妙法山と阿弥陀寺
2020/10/29
単独

12:15~14:50
ヤマレコにリンク 
 今日二座目だが、主な目的は妙法山阿弥陀寺のアサマリンドウの群生地を見るためだった
三時半と言う早くに家を出て、木津呂のパワースポットを見て阿弥陀寺に着いたのが12時前だ
アサマリンドウは晴れないと花を開かさない
午後からがいいだろうとの読みだ
那智の滝前から阿弥陀寺を目指す。那智の滝や青岸渡寺と見物も良いが時間が無い
やや人出は少ないが修学旅行生が目立った
急坂を登れば、途中に那智の滝が光る
路駐でパチリと写すが、遠くからだと迫力は感じない


くねくね坂でゆっくりと走る
途中の展望台や見どころはパスだ
駐車場は空きも多く、青岸渡寺や那智の滝の賑わいは嘘のようだ
テレビ会社が俳優さんや落語家さん?などとウロウロ、アサマリンドウ見ましたかと俳優さんに尋ねれば、まだこれからとの事だった
 
駐車場が展望台の感じだ
那智の港や町、太平洋が綺麗だ
参道を登る


 

道標で那智の滝へのかけぬけ道の案内に従って芝の広場に行ってみた
帰りはかけぬけ道をちょこっと歩きたいと考えていた
すぐ脇にアサマリンドウが咲いていたが、群生地ではない
それでも濃い色のリンドウはメチャ綺麗だ
 

朱色の鳥居型の門は珍しい
神仏合祀だろうか
お花の多いお寺だ
 
歴史の寺らしく静かにお参りする方が多い
観光的賑わいは無い
 

奥の院に向かう一段高い所の地蔵堂周りにセンブリとアサマリンドウが咲き乱れ、天国への入り口らしい雰囲気だ
苔にさす光が後光のようで幸せの鼓動が打つのを感じた







今日の目的は達した
奥の院までの階段を見れば、ショウタン足が悪いのだぞと、優しい山女たちの囁きが聞こえたが、これを無視してのぼり始めた
 
奥の院までは少し傷んだ階段で落ち葉もある
足に合わないが一歩一歩登った
両杖の一本は木津呂登山で折ってしまい一本杖はつらい

 

 
奥の院の浄土堂は徳川家と関係が有るのか、屋根瓦の上に葵の紋が見られた
  
三角点は明治36年5月24日の選点で観測は新しく平成22年に行われている
山頂に梨の木が有るのが面白い
点名 妙法山 749.5m
山頂から那智高原に1.2㎞と有る
行けない距離ではないが連続するオフ会がある。我慢我慢と少しだけ周回をしてみようと地図を探れば半分くらい回れそうだ
いきなりの階段だがこれが急だ
ユックリと山肌を下る
 

後は平道で歩きよいが、日当たりが有るとアサマリンドウが見られた
予定していた尾根下りの所に道標が出た
ラッキー道が有る
 
道標に準じて尾根に登るが、踏み跡も何もない
ピークからテープが出たが、道は感じない
間違ってはとコンパスを取って、後は山頂からテープに従った
かけぬけ道の15丁に出る
 

 
後は世界遺産道だ、中辺路に成るというが落ち葉で道の階段が分かりにくい
不人気コースだろうな踏み跡も少ない

地図で見る限りだが、大門坂から那智の滝、青岸渡寺、阿弥陀寺、那智高原と周回すれば歴史の道と古刹、良いハイキングコースができるが
やはり、地の果てのような紀伊半島の先は、同じ県民でも遠い

自動車道の完成と、やはり格安の高速道が欲しい
今ある高速道路代金で、我が家から京都まで同じ時間で行ける
アーア、和歌山は地の果てか
なんて言っている間に
かけぬけ道を阿弥陀寺まで歩いた
 

 
駐車場に帰れば展望を楽しむ女性が
自分のホテルを探しているのですかと話しかければ
地元の方で、世界遺産と騒いだのは3年、道も傷みが出ていますね
かけぬけ道を歩いた私を労わってくれた
 
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