玉川峡から黒河道、国城山
2019/10/21
二人
 

ヤマレコにリンク
距離10㎞
玉川峡市平橋、08:00-青淵とりつき08:20-明星ヶ多和09:50-小休憩-10:02-伝道防10:23-鉢伏山10:36-明星ヶ多和10:57-国城山11:26~
12:15-玉川峡市平橋13:56
総時間5時間56分
 高野山参詣道、黒河道を細かく区切り歩いている
今回は国城神社と玉川峡間を探ってみた
始めて歩いたときは、紀伊清水の賢堂から明星ヶ多和、市平、久保、黒河村跡、平村跡、黒河峠、奥の院だったが、今回世界遺産に登録されたコースは少し変わっている。
2019/10/16日に玉川峡~子継ぎ峠間を新旧コースを歩いてみたが、今日は旧コース、青淵コースとわらん谷コースを、国城山と三角点伝道坊を入れて歩いた
玉川峡沿いの市平橋横の凸地に車を路駐して登りは青淵道に入る
地形図を参考にしてください

市平橋から道標に沿えばわらん谷を登る道標を無視して、宿九度山線(やどりくどやま線)を東に歩く
  
100mで明星ヶ多和の案内が出るがさらに宿九度山線を東に歩けば、旧黒河道の吊り橋が有った玉川峡越えの難所、太閤の馬渡しが右手下に有る
今は吊り橋が撤去され案内もないが、写真で見てください
  
吊り橋が有ったところには、市平橋の支柱跡と地蔵とお大師さんが祀られている
古道跡か、玉川峡に向かって小道も下るが今は通行できない
新しい市平橋を迂回するのが、高野山への道だ
 

車道に戻り写真のところから斜面に取りつくが、コンクリは湿りこわごわと細い道を登る
登るほどに道横は傾斜が有る山肌で、足元注意でふー登る
超ワイルドでこれが少し前の生活道だ。

  

正面に家が出れば、玄関前に道が地図に乗る
そのまま家の前を歩き車道に出る
現在住所が九度山町大字丹生川で小字が青淵なんだろうか
世界遺産追加登録まではこちらの道が黒河道と認識されていた
古い案内もある
  

地図を見ながら池が有るとか、道が分かれるとか読図で歩けば山の斜面に入り後は一本道だ
先日越えた尾根が見えた↓
 高級柿、紀の川

道が未舗装になれば、山裾を緩やかににぼってゆく

  

緩やかに登り古道を感じながら登れば、古いハイキング時代の案内が今も残る
  

どんどん歩けば、仮設トイレが出る
面白いことに、男性の小便は禁止だって

その先は明星ヶ多和、お世話になる奥様に声をかけ、伝道坊に行くが良いかなと声をかけた
もうマッタケなどない、誰もいかないからと言いう奥様、許しを請う
写真は載せますが、コースなどは軌跡から判断してください
又、この山の事を鉢伏山と言うが、山頂は山の条件の、尾根が三方向に分かれる地点を山頂とした
三角点、伝道坊より5mは低い
   
尾根をくるっと回り、明星ヶ多和に戻り国城山に登る
なるべく古道と養蚕所跡と言われる小森を超える
  
小森には観音様とお大師さんが祀られた祠が有る
直ぐに車道に出て、国城山に向かう
登ってゆけば
字は消えかけているが、国城山登山口の案内が有る
  
ほとんど登る方はいないようだが、道跡が残る
山頂はススキが生えこんでいるが、薄い踏み跡が有り、山頂を確認して動物道を国城神社に下った
  
 神社の社前でお昼を楽しむ
桜の紅葉が綺麗だ
又、神社前からは鷹や鳶烏が鷹柱と言う鳥が上昇するところが見えると案内が有った
  
 昼食後立ち上がると膝に激痛が走り、オヨヨ歩きで明星ヶ多和に下って、わらん谷に下ります
わらん谷が登録黒河道になったようです
  
500m毎に距離ポストが有ります
わらん谷は2㎞、最初は幅広なコンクリ道ですが、コケで滑りそう
7~800下れば写真の古い取水口が有りそこからは、これ世界遺産と感じるワイルドな小道です
  

丸太橋、新しい橋、細く高所を通ったり沢横を通ったり、油断大敵な道です
案内はバッチリで分岐はない
足元注意の険路として書いておきます
  
アケボノソウや初めて見る実のなる木、小さな滝にと下れば楽しいですが、険路は険路、十分に注意がいる道でした
古い田の道だったのでしょう
私は青淵の道のほうが道らしく楽しく感じました

  
 下ってゆけば宿九度山線にでて、100mも下れば市平橋、橋を渡って高野山まで後三分の二、黒河道は古道と言うより、登山道の色が濃いかな
又、通しで歩いてみます
今回は下見気分で歩きました
  
 

戻る