紀ノ川市、雄桂、雌桂から飯盛山経由烏峰
下山は三角点飯盛(小飯盛山)から尾根下山
2010/05/14
単独


コースタイム
09:45-地蔵09:52-三角点西尾10:12-登山口10:48-雄桂11:11-飯盛山12:27〜12:45-烏峰13:35-神路川14:24-
小飯盛15:30-農道16:12-車16:50
総時間7時間5分
和歌山県紀ノ川市に(旧粉河町)に竜門山という山があり地元では登山に人気がある
その山域に飯盛山と言う二等点がある山との間の縦走が人気ではあるが、今回飯盛山から南にはせる尾根に烏峰と言うマイナーなピークがある。ここを入れて周回するコースを組んで歩いた。同じ周回をするなら古城跡と言う茶臼山をも入れて歩く事にした
紀ノ川に架かる新竜門橋をR24から左岸に渡り東に走ると小高いピークを越える
そのピーク横に何々先生顕彰の碑が有りその前の地蔵尊から農道を南に入り農道から茶臼山に直登、茶臼山からミカン畑内を通り茶臼山最高点の貯水タンクまで歩き又農道を歩いて、県指定天然記念物、雄桂、雌桂ルートから飯盛山に向かった
車は路駐したが坂の途中の果物屋さんに頼めば置かしてくれるかも
                              顕彰碑                       地蔵さん
  

地蔵さん前から農道をクネクネと登り、小さな池を右手に見て登って行くと左手に下の写真の畑道があり、モノレール沿いに柿畑内を注意して登り南角の三角点にタッチ、古城跡と言われる山頂の楠木下に登り、ここより10m高い貯水タンクがある最高点まで畑中を歩いた

畑道取り付き、大きな木の株がある

三角点                          チップが埋め込まれていた     最高点貯水タンクに茶臼山の住所が
                                                    ここが山頂だろう↓  
  

基準点コード TR35135330401 
点名 西尾 
冠字選点番号 玉 34 
種別等級 三等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−粉河 
測地系 世界測地系 
緯度 34°15′31.6406 
経度 135°25′46.9378 
標高 199.41 m
基準点現況
現況状態 正常 19960624 
所在地 和歌山県紀の川市大字西脇字西尾395番地 
選点 明治36年5月26日
造標 昭和25年2月23日
測量 昭和26年2月26日
山頂下から農道を登ると分岐で迷いも有ろうがよく見るとテープがある写真の登山口から道なりに登る
登山口から道なりに登れば先ず谷横に雄桂がそびえ立つ見事な物だ 樹齢は750年とか
登山口↓
  
以下看板から

桂雄木
樹齢750年 県重要文化財 環境庁30323-014

桂は中国の伝説では月の中にあると言われ、香り高く樹形も△にきちんと格好が良く、春の発芽時や秋の紅葉時は透き通るように美しい、この樹は約750年前鞆渕の鶴千代姫が後堀河帝に召された後、石清水八幡宮の御輿をたまわり水に恵まれたこの谷に雄木、東ノ谷に雌木を植えて京の都の方を忍びつつ郷里に帰られたと言う
その後近在の人々は共有山にあるこの木の枝や葉を持ち帰ると火災にあうと伝えられ大切に残されてきた
材は柔らかく均一で彫刻などに用いられる
那賀町年輪クラブ 平成12年

東に登ると雌木がそびえていたがH21年の台風で木が途中から3本が折れ、そのままになっているが、今県と紀ノ川市が対策を検討中とか(和歌山県 電話 073-441-3731)

 

道なりに登ると突然林道が、この山もついに林道に古道が削られてしまった」
林道を登ってみる事にした
登れば桂峠に出てそこから以前の道に取付く事ができるが、山頂近くで素人だろうか、わたし的に不必要な階段ができ山の魅力が無くなっている。本当に歩きにくく不必要部分だ。悪意など有るはずがないがこの善意は喜べなかった
この階段を避けるには林道をそのまま登り東側の登山道から登ればいいだろう

林道                       古道に戻るにはこのロープ付近から    桂峠 ここから旧道に取付く
  

                                                        飯盛山 山頂
  

三角点の記
基準点コード TR25135238601 
点名 飯盛山 
種別等級 二等三角点 
基準点成果
成果状態 正常 
地形図 和歌山−粉河 
測地系 世界測地系 
緯度 34°14′37.3579 
経度 135°26′58.3365 
標高 745.61 m
基準点現況
現況状態 正常 20070618 
所在地 和歌山県紀の川市大字麻生生津中字飯盛395番地 
選点 明治34年5月28日
造標 昭和60年6月21日
山頂でオムスビをほおばり烏峰に向かう。いきなり烏峰にコンパスを合わせて、植林内を下山、直ぐに林道が出てこれを越えて雑木の中に突入体制、所が一歩踏み込むとたいしたブッシュではない
尾根上に倒木はあるが気にする物でもなく、小さな岩もあるがその横を巻降りれる
おまけに木に鎌が入り薄いが踏み跡が感じられた
桂峠からの道と出くわしこれを越えるとテープも目印も2〜3でた
地形も分かりよく国土地理院の地図を見れば速分かる。私はパソコンでTrekkingMapEditorをインソールしてカシミールと同様に登山には欠かせない物になっている。是非お試し下さい

  
                          桂峠道出合い↓
  

山頂
 
山頂から神路谷川沿いの道に最短尾根を下ったが途中まで赤いテープが目立った
この尾根特定もTrekkingMapEditorで12500/1に拡大した地図のお陰で尾根は分かりよく、シルバコンパス角度設定もたやすい
小さなへこみや尾根は25000/1では見にくく還暦を超えてしまったショウタンにはありがたい見方だ
ほんの少しブッシュらしい所を歩いたが私にはブッシュと言えない程度だ
下って行くと、ひとつ目の林道が出て、少しこの林道を上り、下りよい尾根から神路川に下るが又林道が出て、これを歩くと直ぐに神路川沿いの農道に出た。
綺麗な山の畑景色が疲れを癒す
  

 
川沿いの農道を北に登ると小さな橋から50m程度に関電鉄塔補修道マークが有る
そこから又、竜門山〜飯盛山縦走路の小道に向かって登り返す
これも古道で道跡はバッチリだが途中で道が突然荒れ分かりにくくなる
 
下の左写真の所で突然道が消えるが谷向こうに道があるがここからは荒れ放題、テープが打たれていた
又笹ブッシュが突然出るが左隅が開け問題はない
上に上に登れば縦走路に出る

鉄塔道道標                      この先に道有り             谷沿いの小道を登り返した
  
縦走路から西に四等三角点 飯盛に向かう。山名は小飯盛山だ
この小飯盛山の道にも階段が、本当にこの付近は不必要だと感じた
足下に注意しないと階段で躓き転ぶ恐れを感じた。

階段を避けながら登り切りそのまま進めば道横に三角点、飯盛があり四等点としては立派な大理石で作られている

 

四等点から北に下る。
この尾根も測量杭があり途中から完全な古道(小道)道なりに下る。
途中で古道を横切り尾根を下るが、この古道には踏み跡がハッキリと有った
ドンドン下り、最後にトウトウ蔓ブッシュ、
蔓には叶わないと引き返し、右手のミカン畑内のモノレール沿いを下らせてもらった

  
畑下の農道を下って行く、
紀ノ川平野が美しい、又この時期ミカンの花の香りがたまらない。あまーい香りにミツバチ達がいそがしく働いていた
ミカンの花の蜜は香りが良く高級品だろう、ミツバチの蜂の巣が置かれた場所があった

車までミカン花の香りを楽しみながら下山した 
                                  側道に路駐
  

 紀ノ川平野                  ミカンの花                    レモンの花
  

おまけに柿の花

           戻る

「このページの地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図
   画像)、数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)、数値地図50mメッシュ
   (標高)、数値地図10mメッシュ(火山標高)及び数値地図5mメッシュ(標高)を使用した。
   (承認番号 平21業使、第652号
)」