2006/10/11 マナンに向かって |
「MANAMGに向かって」
朝6時に目覚めた。ロッジのテラスに出てみると、薄明かりの中アンナプルナUが目の前にそびえる。ラウンドに入って最高の景色が目の前にあった。
寒くってダウンジャケットで身を固め写真を撮っていると、マンシンは暖かい紅茶を持ってきてくれた。しばらくすると、同宿のフランス人が感動の声を上げながらテラスに出てきた。 右手にはチョウル イーストChulu East 6059mが顔を出す。 8時頃ローワーピサングに下山、マナンに向かう。振り返ると、逆光のアッパーピサングが綺麗だ。 ローワー ピサングから見たピサングピーク、そんなに難しい山には見えないが、そこがヒマールか? 川を渡り、オムデHumdeに向かう。途中の峠3330mから見たU字谷の景色は見事だ。 オムデの町や飛行場、そしてわずかだがチリチョピーク Tilikho peak 7143mが顔を出した。 U字谷を歩いていると、今度はアンナプルナVが顔を出す。 別の角度で、アンナプルナUとWが見事な景色を見せてくれる。 オムデの町で、茶をして休息していると、ベンハ タマンさんが入ってきた。アンナプルナWに登り、下山してきたという。続いてピサンピークに行くらしい。すごい人だが、隣で若いGPが、”もう動かない、ヒコーキをチャーターしてポカラに帰る。”と話している。 ここまでは簡単に書いてはいるが、そこそこの体力がいる。 昼食は少し遅くなるが、マナンで取ることにした。マナンの30分ほど手前のバラガBragaの村は、岩に家が張り付いていた。モロッコで見たカスバ ベンアッハッズウを思いだした。 マナンは近くに見えるが、ナカナカ着かない。 マナンは大きな町だが、古い建物と新しいロッジが有る。古い建物は、数百年たった物だろう。石積みの家は、今にも倒れそうなほど傾いた物もある。だが、ここから見える、アンナプルナヒマール群は素晴らしい。本当に素晴らしい。ラウンドに自信のない方達は、ここで引き返すらしい。 |
続く |