紀美野町 大竹山、丸山 2018/09/26 二人 |
08:40〜13:35 4時間55分約7.5km |
今年は猛暑や台風、秋口は雨と登山日和は少ない そんな中、お隣さんから、午前中なら山に行ける。近場で山に行こうと海草郡紀美野町の大竹山、丸山を選んだ 登山する方は、少ない二山だが、それでも三角点がある丸山には小さな名盤があった |
紀美野町役場に駐車して、妙見堂参道を登る。 大竹山、丸山は二度目で今回は表参道と言うべき道を登った 参道は地形図には無い 路地道 山裾道 旧国道から小道を登り山裾を歩けば、倒れた鳥居が出る 台風被害の倒木があったようだが、整備があった 恐ろしいほどクネクネ登る参道だが、登りよい 上から振り返ればまるで段々畑だ 由緒有りそうな妙見堂に出るが、台風被害か鳥居が倒れていた。参詣者は少なそうだ |
妙見堂横から小道を登れば見晴らし抜群な畑跡から山道に入る 山道は笹が生えこみ、ウムム、 想像はしていたが、以前とは大違いだ 笹を越える。50m位で笹は無くなった 風が強かったのだろう。 巨木のヒノキが根こそぎ倒れている 台風被害もあり、スイスイとは登れないが登るに問題は無い 元々は畑が有ったのだろう小屋などが残る ドンドン登ってゆく |
地図からこの付近に三角点が有るはずだと読図だ。 小さな石を探すのは二度目とは言え大変だ 畑跡をウロウロと探せば、小さな点石が見つかった 何時頃まで畑を耕作していたのだろうか? 近場なら持ち帰り復元してみたい発動機が捨て置かれ、モノレールがひかれて、作業小屋はある 小屋内を見なかったが古い農機具があるのかも 二人で三角点を探すがなかなか見つからず、??と諦めかけたときに点が見つかった 点の記 四等三角点、露谷 北緯34°09′57″.9104 東経135°18′42″.1394 標高180.35 設置 昭和57年12月7日 所在地 海草郡紀美野町大字動木字露谷1271-1 点石を探すなら、小道横の小さな水溜めから磁北に3〜40m程度だ コンパスで探ればよいだろう 点の記には付近はミカン畑と有る所から、ミカン耕作地跡だ ←道横のこれを見つけて磁北線の北だ |
台風被害もあり倒木が多い 前回よりは時間が係る 尾根向きが変わるところの斜面はずるずると滑り、注意が要る急傾斜だった 大竹山は雑木のピークで、丸い山頂には点名版も無く測量点もわからない、 小さな里山です 大竹山ピーク↓ |
大竹山を越えればミカン耕作地だ 正面に丸山が見える 車道を越え梅畑内を通って尾根に取り付く 畑内の道を通って尾根に入っていったが、台風21号被害は甚大だ 小屋の屋根が無くなっていた |
梅畑の最上部から尾根に入る 最上部から振り返れば海南市の町向こうに、海が開けていた 353m手前は孟宗竹のブッシュ、竹まで根こそぎ倒れていた物も有り、通行は困難だった 又藪も落ち着くだろう。 353mピーク先に金網フェンス、竹と木に登り越えた 丸山の山頂には無線アンテナが見える 見た目はブッシュが酷そうだ 中央にアンテナが建つ 山椒の木が植えられ、正面に丸山が見える 西側から直登も良いが、畑内に電柱が有る所から電柱をたどって西側から廻りこんで登った |
ところが電柱は、丸山の防災無線の基地用で、電柱沿いには整備が無く、西側の柿畑内を登らして頂いた 猪囲いのゲートは紐でくくられている。 山頂には薄い踏み跡が有る所から、防災無線点検者も柿畑内を登らせていただいているようだ 丸山の三角点の記 点名 柴目 等級 三等三角点 北緯34°09′54″.2951 東経135°19′54″.1250 標高363.71 選点 明治36年6月30日 所在地海草郡紀美野町大字柴目字東谷381番地 点横には、和歌山県の里山でよく見かけるセキド氏の足跡があった 防災無線設備 |
倒木にすわり、休憩昼食だ 予報では三時ごろまで雨は降らなさそうだが、霧程度の雨が頬にかかる 会話も少なく下山した |
下山は車道だ 途中で柿のとね早生を収穫中の方に話しかける やはり21号被害があったとか、私たちが通らせていただいた柿畑の話をすると、耕作は充分では無いと言う 高齢化と若者は後を継がないと言う 放棄農園が目立つ 急ぐでも無しゆっくりと下る 雨らしい雨が降り出した。 山用の傘をさしながら、ルートを読んで下る |
真新しい道に高い高架橋が見えた 地図には無かったが、其の先の道に繋がっているだろうと、真新しい道を歩くが、車はほとんど通らなかった 途中に萩の花がメチャ美しい。道横にトンネルを作っていた |
後少しで役場前の道にでる所で、山裾に小道を見つけ、多分役場前に出るだろうと小道を行くと、役場取り付き道に出た 車のハッチバックドアを開けた途端、雨が本降りになった |
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