奈良県桜井市パワースポット 桜井市出雲の巻向山、埴土山、白山 2014/11/27 |
総時間7時間のスローペースでした 軌跡のみの大きな地図にリンクします |
大きな地図を載せましたが、ページの言葉より地図が一番分かりよいと思ったからそうしました 腰痛が完全に治ったとは言いがたいが、激痛の経験が無かったころは、今日くらいの痛さは当たり前だった程度の回復 後は、パワーを自然から頂こうと、巻向山(まきむくやま)を選んだ。本当なら三輪山を下山に通りたいが、この山は神域で、狭井神社からのピストンしか許されない。 |
今回の巻向山や初瀬山は登りたい度の高い山だったが、周回をどうするのが良いのかなんて迷っていると、先送りになり、今回のリハビリ登山に丁度良いのではと、決行した コースと駐車地に迷っていると出雲に十二柱神社があり、相撲の祖師、野見宿禰が祭られている事と、30日に二上山ハイキングがあり、野見宿禰(のみのすね)の対戦相手、當麻蹴速の当麻寺(墓がある)に下山すれば両力士に会えるだろうと登山を十二柱神社からとした 所が、十二柱神社に行くとそこは桜井市のパワースポットで、出雲ムラの事や山頂付近のダンノダイラ、磐座(いわくら)のことが書かれていた 又山域には埴輪やこの地で作られた出雲人形の土が取られた埴土山の存在を知った |
神社横に駐車可能の地がありその横に巨大な五輪塔がある。野見宿禰の塚上に有った物を明治16年この地に移したとある 又、狛犬の台座の支えは力士で、全八人、全部表情が違うのは面白い 狛犬階段下に、神社や出雲地区の話が要約された案内があったので、大きな写真にリンクしておきます |
旧伊勢街道横にある十二柱神社、町並みを見ながら西に歩きコンビニ裏手付近から山手、北にコンクリ道を登るが、ちょうど村人が出てきたので、コースとダンノダイラ、磐座、埴土山、等について話を伺った。里人の西野氏は山頂付近の多くの土地を持っている。と別人が教えて下さった 40分で登れる。電波塔、ダンノダイラ、奥不動の道標があるという。これで場所が分からなくても行けるとたかをくくった ここから登る 直ぐに見晴らしのいい田園が広がる。山頂は直ぐそこに見え、振り返ると音羽の山並みがそびえ、遠くには金剛、葛城の峰は美しい それもそのはず、万葉集の巻頭の歌がこの地で詠まれたと言う伝承の地だと言う 看板の写真にリンクします |
植林の中に入ってゆくが、道は舗装されています。超ユックリと登るショウタンです 登ってゆくと、植林入り口に小さな石碑が有ったが判読できず。そのまま登ってゆくと、道標が出ます ダンノダイラと出たものだから、これは簡単と思ってしまった。途中でアンテナ基地や奥の不動の道標が出るがダンノダイラは無い 地図から判断して奥の不動に方面に向かった。 |
踏み跡とテープからして地図とコースが違うようだが気にしないで、そのうちダンノダイラが出るだろうと思い込んだが??出ない 後少しで奥の不動に出るところまで来たが??と一枚の朽ちかけた印刷物に200m東と出た ?? 尾根に磐座があると聞いたつもりだ。引き返し巻向山に続く尾根に乗った。直ぐに注連縄のかかった直系4m程度の磐が出た ?? もっと大きいと思っていたが?? ダンノダイラは何処だとその上のモーレツブッシュに突っ込んだが無い |
地図から想像して、 途中に東からの道があった。そこに下ってみようと植林内をエーイと下って東に歩く 200m歩いている??、もう少しと思うとその先に白いものが見えたので行ってみると、ダンノダイラと書かれていた ダンノダイラに向かうには、アンテナ基地に向かう途中から分かれれば来れる様になっているのだろう 山頂から水が出ていること、天壇 ダンノダイラの事が書かれていた 磐座を見れば少しは感動したかもだが、植林の中の広場という感じだ 天壇の上に行ってみたが、少し白い石が有って、頭大のパークライトが三個置かれていたが、一個は数時間前に動かされた跡があった 植林内の雨裂の横を這い上がり、湧き水点を探そうと急斜面を這い上がった。そのときに磐座が頭から抜けたようで、磐座を見損なった |
尾根に上がるとマタマタ道標が、これでアンテナ基地に向かえばダンノダイラに来れるようになっていると確信した。 小さなピークにアンテナ基地があり、生駒の山並みが綺麗だし、河内の平野が見下ろせる ここで読図すると尾根が巻向山に続くし、踏み跡とテープがあり小さなピークの二つ先に破線道が走っている 直ぐに林道に飛び出した。コンパスを取ろうと、アレッ、アレ無い、地図とコンパスが無い、鉄塔下でコンパスを合わせた 風も無いから道上に有るだろうと引き返した。馬鹿なショウタンだ。 |
直ぐに巻向山の下に出た。地図どおりに道は無い、地図に載る道に入る。東側尾根から取り付いたが、雑木が邪魔をする 目立つテープが巻かれていたから登る方たちもいるのだろう 山頂は見晴らしも無い三角点が鎮座する山頂だが、シッカリと保護石が残り痛みは無い 点の記 三等三角点 点名 巻向山 緯度 34°32′29″.9918 軽度135°53′13″.4730 標高566.87 選点明治36年4月28 埋設明治36年5月6日 観測 明治36年9月8日 改測 平成20年4月15日 所在地 桜井市大字辻752-1 |
オムスビをかじって、地図を読む。 埴土山のヒントは、平らで周辺の土が赤い、穴の開いた石がある と言うだけだ 初瀬山に向かう方向にあるだろう。 西に尾根を歩き林道に下る。その下り口に巻向山の道標があった。 結果、アンテナから尾根を通り林道出でてそのまま歩けば登山口道標があったのだ 計画では巻向山から引き返し奥の不動寺に出て黒崎から引き返す4〜5時間計画だったが、埴土山が見たいと欲が出た とりあえず林道を素直に歩こう。直ぐに穴師山下に出るだろう墨破線道分岐にテープが巻かれ、林道にも時々テープが見える 落ち葉が綺麗だ と金網囲いの奥に意味不明のサークルが注連縄に囲まれている 埴土山はこの奥かと思うが、少し気味が悪い、林道を下ってゆく ビスタリーのボチボチ歩きだ 林道が分岐するがコンパスで初瀬山方向(右)に向かうであろうルートを取った 右手下に社が出た。地図池のほとりだ。少し下り、回り込むと鳥居が出て社前に行く 高山神社と言うパワースポットで付近を白河驚渕(しらが、とろどきのふち)と呼ぶらしい 谷に田の跡があり、白河の里を潤すため池だったのか、谷を下ると山肌が赤い。この上かと引き返し細い尾根を歩いた テープがある。オッこの先のピークかと焦りが出たが、平らなところと言うには当てはまらない 地図を眺める 引き返し、サークルから奥に入ってみようと思ったが、右手にまっすぐ伸びる尾根がある 山頂では無い地形と言う、半信半疑で谷を越えて登り返し、北に歩くと、穴のあいた石が出た ここが、埴土山だ。土は赤く、白い雲母か石英か?、手に取るとキラキラと光、その量は三輪山より少ないが、不思議な土だ この付近の土で埴輪を焼き、現在に至って出雲人形を焼いたのだろう 何のための穴あき石だろうか?機械で掘られたように綺麗だ。その技術の高さには驚くばかりだ 引き返し奥の不動寺に向かう コンパスを取ってみるが、道は古道ではなく方向がずれるが、ドンドン下るとコンパスが合いだした 奥の不動寺の手前にある486mピークが白山だろうと目星をつけていた 途中から斜面を登ろうとしたが、傾斜があり、リハビリと諦めかけた 駐車場が見える頃道標がでた 登ってみると 風化した花崗岩の白い肌がむき出したところが出た。 綺麗さはとんづる峰よりは薄汚れていたが、それでも珍しい地形だ 486mピークまで行くとテープが巻かれ時には人が来るようだ 486mだが450と書かれていた 奥の不動にお参りしてパワーを頂き、お礼に不動真言を唱えたが、獅子脅しの音にドキとする小心者のショウタンだ 駐車場の端に、黒崎の道標が置かれていた。狭い階段を登る 四時までに下山しないと駄目だろうと休憩も無く急いだがペースはゆっくりだ 尾根に出ると道標があり、三輪山方面には立ち入り禁止、それでも踏み跡がある 黒崎に下ってゆく、古道のままのようだが、道標もありテープも巻かれている 古い道だろう、階段跡や石畳が感じられる。植林や自然林を下る |
途中に小さな祠が出た。コンパスも取らずにマークに従った 。 墓地横を下り学校横に出た。少し伊勢街道を歩き、車道に出て又伊勢街道に入る 街中の車道歩きも古くから栄えたこの地域は見所満載だ 途中の流れ地蔵で一休み、古いものだろうか、半身土に埋もれた地蔵だとか、初瀬川を流れてきたとか 町は魅力に溢れている よぼよぼショウタン、腰痛も無く回復の兆しが見え出した。 十二柱神社で手を合わせ、鍼灸のゆき先生に整理体操の重要性を説かれたショウタンは、ぎこちない体操で、1、2、3 帰り道は交通停滞が多い地域だ。ユックリトR24号を走ったが、気になるブレーキ操作もスムーズでルンルンと帰宅できた。万歳ショウタンだ |
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