「ヤッカルカ、4000mに」
朝8時とユックリとした出発だ。距離は近いが、高度差が500m有る。4000mとなると、高度順応のため一日の標高差は500m位が理想だ。コレをあせると高山病の危険がある。町中を抜けるが、民家は集合住宅のように、くっついて建てられている。マナンやカグベニのような古い町ではよく見かけられる。
町の外れに、笑うと観音様に見える少女が洗濯をしていた。 この付近に来ると、放牧は牛よりも山羊やヤクが多くなってくる。 道はなだらかだ。 Gunsangで一休み。ここはもう3900m、いよいよ高山に入った。少し早く歩くと息切れが激しい。振り返ると、アンナプルナVやガンガプルナが雲間に美しい。ベルギーの団体さんと席を一緒に茶をした。 11時半にヤッカルカに着いた。3900mと地図には有るが、私のホテルは4000mを越えていた。あまりにも早く着いたため、昼食後一人で横の山に、高度順応をかねて登ることにした。マンシングとの約束は5時に下山するです。 4500m付近にピークがある。そこまで行こう、道はないが、ヤクや野生の山羊の道がハッキリと付いている。動物の踏み後をたどった。 裏山の景色、紅葉が綺麗だった。 4400m付近で振り返ると、一人の白人女性が私の後に続いていた。 マタマタ振り返ると、アンナプルナヒマールは、ガスが少なくなり綺麗だ。 あと少しで山頂、4645m付近でガレ場となり、あと50m位までの所で大きな岩が立ちふさがり、登れるが下りはロープで確保する方が安全と見たショウタン、ピークは残念した。 下りは思ったより傾斜が有った。転ぶと止まらないだろう。慎重に下った。 マンシングは、少し心配したとお叱りを受けたが、ショウタン満足満足。 |
|
続く |