2006/10/07
 「Timang Besi 泊」
 
朝7時まで眠ってしまった。少々疲れ気味です。
外に出るとわずかにアンナプルナが顔を出す。
    
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朝食は昨夜と同じ台所で済ませた。台所は薪が燃料のカマドが有り、暖いが不便な作りはこの上ない。床で料理をして外に洗い物、もう少し考えたい物があった。
ここもそんな訳で朝食に時間がかかる。
    
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朝食を済ませ外に出ると、ペルー人とドイツ人の夫婦がいた。ペルー人の奥さんは、日本語が私より上手だ。聞くと、ご主人がアンナプルナWに登るらしい。7000m峰だ。オマケに6000m峰としては難しいピサングピークPisang Peak6092mに登るという。そのガイドが、エベレスト無酸素登頂の経験のあるペンバ タマン(タマン族)さんだ。

ペンバ タマンさん

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マァルセンディ川に沿って登るが、去年の大水で道はズタズタ、まるで黒部の太陽の映画を思いだすような所で工事をしていた。ほとんどは手作業だ。
    
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でも、こんな山奥でも車道の建設が進んでいる。建設と言っても重機はない。全部手作業でやっていた。マンシンに言わせると、20年30年とかかるであろうと言っていた。ダハルパニDharpaniからバハルチャップBagrchhpまで、最終的にはMnangマナングまで出来ると言うが。
    
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バガルチャップからティマングまでの道は、急登で工事中のためルートは分りづらい。
バガルチャップBagarchhap2160mのテラスで昼食をするが、風が少し冷たくなって来た。

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急登を登りきると、チマング ベシTimng Besi、明日朝ガスが引くとマナスルが見えるという。ひっそりとしたロッジが数軒の村だ。村を散策すると、子供達が近寄り一緒になって遊んだ。写真を送ってくれと言い、みんなでポーズを取った。

村の人々

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泊まったロッジ

続く