2007/09/02

Timpohon Gaato1866m からラバン、ラタ、レストハウス (Laban Rata Resthouse)3272mに


3人は早く目覚めた。マダ外は暗い、ショウタンはカーテンを開けると目の前に不気味な姿でキナバル山がそびえる
高さは本当に4095mも有るの、と言う感じだが、姿は不気味さを感じた。ハッキリと肉眼でラバン、ラタ、レストハウスが確認できる
パーナル、ラパンの大岩壁がむき出しの肌を見せる。ロバの耳ピークが突き出ている、キナバル南峰に隠れて最高峰ローズピークが見にくい
今日あの小屋まで登ると思うと自然と闘志が湧いてきた

再度準備品を点検、外に出て迎えの車を待った。
7時30分、約束時間にガイドを乗せた車が来た



車でBHQ公園事務所に行き再度登山手続き
不要な荷物を事務所に預けて(一個単位でお金がいる)
ガイドと打ち合わせる。山容を見てビビッタショウタンは急遽
ポーターを雇う事を提案したが巧く見つからない
ガイドが1Kg7RMで引き受けてくれた。これは急遽の話し、本
当はガイドはポーターを兼ねないらしい
お弁当と入山カードが届くまで事務所の真下にあるレストラン
でモーニングを食べた。余り食べ過ぎないのが高山病に成ら
ないこつでもある
ショウタンは得意のカルピスウオーター2L、と弁当ヤッケの超
軽量だ、マッチャンは独力で担ぐ、ノブヤンは少し重そうだ
ヘタッテモシラナイゾー
ショウタンは楽沈登山と決め込んだ

車でTimpohonゲート1866mまで車で送ってもらい登山開始
ガイドはロニー25歳週2回ペースでのガイドとの事
最初マッチャンは訛りのある英語にとまどっていたが、直ぐに
なれた。ロニーは日本語はほとんど話せない
最初少し下り込みカールソン滝を左手に見て登り始める
ここから山頂まで全て登り、水平路や下りはない
直ぐに悪名高い階段が現れた。最初はまだいい、登るにつ
れ階段と言うよりハシゴ状態の急登や土止めと言った方が
正しい高さのある階段が出る。
直ぐにカンディス シェルターがある
500m毎にあるシェルターはトイレと飲み水が有るが日本人に
は無理だろう。どこの国の白人か分らないが平気で飲む
人たちもいた。トイレは出来ると言う感じレベル、水洗では
あるが手動式、手で流す。和式、洋式どちらもある場合がある
和式はドアに向かって座ると良いだろう



ピンタプラズマ

インパチェンス
珍しい花々を写しながら本当にユックリと登った
モウ山はガスで雨のように木から滴が落ちる
ここは本当に南国、熱帯地方と思わないくらい涼しい、イヤ寒い
ガイドがインパチェンスはキナバルの花と説明しているように
聞こえた。マッチャン通訳もそれでOK サインが出た(^^)(^^)
ラヤン ラヤン職員宿舎の有るシェルターで昼食を取った
めざとくリスが駈け寄り、横に座った白人のビスケットを
失敬して美味しそうに食べ始めた。
あまりに日本の山では見かけない光景だ

私たちの弁当、サンドイッチ、リンゴ、ボイル卵 フライドチキン

ここまでの間では一番珍しいのはウツボカズラだろう
キナバル山の食虫植物としてあまりにも有名だ
ここまでのタイムは約3時間標準タイムで登った
  
ラヤンラヤンシェルターからは植生がころっと変はじめる
少し先にマシラウネイチャーリゾートからのルートと出会う
道は木階段から自然石状態の階段にと変って行く
 ← テイジー(たんぽぽ)
タンポポのお花畑が現れた。
向こうにゲストハウスが見えた。
着いたーと叫びたい気分だ
これだけ階段状態が続くとたまらない
ショウタンは膝がガクガク状態でした
小屋前で笑顔で写真に収まるマッチャンだが気温は10.7度
風が強くガクガクとふるえる位寒かった
ガイド ロニーさんと



小屋前で咲く オーキッド

小屋の中に入ると直ぐに食堂、あまりの寒さに3人はスープ
で暖まった。あまりの量の多さにビックリ、ヌードルスープは
大盛り状態
寒い とりあえず、部屋に行く、二段ベッド×4、8人が寝るが
男女区別はない、私たち3人と白人女性4+男性1
私たちは下に陣取ったが、上が寝返るとベッドが動き
眠れたものじゃないが、日本の詰め込みよりよほど良い

白人はUK人らしい、マナーはまずまず、消灯時間までに
全員が寝た。電気ストーブが20時からはいる
今度は暑くなり、白人男性がSWを切った

今日見た花々

その1にリンク

その2にリンク

戻る