岩湧山支尾根

曼荼羅尾根から阿弥陀山、根古峰バリエーション
2017/04/18
2人

Pから東阿弥陀山まで2時間35分
東阿弥陀山からPまで下山時間3時間20分(昼食含む)
総時間約6時間でした
岩湧山で曼荼羅尾根という名を聞き検索をかけると、古道が有ったようなことが書かれている。

予定していた沢遊びが天候不順で中止と成り、曼荼羅尾根を登ってみた
正式駐車場に車を置けば無駄歩きも多くなると、天見駅、流谷の岩湧寺ハイキングコースの、トチ谷入り口凸地に路駐して山越えで中の谷に向かう
 栃谷入り口
 拘った栃谷入り口↑

右上写真の所から栃谷に入ればいいが少し拘った。

栃谷から尾根越えで中の谷に入る。単に車の駐車の問題からそうした。
古いエアリアマップには、栃谷から五つ辻に行く古道が有ったようだ。
  

栃谷に150m程度はいれば左手に滝、右手に鉄塔道らしい道にマークが有り、尾根を越え、中の谷に行ける
中の谷の林道を登れば、巨木の杉が出てその右下の尾根先が、曼荼羅尾根登り口だ
マークと道標がある
  
尾根先の小さな道標から取り付く
最初は踏み跡程度だ
道は急坂だが、六尺道に成り古道を感じる。
  
六尺道を登ってゆけばいいが、途中で道が消え斜面登りにマークが有るが、左手の尾根に乗れば古道がある。
表現は難しいが、古道に拘らなければマークを頼ればいい
古道を忠実に登れれば、曼荼羅桜と名板がある山桜が出る
どんな花を咲かすかは分からないが、山桜としては巨木だ

 まだ桜は早かった

ここで古道跡は更に薄くなり私は広い棚を左手、東に歩くとプツリと道が無くなり斜面にテープが沢山巻かれ上に導く
ここで、こんな急斜面に古人でも道は作らないだろうと、地形図を眺め、トラバースで道を探ると、地図にトラバースコースが読み取れたが、道は抜けてなかった。私なら少し遠回りだが、地図に記したコースを作る。

フラットに成り登れば五つ辻に出る
簡単な表現だがそう表すしか方法は知らない
フラットな尾根

五つ辻前から測量杭が打たれた斜面を登り阿弥陀山を目出す

  ←阿弥陀山取り付き

阿弥陀山は小さな双耳方で、西と東の阿弥陀山と表記している。
東阿弥陀山から東側の尾根に下りダイトレに入っていった。
入り口は少しブッシュだ。

  
ダイトレに下る。

ダイトレの道は道標で分かりよいが、地形図は少しややこしく反映されない道も有り??と考えながら歩いた
途中のベンチで昼食をして根古峰に向かう(25分程度)

ダイトレ際に根古峰の表記がある。その上の丸いピークが、根古峰最高点ピークだが、三角点根古峰に山名板が有った

丸いピークの上で、S61年のエアリアマップを持って、男性がここが根古峰でしょうとウロウロしていた
少し下の三角点にキット山名板が有る。
点名と山頂がこんがらがるとこのような表記が出来ると話し合った。
山岳会の名を堂々と書いていた。
  
三角点から北に踏み跡を下ると、古道が出る
そのまま下りP620mピークを特定する。
途中で、林道大谷線に入らない用に注意が要る。
 620mピーク
P620を確定すれば620mピークに一巻きの赤テープが有った。
ここからは、完全バリエーションで、もうマークの無い尾根は無いだろうと話しながら歩いたが、まだマークの無い尾根だった
マークが無ければ読図は一層楽しくなる変人二人、ワイワイと方向取りを楽しむ

最初は普通の尾根だったが、一部はブッシュだ。
ほぼ踏み跡や測量が有り、かき分けるほどのブッシュではなかった
   
コース表記は難しい
読図を楽しむ方や、バリエーション好みの方には面白いルートでした

曼荼羅尾根は古道に拘らなければ、マークが多い。
広い部分は、キンバ道(木馬道)だろう?炭焼き窯跡が多かったから、キンバで炭を下ろした道か?
古道は尾根中央に有ったと感じた。
曼荼羅桜より上は道跡も無く、多分だがショウタンが描いたコースに有ったと感じ、古いエアリアマップの道も探索すれば全容が見えそうだが又の機会にしよう

下山は通常アシ谷から流谷集落、出合の辻天見駅と下るのが普通だろうが、へそ曲がりはバリエーションが好きだ。
大谷橋に出るところ後5mはブッシュで、ズボンを破いた
植林内で、ビシャコを採た跡から見れば、どこかに下山ルートが有るのだろう

下山ルートは面白いコースでしたが、地図を読める事が必要なコースで、曼荼羅尾根はマークと道跡で分かりよいルートでした
カメラを忘れ、コンパスを忘れ、急遽山コースを組むと忘れ物が多い
相棒とコンパスは共有していたが、今日も相棒さんにお世話になりました
最後の写真は尾根先の下山ルートを確認する相棒さんです。
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