木原谷右又と地蔵谷下降
2017/07/25
二人

ガーミンの軌跡 
木原谷と地蔵谷はCo904mで出合う谷だが、どちらの谷も緩やかで登りよい谷だ。
木原谷右又は15m二段の滝が有るが、他は2〜3mの落差?の滝が有るだけで膝より上に水に浸かることは無い
地蔵谷を下ったが、ここは滝らしいものは一つ有るだけで、上地図に書いた下の地蔵滝は2m程度、上の地蔵滝は斜漠で4m程度だ
両谷は苔が美しく、水量が少ない時期は登山靴でも遡行が可能だろうが、お勧めはやはりフェルトの沢靴だろう
両谷の源頭部は急傾斜だが10m程度だ。
木梶林道駐車場から入渓地点まで約一時間の歩きだが、両谷のみの周回時間は8時55分から15時40分と周回時間は6時間45分と手ごろだ
木梶林道を歩くが、水量が多そうな木梶川、途中に見える鳴滝は水量が多いのか見事だ
時間が許されるなら、鳴滝上に懸垂でもして沢に入れば少しは沢登りの醍醐味が味わえそうだが、体調の関係で今回はシャワー登りや泳ぎは出来ない。二つの谷周回は涼しく、優しく楽しいと見てご近所さんにお付き合い願った。
  入渓

地蔵谷と木原谷出合いは地図の標高904m地点だが、木梶川を渡って690m程度、道が広くなり左斜面は鱗状にコンクリ整備が有り、川向こうは伐採跡だ。
入渓地点
準備して沢に入るが、フェルト靴とヘルメット、一応ハーネスやテープ、ロープ、と沢用のギアーは用意しているがリュックの中だ
沢に入って地蔵谷側の様子を伺うが、入り口は5m程度の滝、滝下の小さな岩の隙間はショウタンが通れないかもと、これは高巻き下りだと下山地点を目視しておいた。
 下山の踏み跡??
木原谷に入る。
綺麗な岩が苔むし歩き良い。小さな小岩を乗り越えながらルンルン、ヤハリ沢は涼しい
  
アカゾレ山から下る方たちもいる。尾根先にテープが賑やかだ。
今日程度水が有ると渡渉は注意が要るだろう
綺麗なナメの苔を楽しみながら遡行する
一つ目の谷分岐付近で右岸にテープが賑やかだ。
無視して沢を登るが、倒木がすごく引き返しソマ道に登った
  
サワナビもここでソマ道に登っている。
等高線940m地点だ。地図では分かるが現場では谷が分岐する
左岸に山抜けの跡、下は倒木だ。サワナビからするとソロソロ15mの滝だ
ソロソロ15m二段の滝だろうと、沢に一番近い地点から再度沢に入る
  
少し遡上すると正面に滝が見えた。
  
2段15mの滝は登れそうだが、濡れる気など無い、綺麗な滝を眺めて、30m程度下った所の小さな凸尾根からソマ道に登り巻いた
 
ソマ道は続くが、沢に近い所から再び沢に入り遡上するが、この付近は美しさが無い
二股出合いから右又に入るが、この付近は間伐材がゴロゴロ、沢縁を遡上して、綺麗になった頃沢に戻った
    
小滝などが出るが濡れる事などは無い。綺麗な緑が心臓に優しい。
息切れしない程度にユックリと歩調を合わせてくださるご近所さん。ショウタン荷物を持とうかと優しいお言葉に涙がポロリ、(><)
  
登ってゆけばナメは美しい
尾根が見え出す頃体調を整え、最後の斜面を直登するが、ズルズルだ。
ご近所さんは少し巻いているが、ショウタンは直登にこだわりズルズルと登った
3m程登って、ズルー、まるで雪の斜面登りだ

  
登りきればアカゾレ山の肩だ。
正面に鏡の泉と緑の斜面、モウ一つの泉を見に行ったが、水は枯れていた
  
アカゾレ山はパスだ。
アカゾレ山の下付近の風が感じられる所でお昼を楽しむ
今日は蚊のいない空間を作るというスプレーを360度スプレーした
蚊がいるのか居ないのか虫は少なかった。
   
道成りに歩けば伊勢辻山に出る。
  
伊勢辻山から地蔵谷に下るもいいが、伊勢辻の源頭部から沢に下りた
あと少しが傾斜があり、木を持って最後の5mを降りようと手を離すと、斜面に対面してズルーと3mばかし滑った。
ぬかるんだ斜面だった。
  
地蔵谷は沢と言うより、谷歩きだ。
地形確認を行いながら現在地を探る。
  
しばらくは苔の美しさや地形確認が楽しみだ。
谷にコンパスを取り、尾根に取り、地形を見てここだここだと安心を覚える
小さな4m程度の滝が出た。
これが地蔵滝か??と眺めるが、さて
難なく下り
  
だんだんと沢らしくなり滑り注意で下る
 兎に角緑が綺麗だ
以前Aチーム時代にこれが地蔵滝だとわいわい騒いだ滝が出た。
ご近所さんは私の背より落差は小さいと笑う
  
谷出合いに美しいナメが出た。一休みだ
左岸側が植林に成って来た
木原谷出合いは近いはずだ。
地蔵谷入り口の5m滝は巻くと決めていた。
左岸巻きだがその取り付きが??、一巻きのテープが有ったと言う
その付近から踏み跡らしいものに入ったが、だんだんとその跡が???と成り、地形からバリバリと下った。

予定していた下山口に上手く下れたが、ロープが要るかとハラハラしたコース取りだった
谷出合いに下りった
木梶林道に登り、沢靴のまま約1時間車歩いたが、汗など出ない涼しさだった。
今日はタイツにユニクロの冷感タッチ、シャツは作業用の冷感タッチ服、結構涼しく簡易な山行なら役立つと思った。
 
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