御杖村、曽爾村境界 栂坂山(牛ガ平山)、穴ノ尾山、一の谷山、馬背山、八辻山(八辻城跡)、オンジ山 2016/04/22 3人 |
コースタイム 登山口08:23-栂坂山09:03-穴ノ尾山10:03-一の谷山10:30-馬背山12:23-昼食12:30〜13:02-マゼ峠13:18-鞍取峠13:53- 八辻山13:53-オンジ山14:55-国道下山15:18-トイレ前15:30 |
今回は読図を楽しみにする三人でマイナーな尾根、曽爾村と御杖村の境界尾根を歩いた コースは低山でブッシュも覚悟したが、ほぼソマ道跡や林道などが出て歩きよかったが、油断のできない痩せ尾根、細尾根、急傾斜と 地図をにらみ、コンパスを離さず、地形を眺め三人で現在地を見極めた GPSは持っているが、コース参考に見ることは無く、コンパスを頼りに地形を読んでいった。 久々に難路のコース読みだったが、三人の読みが一致して、コースを外しても、直ぐに気が付き、むしろ歩き良いコース取りだった |
曽爾村のR369栂坂トンネル上の旧国道栂坂峠から、先ずは三角点添ヶ谷が乗る栂谷山通称、牛ガ平山を目指した 栂坂峠の少し手前の凸地に路駐して、コンクリ林道に入ってゆく。 朽ちた導表が有るがそれはモウ朽果てる前の一枚の板が落ちているだけだ かつてはハイキング道が有ったのか、エアリアマップも有ったがそれはモウ過去のものだ 栂谷峠 取り付き 朽ちた導表 林道を登ってゆけば、植林は間伐伐採中で道は良い 栂谷山手前付近でソマ道が有り、ソマ道からコンパスを取って尾根へと入る 急傾斜の尾根を登れば、三角点、添ヶ谷が出る ここに朽ちた山名板と宝来の鈴さんの点名版がかかっていた。 三角点情報は宝来の鈴さんの点名板を参考に |
曽爾村と御杖村の境界線付近を下ろうとするが余りにも急傾斜、下りよい所を下り林道に出る 木に山ガスと書かれ矢印が??、地図からそこに有った林道??が山粕に降りられる事に気づく仲間、 林道はほぼ破線道に沿っている ここだと地図で位置確認、私は拡大地図で現在地を読み、角度や尾根状態から現在地を読ん やがて林道が終わり、尾根へと入る。 最初は踏み跡もありルンルンだが、尾根が細くなり痩せ尾根と成り、雑木が邪魔をする細尾根に成った コノ谷は此処、この尾根分岐は此処、なんて三人はコンパスをあわす 西杉峠分岐尾根を特定して登ってゆくが、勢力を失ったスズ竹が邪魔をしだした ソロソロ穴ノ尾山だろうと山を特定にかかった 此処だと思う地点に鈴さんのピンク板が、山同定は同じ位置だった。 尾根は細く、針金フェンスが有り美しい山とは言いがたいが尾根は三方に別れる山頂だ。 此処からの下りこみは、ルート取りは慎重に取ったつもりだが、スズ竹とガスが方向を誤らせた 少し下った地点で尾根にコース修正をした。 少しブッシュだ 尾根を掴み下るが、難路だ 植林境界を登りコースを取って、此処が山頂だろうと見ると二枚の看板が 此処は、鈴さん看板が正しい、一の谷山だ 標高は有っているが、山名はオカシイ、私達は昭文社から地名を特定した |
一の谷山から馬背山までソマ道らしいものが出るが、消えたり出たりソマ道か動物道か不明なコースだ 途中で小さくブッシュが出る 尾根も痩せてはいるが、三つ葉つつじは綺麗に咲いている 小さなピークでコンパスが微妙に合わない。 見た目ではそこに尾根が有るはず。この微妙に合わないときは要注意だ。 知ってはいるが下った。下って行動食を取る相棒達、ショウタンは地形からおかしいが消えない 先に行って地形を確かめた。アララこれはコースを外したと確信した 南側に尾根が見えた。ガスが出たままなら引き返す羽目になっただろう。 斜面に運よくソマ道が有って尾根を修正した 尾根はハッキリしているが、間違えれば読図の意味がない ソマ道風な尾根の下道を歩く、 雑木ややせ尾根は歩きにくい 尾根からはせる支尾根にコンパスを取るが、同じ角度で出る支尾根、後は目視の地形図との一致が頼りだ ふー、疲れた ついつい急傾斜はいやだとピークを巻いた。 巻き終わったつもりが、別尾根、一歩間違えかけたショウタンに、ショウタン間違いと指摘する仲間 地形図を見て、先取りコンパスで方向を読んでいる。流石好きなだけある 小ピークにのぼり方向を取るが、どうしても微妙に尾根角度が違う 巻いたときに間違ったかと思うが、複雑なピークではない 拡大地図を眺めた。 オヨヨ、尾根ではない斜面を下るのだ。と気がついた そこでその付近からコンパスを取ればバッチリだ。これは難しいと仲間達、少し鼻を高くしたショウタンだ 此処に、初めてテープを巻いた。 此処までは登山者テープなどは無い 斜面下り |
登り返した所が、馬背山のはずだ。ふー 傾斜を登る。10歳以上の年齢差のある仲間達、ショウタンは老いた。待ってー 山頂で三方尾根にコンパスを取り馬背山を確定した。 此処にピンク山名板が、 モウ、山名すら忘れられた山頂、読図で来るには最高の尾根だ マゼ峠を確定して、マゼ峠からの登り返しはふー、たった30〜40m、ショウタンは斜交い登りだ 右下谷に道らしいものが見える。 馬鹿でない限りは、マゼ峠から尾根に道はつけないだろう そんな痩せ尾根だ 兎に角尾根に準じた。 アセビや雑木、フェンスが邪魔だ。 三つ葉ツツジが和ましてくれるが、歩きにくいったらモー、ブツブツ、でも面白い |
最後の小ピークを越えるとその先が鞍取峠だ R369は伊勢本街道だが、古道に沿って出来た国道、この鞍取峠は、古道の姿を残す峠で、古来は鞍飛坂と言ったそうな |
鞍取峠から北にズズッと登ればモウテープが賑やかだ 八辻山は、八辻城跡で三角点がある。 登ってゆけば、林道に成った周遊路、山頂の三角点には登るルートは無いが、ヨッコイショで上に出れば、狼煙跡の山頂、空堀に囲まれていたようだ。 山頂からは住塚山や兜山、通った尾根が見張らせる |
西側ピークからオンジ山に下ろうと、堀割を下り上り返す 歩けば、アララ、公園化されたコースを下ることが出来、公園内を下ってオンジ山を特定した。 公園は美しく、神社風の祠と鳥居、その先の小屋裏にあるだろうオンジ山に向かった オンジ山の特定は難しい平らなピーク。 エアリアマップにある608m地点をGPSから探りそこをオンジ山とした。 此処にもピンクの板が、 遊歩道を下り国道に出て、東屋とトイレのある伊勢古道の入り口に一台をデポしておいた 車道歩きだが、桜や野の花が美しい村、あっと言う間の周回は、楽しい思い出が残った 下山口は、喫茶店 蘭??北100mの地点だった |
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