観音峰山旧登山道 2014/06/14 炉端山友会にて |
登り 登山口09:45〜観音峯山12:10 下山 観音峯山13:00-観音平13:35〜14:00-登山口15:20 |
炉端山友会のオフ会が観音平のベニハナヤマシャクヤク鑑賞ツアーで行われました。 コースは、みたらい渓谷から洞川の町中を抜け、稲村ケ岳登山道に入り、法力峠から観音峯山に登り、観音平でベニハナヤマシャクヤクを見るコースで行われた。 今回、体調を崩した私と炉端山友会のリーダーJJ氏で短縮コースで特別参加をリーダーに頂き観音平に登った 登りコースは、観音峯山旧登山コースから取り付き、山頂で出会った この、旧登山コースを今はホトンド登られることはないが、コースは生きていて、間伐のため道が整備されているが、上半分の直登部分は踏み跡も薄い、しかし、登れば現在登山道の踏み跡に出合い、コンパスを合わせれば山頂に直接出ることも出来る |
古い地図に残る旧登山道と下山した新ルート |
正規隊から遅れること1時間45分、天川村の虻トンネル東出口の観音峯山登山口の駐車場を出た 洞川に向かって歩き、洞川の記念門横から山に取り付く。少し以前まで、この門手前に登山口の道標が有ったが、今は取り払われて無い 駐車場から みたらい渓谷遊歩道入口を見遣り 記念門まで歩道を5分程度歩く。 |
門横に広場があり、横の林道を登る。直ぐに林道は分かれるが、右手に取り道成に登る 一曲がりすると右手上に祠が有り稲荷神社と山の神が祀られている |
林道が舗装された所を登り、舗装が終わる所から尾根に取り付く(2014/06/14現在) 赤い山林用テープが巻かれ道を標す。これは作業用で道を補修した時に作業用として付けたものだ。 その整備が地図通りで軌跡もキッチリとその上を標す。 ただ、整備部分は間伐材が無動作に倒し綺麗さは無い 尾根に取り付き 道成に登る |
途中一箇所道は分岐するが上側を上る。 クネクネとドンドン登ればトラバース道に出合い左手に取って尾根中央下まで行く。 これは読図で読んで下さい。拾ったテープで小さな目印を打ったが、先ず間違いのなく分かるだろう |
後は尾根に添って登れば良い 以前は間伐もなくきれいな尾根だったが、今は間伐材が目につく やがて尾根が広くなり、中央と思う所を登ってゆけば、少し下って大きな垰から上に登れば、現在登山道に出くわす 現在登山道出合い手前の分岐に拾った茶瓶を木の枝にかけている |
現在登山道を登る方が見える。 後少しで山頂だ 山頂には、三角点、観音峰が鎮座する 山名は、観音峯山で、三角点の点名が観音峰だ。山名と点名が混同されやすい山頂だ 点名を書いた上田幸宏先生の点名版、この点名版の意味を知ろう 等級種別 三等三角点 点名、観音峰、標高1347.62m 北緯、34度14分57秒6747.8 東経、135度53分09秒8069 埋標 明治36年6月13日 古いものだ |
5分も待つと、三ツ又方面から本隊が元気よくやってきた 6月だというのに、山頂は寒くお弁当の素麺が失敗だ。 ワイワイと賑やかに山頂を楽しんだ |
下山は踏み跡やマークが有りるんるんと下るが、案外滑りが有り慎重に降ろう 自然林が綺麗な森だ。 観音平が見えると、左右の薄の中にベニハナヤマシャクヤクが咲いているが、絶滅寸前の野草だ。写真撮りに注意がいる 現在は薄の中に立ち入ることは出来ない。写真を取るには、望遠レンズがいる 今年は、開花状態が悪かった 観音平で大峰の遠望を楽しむ、稲村ケ岳から、バリゴヤの頭、弥山、今日は双門の滝がよく見えた |
ワイワイ、下山にかかる 途中で観音窟を見て、歴史を知りる。この山は南北朝時代の歴史の山だ。 ミニ双門潜りでワイワイ 観音窟には観音様や役行者が祀られている |
四阿には菊の御紋が有り、宮家の訪れを示す石碑が有る 四阿と宮家の訪れた記念碑 歴史の山は歴史好きにはたまらないだろうが、もう一つの遺蹟は、この山で磁鉄鉱が取れ、多くの海外動労者が汗を流した遺跡があることを知らない方が多い。その遺跡は今も残る 四阿の少し下の坑道入口 精錬作業跡か?? 坑道から掘り出された土砂が無造作に斜面に捨てられた跡が今も残る 土石捨場跡 この捨てられた土の中に、不揃いなガーネットが埋もれている 大きな掘り出し石を割ってみると時たま、型が揃ったガーネットが出るという 大峰の山は、宝石が出るところが多い、観音峯山も紫水晶の産出地が有るが、立ち入りは禁止されている 不揃いなガーネット |
登山道をクネクネと下るが、道は荒れ階段の痛みが目立つ、ユックリと降ろう 見晴の無くなった見晴台で一休み、クネクネ下れば吊り橋が出て、東屋の有る登山口に出る |
戻る |