新宮山彦グループ、行仙宿荷揚げと笠捨山春季点検
2017/03/05
新宮山彦グループ15名
3月5日、点検中の発電機を小屋に上げる作業と、階段修復用丸太整理、並びに小屋点検作業に15人集合で作業した
私と外二人は、行仙宿小屋前の佐田の辻から、笠捨山への登山道(大峰奥駈道)の冬季による倒木処理や、道整備並びの点検に向かった
ここでは、主に笠捨山登山道と、下山周回に利用した逓信道、笠捨山巻道について書きます
  
作業道からはモノラックで浦向道分岐まで発電機をあげ、後は人力で小屋まで持ちあげる
  
小屋からは三名で笠捨山登山道と巻道の逓信道を点検した
小屋前から、から池、逓信道分岐、巨大ヒノキの大峰八大金剛童子が祀られた地点までは異常なしの状態でした
  

   
途中に巨大倒木が有るが、ここは上手く巻き登れる
 
大雪だった今年の笠捨山周辺だが、倒木は少なく作業はほとんど無かったが、地図に示す地点で大木が倒れていた
点検すれば、木は枯れていたようで、巻き道が出来れば山肌が傷むと判断して倒木を取り除いた
又浮き根も危険と判断して切除作業だ。
トレランも多くなった大峰奥駈道、転倒の怪我が増えている
 
後は順当に登る
  
山頂までの倒木は一本で、後は小枝が落ちているのみ、所処で撤去するが作業は簡単だった
山頂は快晴で見晴らしは最高だ
  
山頂休息で地蔵岳に向かって下山、下りきったコルから逓信道に入る
この道は十津川と下北山村浦向(下北山村役場の所在地)を結ぶ生活道だった。
今も鉄塔管理道としてや、笠捨山エスケープ道として利用され、新宮山彦ぐるーぷとJPの手によって補修され通行が出来る状態だが、毎年何らかの崩壊が有り作業の手が入る
今日もその下見で逓信道を通る
  
コースは地図参照に
各所の崩落場所を写真で載せます
  

全体の様子はグーグルフォトで見てみます
https://goo.gl/photos/5GAkXLq6mbC4yYHKA

小屋に着くと、沖崎氏のみが残り、他は作業のため下山して、補修用丸太の集積に参加していた
  
今回の作業工程の地図利用で笠捨山登山の参考に成ると思います
行仙岳を入れ登山コースの参考になさって下さい
周回時間は、行仙宿小屋から小屋で10時30分〜15時35分5時間5分、荷揚げ口から小屋までは約30分の時間を要する