黒沢山 2019/10/31 二人 |
足の調子が今一つで今日もリハビリ登山に黒沢山を選んだ 黒沢山は和歌山県海草郡紀美野町と海南市にまたがる山だが三角点は紀美野町に有る 紀美野町野上新のバス停横から馬酔木林道に入る 馬酔木林道は舗装されているが、なかなかワイルドで今日も倒木が有りそこに車を路駐した 登山口まで約1㎞林道を歩く がけ崩れ道標の有る所だ。小さなマークが有り、トラバースに道が出る トラバースに入れば尾根芯まで約100m少し、そこからマークに沿って登ればいい 蛇紋岩の山の植生は何もかも小さく巨木は育たないようだ ところどころで開け見晴らしが有る 生石山は有名だが、黒沢山は人気は薄い 余りにも小さな山だ 今日の相棒は花が好きで野草を見つければパチリと写していた 尾根を登れば海南市内やその海が見張らせる台地が有り、同じ蛇紋岩の山竜門山などが見える 写真は生石山と海南市 三角点に向かって登れば、尾根にカモシカの糞が二か所見かけた カモシカが増えているのだろうか、鹿は無いと聞く 私自身もカモシカを二度ほど見かけたものだ 後日カモシカの糞ではないと判明した 猪かも 登山道真ん中に点石がある 景色もない三角点ピークは通り過ぎ、少し南にゴルフ場のクラブハウスが絵になる広場でゆっくりと休憩する ぐーぐるマップによればこの付近に黒沢砦が有ったようだ |
510mピークに向かう 510mピークも小さな双耳峰、東寄りのピークが510mだ 山頂には東黒沢山とある 三角点よりわずかに高いピークだ ここから沼池に下る ウバメガシの多い山だ、少し前まで炭焼き窯が多くあった山だ 途中に石積が祠跡か 沼池でお昼を楽しみ池周りを歩いた 弁才天を祀ったものだろうか祠があり賽銭がゴロゴロ 初夏に咲くはずのカキツバタが2~30花を咲かせていた 池の水は満杯で満杯の池を初めて見た 雨が多い秋だったのだろう 黒沢砦に向かって杣道か古い生活道か山裾を戻れば珍しくリンドウが咲いていた ゴルフ場際はOBボールが怖い 林の中を地図に載る破線に向かって下った 破線道は時にはマークが有るがほとんど利用者がいないようだ 倒木が増え避けているうちに道を失い林道に出た 後は林道を下り車に向かうが、登りに倒れていた倒木が、軽トラックなら通れるように切られていた この山域でもクマが出たと聞く 熊用心も必要かも 今日も楽しく黒沢山をちょこっと歩いてみた |
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