行者環岳90番ポストから
クサタチバナとサラサドウザンツツジ
2019/06/18
5人


90番ポスト位置、国土地理院地図にリンク
クサタチバナを見に行こうとお誘いを受けて、行者環岳の登山口の有るR309の90番ポストから清名の尾のタイタントラック横に登り、大峰奥駈道に出て、行者還小屋やから行者還岳に登った
計画では下山は行者還トンネル東口に下山予定だったが、トンネル東口入り口直ぐが大雨で林道が崩落していた為に、下山は危険と判断してピストン山行とした。
 
90番の取り付きは駐車が4〜5台といった所で
多くの駐車はできない
90番ポスト前の鉄階段に取り付き、良く踏まれた道を単純に登れば良い
 
清名の尾の南側は、植林は少なく原生林で残った部分が多い
自然林雑木がそのまま残り見事な自然を見せる
特に、二本だか一株か分からないが、巨木の桧が見事に残っている
  
今日のコースは、大峰の登山道としては、最も登り良い自然の美しいコースではなかろうか
巨木の桧の30m位上が清名の尾の中心で、少し以前は林道が通り、そこに登ったマツダのタイタントラックが捨て置かれ、一つのランドマークに成っている。
 
清明の尾根にはシロヤシオが多いがもう開花時期は過ぎ、緑豊かなコースで歩き良い
大普賢岳、小普賢岳の見晴らしも出てルンルン
 
奥駈道に登りきれば、弥仙や鉄山が綺麗に見えた
梅雨の晴れ間が一番綺麗と遠く唐沢の小屋で聞いた事が有るが、雨が洗い流した空気の向こうは本当に綺麗だ
 
奥駈道はボチボチと人と出会う
ガマズミの木の花が綺麗に咲き、岩場では咲き終わったヤマシャクヤクやヒメレンゲ、ミズホウズキ等が綺麗で花オンチもテンションが高まる
 
 
梅雨時期はやはり苔だろう
緑の苔は美しかった
ボツボツとクサタチバナが見え出してた
ミカンの原種の橘の木の花と良く似ているところから付いた名だとか
香りは無いが、なるほどミカンの里の和歌山に生まれた私はミカンの花の香りと花の形は記憶に濃い
クサタチバナには香りは無いが、これだけ群生すると美しい
 
 
ただ、周囲にはバイケイソウやトリカブトが勢いを増しこの先が心配だ
行者環小屋にリュックを置いて、行者環岳山頂に登れば、初めて知ったサラサドウザンツツジが見事に咲いている
しかもサラサドウザンツツジがあんなにも巨木になるとは知らなかった
太さは直径20cm、高さは5〜6m、の木や大きな木が満開で素晴らしかった
 

 

 
 
小屋前に下りお昼を楽しみ、同じ道を帰路に付いたが、花に詳しい方たちとの山行はユックリと花を楽しめる
タイタントラックも痛みが目立ちだしたが、分岐目印に最高のマーク
巨木はマダマダ元気だ
自然林をユックリと下れば
このコースは年とともに愛用する機会が増えてゆくだろうなと思いつつ楽しく下った
 
 
又、若い頃はヒメシャラと桧が肩寄せ合って立っているのを見れば、競走しているように見えたが、後期高齢者が近づくにつれて友達が支え合っている様に見え出した
友達の木
最後の階段を下ればR309だ
今日も楽しい仲間との山行は疲れが出ない
又、来よう90番ポスト登山口
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