小さなギャップに出て道標に従い下る。
このギャップ正面からカズラ谷にも下れる。
 
下りきれば岳峠の道標が出る。
岳峠は二箇所道標が有り、カズラ谷と雲母峰(キララ峰)に行く道標と長石谷、湯の山温泉方面と二箇所の地点があった
  
ここまで来ても、鎌ヶ岳へのコースは読みつらいが、正面のガレ谷を登る以外にルートは無いだろうと下に行くと当たりだ
コースは安定したガレ場だ。
  
コルから振り返れば厳しいコースが見える
コースは厳しいが、案外コースそのものは歩きよく、痩せ尾根だが恐怖など無い
体力勝負のコースだろう。
山頂に出た
 
山頂には天照皇大神宮社がある
その先が山頂らしく、向こうに御在所岳が見張らせる
祠前でユックリと食事を楽しみ景色を楽しむ
  

登って来たコースを引き返し、岳峠のカズラ谷道標にしたがって、笹の中を少し下り、尾根に登り返す
  
カズラ谷コースは歩き良いが、カズラ谷に下る踏み跡がある
これに入り込まないように注意する以外はコースは良い
下るほどに厳しくなるが、道は分かりよいだろう
  
  
尾根先50m程度はクネクネの急坂だ。尾根先右谷には滝が有りカズラ谷側は堰堤の滝だ
  

沢沿いを下り、二ヶ所渡渉して登り林道に出る
  
山頂で知ったが、鎌ヶ岳は冠ヶ岳とも呼ばれ、カズラ谷登山口に遥拝所がある。

林道歩きも楽しい、花や新緑の道をワイワイと歩けば、宮妻峡ヒュッテは直ぐだった
イワウチワ
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