黒沢山の沼池
2019/05/19
単独

場所は有田川町になるが、一般的に紀美野町の野上新から登られる方が多い沼池、
私など登山愛好家は、近くの山を入れて周回コースを組む
山は低山ですが、カモシカが住みついたように、山は蛇紋岩で植物は育ちが悪く低木の多い山で見晴らしも有り面白い山容の山だ
その山の山肌に、天然池が有り何時のころからかカキツバタが咲く池がある
和歌山で唯一の天然池で和歌山県立自然公園第2種特別地域に指定されている
中学生時代からこの山に登り始めた黒沢山だが、当時は厳しい遠くの山と感じていた
今は、高速を利用すれば4〜50分で紀美野町の馬酔木林道登山口に着く
今日も仕事の前に思い立ち、沼池のカキツバタを見たくなって最短で黒沢山から沼池にピストン山行をした
随分昔に取り付けた登山口目印が今も残り、時には登山者も有るのだろう踏み跡が濃い
 
トラバース道に入り後はテープに誘われて山頂に向かえば良い
経塚山や石生山等を取り入れるならコースは複雑で真剣にコースを読む必要の有る山だ
今日は、沼池のみの山行で身軽なスタイルで登った
 
黒沢山は蛇紋岩の山で木の育ちが悪く、すべての木はヤット生きている感じがする弱弱しい木々が多く、
登山道以外は踏み荒らさないでほしい山だ

二箇所で見晴らしが有るし、グーグルマップで知ったが砦跡も有るようだ
兎に角最短で沼池に向かった
 
山頂には三等三角点、黒沢山509.3mがある
この山の登山道で一番怖いのは、直ぐ横のゴルフ場で打ち損じたロストボールの飛来だろう
ゴルフ場沿いを歩けば、ロストボールがバケツ一杯くらいなら直ぐに有る
 
テープに沿って歩けば沼池に行けるだろうが、コースを外せば小さな山もカモシカが生きてゆける岩が有る
迷えば怖い山でも有る事を認識したい
コンパス、地図はシッカリ見よう
 
雨が少なく沼池周回はできたが、適当に雨があれば、花も綺麗ですが、沼の周回は雨靴が必要かも
鹿もあまりよりつかない底無しの沼池、はまれば大変だ
動物の足跡も少なかったが、人の跡も少なかった
踏み荒らさないように、沼を外れて周回してみた
池の端っこに古祠が有り、大切にされた池なんだろう
 
蛙や鳥の鳴き声、虫の声、小さな池は最近の気候変動に陸地化が進んでいるとか
 
古いPENTAXデジイチで見かけた花を写しながら帰路に付いたが、早朝の登山は鳥の声が美しい山だった
戻る