観音峯山バリエーション
2015/06/22
4人

コースタイム
P09:27-尾根取り付き10:16-蛇ー12:06-三ッ塚13:00〜13:45-観音平14:50〜15:00?-東屋15:15-P16:15
総時間約6時間50分
ご近所さんから山の誘いが有った。
ここ最近山に行けていないショウタンには女神が誘って下さったと、JJさんにメール、バリエーションだと言うとコースも聞かずに行く行くと好きもののJJさん、これまたご近所さんを誘って、四人でショウタン提案のコースを廻った。
観音峯山は1347mの低山だが、大峰鉱山が磁鉄鉱を掘り出して、専用索道で吉野まで鉱石を運んでいた山だ
谷や、尾根は岩陵も多いがそのルートは知らず、初心者登山の多い観音峰山だ。
今回のルートはそこそこ体力のいるコースだった
  蛇ーにて
露出する石灰岩(カルスト地形)
虻トンネル東出口の観音峰山登山口に車を止め、車道を洞川に向かって歩き、みたらい渓谷ハイキングコースに入る

整備された御手洗渓谷遊歩道は歩きよい、ほとんどは植林内だが、時には見晴らしが有り、一部国土地理院地図は破線道の位置がずれているのを感じながら目的尾根までルンルン。
目的尾根は山上川右岸の県道下の写真の建物前の尾根だ

金山谷にコンパスを当てれば角度が合いその上が目的尾根と、金山谷側から尾根に取り付くが、斜面を這い登る
尾根に登って見て知るが、南谷側(北側)から登りやすそうな感じがした
尾根に登れば、植林は綺麗で尾根中央は歩きよいが、傾斜は思ったよりある。
ワイワイと汗を流しながら登る。
  
所々で岩が顔を出すが、尾根登りにはまるで関係ない。急傾斜とフラットを繰り返す形の尾根だ
途中でサザレ石だろうか、特徴のある石が出た
 
ふー、大汗を流す急傾斜が出れば主尾根は近い。ユックリト登る
ところが、苔むした石灰岩が露出して積み重なった細尾根になった。
  
 
三人は、直登で、JJ氏が西側下を巻き尾根を目指してコースを探った
   
尾根を直登しても石は案外固定していて落石の心配は少なそうだ
右手下で、10m程度の岩を登っているJJ氏、好きだねー
この尾根上の小ピークは、蛇ーと呼ばれている事を、ゼンリン山地図で知るのは帰ってからだ
なるほど、一部は蛇の鱗状で歩きにくかったが、その景色は魅力的だった
 
蛇ーの小ピークには一巻きの目印が有った
やがて植林内を歩くが、露出した石灰岩は苔が生し美しく、通行者は少ないのだろう、小さな花も小さな群落を作っていた
 
コースは簡単とチョット地図を眺めただけでコンパスも取らずに、ここが昭文社地図の三ッ塚だろうと尾根を下る
JJ氏がいち早く地形の違いに気づき、アララアルバイトだと尾根に引き返す
 
三ッ塚とよく似た小ピークだった↑。コンパスを取って三ッ塚に向かう                   アルバイト下り↑
三ッ塚に出る前は、穴の開いた面白い木が出迎えてくれる
  
三ッ塚に出れば踏み跡がハッキリとある
三ッ塚の見晴らし場所で遅い食事を楽しんだ。
雲は出るが、大峰の主たる山々は美しい
観音峯山は美しい。自然林の南側は一度は探索してみたい美しさだ
  
観音平に向かって下る。
時期的に少し遅いが紅花山芍薬が咲いているだろうか。
ベニバナヤマシャクヤクはショウタンの来るのを待っていてくれた。
ロープで保護された紅花山芍薬は全国的にもその数を減らし絶滅の危機にいる
保護はされているが、毎年その数が減っているように感じるのはショウタンだけだろうか
 
 
 
 観音平と見晴らし
観音平の見晴らしイメージ(カシミールカシバードから16ミリ撮影画像)

雨が降り出した。
急いで東屋に下り雨をやり過ごす
 
10分程度で雨が止んだ。
登山道を下り始めた頃に、大峯鉱山の採掘口が今も残るが、すぐ奥で落盤している。
直ぐ先の右手に、大峯索道の跡だろうかその跡が今も残り、磁鉄鉱を吉野まで運び出していた


Wikipediaからコピー
(かつて天川村中城の観音峯山中腹には大峯鉱山と呼ばれる鉱山があった。『大阪鉱務署管内鉱区一覧』では大正7年版[12](1918年)から記載があり[13]磁鉄鉱などの鉱物資源が採れた[1]。日本鋼管が、この鉱石を運び出すために観音峯山から南葛古瀬(今の御所市古瀬。吉野口駅付近)へと通ずる延長23.8kmの専用索道・通称大峯索道(おおみねさくどう)[13]1917年(大正6年)に開設し、翌年7月から運転を開始した[1]。この索道の動力は、途中の阿知賀で大阪ガス製100馬力発動機を取り付け長瀬まで運転し、長瀬で50馬力に変えて運転したという[14]
 
途中の水場で咽を潤し、つり橋を渡って駐車場に帰った
 
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