和歌山県橋本市御幸辻

杉村公園から三石山
2016/11/28

NHKテレビで杉村公園の事を知り、早速紅葉を楽しみに走りました
 
南海電鉄高野線の御幸辻北西にある公園ですが、個人が作りこれを市に寄付したものだそうです
テレビで見るとあまりにも綺麗だったので、単独ではモッタイナイとご近所さんに連絡して、二人で橋本に向かいます
京奈和道が出来、50分もあれば御幸辻に行くことが出来るようになりルンルン
車を止め、公園内を歩いていると、どの散歩の方も、少し遅かったですね。と10日くらいの遅れを言って下さいますが、それでも大満足です
 
先ず一番の高台に向かいます。
あまりにも朝が早かったので、三石山の下山時にもう一度見ようと、三石山に向かいました
 
三石山が樹間から見えます
散歩の方のお勧めコースで丸尾橋を渡りました
丸尾橋は、池にかかるつり橋です
 
立派なつり橋です。
グレンティングの橋は水面が丸見えで、ユックリ揺れると少し怖いと感じる高度恐怖症の私です。汗
橋を渡れば何の躊躇もなく三石山まで登り一遍のハイキング道です
 
登りの雑木が綺麗に色づき、こんな綺麗なコースとは思いませんでした
 
今年のNHK大河ドラマは真田雪村の真田丸です
三石山麓向こうの九度山に隠遁していた時代に、家来達がこのコースで大阪方と連絡を取ったコースでしょうか
猿飛佐助の通った道とか?、確かに大阪城には間道として近道だったのでしょう
ロマンを感じながら登る。
今日のコースは、国土地理院も当たり前ですが、根来春樹氏のエアリアマップで、手持ちの一番古いであろう金剛山エアリママップを参考に登りました
三角点御幸辻にトラバースで行けそうです。
コースを離れ四等三角点御幸辻にトラバースで行くことになりました
 
途中に小屋が有り小屋横をモノレールが通っていました
キットコースが有ると小屋付近からコンパスを取り、三角点御幸辻に向かいますが、雨裂だろうか3m程度の溝が掘れ、思うようにコースが取れなく、地図に載る破線道に乗ったのですが、今度は雑木と倒木ブッシュで、服装もハイキング装備、久々に目的を達せず敗退しました
今日の一回目のブッシュ漕ぎです
 
破線道跡に乗ったと思うと好き者ですねマークが有りました
ハイキング道に向かって登りましたが、途中から破線道跡がはっきり出て、上手く合流した
ショウタンは好きだねと、ブッシュを笑う今日の相棒だ。
兎に角道標や案内がバッチリ有りましたが、現在地を確実に地図上から拾いながら登ります
何も感じずひたすら登れば、見晴らしもない雑木の中のコースです
 
余りにも道が多く書かれていますから、現在地は難しく、コンパスと地形を確認しながらユックリと登りました
 
山頂は見晴らしも無い丸いピークです。
三つの境界石でも有ったのでしょうか
中央に三等三角点菖蒲谷があります
 
点の記から少しデーターを書いておきます
小字の山名から北山が一般的な呼び名だったのだろうか、今は三石山が山名です
歩いて登れば7時30分から10時50分と少しアルバイト登山をしたが、3時間20分係りました
ピークハンターなら3分で山頂に登れる事が点の記で分かりますね
今日も、二度目のブッシュを下って林道にズルズルと下りていると、軽トラックが林道を登ってゆきました

北緯34°21′32″.3342 東経135°34′45″.9009 標高738.36
山頂は北風が寒く、根来春樹氏の1990年地図を参考に登っています。
26年前のコースは生きているか、それを見るのも楽しみです
山頂にない見晴らしですが、1990年ごろは山頂西の鉄塔から見晴らしが有るようにかかれています
先ずそこに向かいました。
 
鉄塔まで行きましたが、見晴らしは既になく、途中で岩湧山方面が開けていましたが、見晴らしはいまひとつ、
金剛山、葛城山、二上山だろうか、その尾根が少し見張らせた
 
鉄塔下の陽だまりで少し早い昼食を楽しんだが、弁当は我が家のご近所さんがから戴いたアセ巻きさば寿司で、何時もながら美味しい
同行者と二人で戴いた。
 
岩湧山、紀見峠方面の分岐まで戻り、根来地図に載る破線道を下ろうとブッシュ覚悟で植林内に入る
上手くすると、クネクネ林道を下るよりはるかに早いはず、とその跡だろう付近に入った
 
踏み跡らしいものを見つけクネクネ下ると、登山者のテープが朽ちた木に巻かれ落ちていた
30年前頃はこのコースを下った証拠品だ。
1991年地図には、今と同じ林道がエアリアマップに書かれている。
根来春樹氏は、現在のエアリアマップとは違い、破線道まで自分で歩き書いたとか聞く、今は貴重な古地図だ
途中でその跡を失い、二度目のブッシュだ、あきれる同行者もけっこう楽しんでいる
 
ズルズルと木を持って林道に下っていると一台の軽トラックが通った
怪訝な顔で私達を見る。汗
コンパスを合わせている事から現在地は容易にわかるが、あまりに多くの道、何処を行くのが予定周回路か、又その道は残るのかと少し不安もあったが、道標が完璧で、その道標位置が地図から簡単に読み取れた
 
周回路に入れば、三石山山頂への道標が立派だが、その後の手入れが無いのか、見難い物もあり、直登分岐ではテープが賑やかだった
地図どおりに標識を無視してトラバース道を歩けば、鉄塔管理道になり、道は保守され通りよい
 
これなら道は有ると確信して歩き、鉄塔電線から完全に現在地を掴んだ
直ぐに、道標のある往路に出た
 
周回した出会いの東下に地理院地図には表記がない道が有るようで、根来春樹地図には載り、マークや案内が有った
 
冷谷と書かれていたので、根来地図には無いと現場で焦ったが、根来地図にはヒエ谷と記されている
紀見峠駅方面に向かうコースだ。未だ生きているのだろう
往路を忠実に下った。
同じ看板を、往路と復路で写した物だが、御幸辻に向かうには普賢寺方面に釣り込まれやすい
注意が要るだろう
 

途中のコンピラ山を特定しようと地図を眺めながら下ると、入り口にマークが有った
そこから取り付くと、踏み跡が有るが良い状態では無い、
 
山名板は根来地図の位置にあり、現在発行されている位置とは違う。
地理院地図には道が続くが、ブッシュはひどい。小さなマークが有りすき者はいる
又、現在地図に載るコンピラ山に行くには勇気のいるブッシュだった
往路に出て下るが、丸尾橋を渡らずに杉村公園に出る道が、地理院地図には載る
これを下る事にした。
分岐にはマークが有り、踏み跡も濃そうだった。ところが、踏み跡道跡が有るが、アララブッシュだ
 
池の横まで来れば、バス釣りだろう池に下るように踏み跡が有り、池から丸尾橋を写して見た
 
杉村公園の周回路に出て、往路に見つけていた短絡路から上の広場に上がった。
見晴台の感じるピークに出れば、地蔵が祭られ、その下に広場が出て往路とは違う道で駐車場に下った
 
途中で、植木職人さんと話し込めば、同じく紅葉は少し遅かったが、又来て下さい
春の桜も綺麗で穴場だという。
その先で、杉村翁の別荘がアレだったと教えていただくが、もうそれは御殿だが、家よりこの広大な地を公園にして、町に下さった心意気に感動した
又来よう。炉端山友会のオフ会設定もいいのではと、今日も会話が楽しい
最後の落ちは、
ショウタン、今日はルンルンコースのはずだったが三度もブッシュを漕いだと言う
本当ー、思い出せないショウタンはブッシュ感覚はなさそうだ。汗汗
 

コースは変則であてに成らないだろうがコースタイム標高差、距離を乗せておきます

戻る