2006/11/19 ゴーキョピークトレッキング パグディンからナムチェバザール |
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「パグディンからナムチェバザール」 ゴーキョピークトレッキング
11月19日 パグディンからナムチェバザール
パグディンをユックリと出発。天気は曇りとあまりかんばしくないが、ホテルの前に顔を出したクンデは美しい。今日は最後の登りがメーンのコース、2610mのパグディンから3440mのナムチェバザールNamche Bazerまでの830mの高度差のほとんどは最後の坂にある。又、ナムチェバザールはシェルパ族最大の町。ここで開かれるバザールは本当に賑やかだそうだ。私たちのいた間はチベット人によるバザールが開かれ、中国製品が安く売られていた。 パグディンの町を抜け、橋の手前にマオイストがいた。私たちの聞いたニュースでは、もうマオイストによる金銭の徴収はないと言っていたがなぜ?マンシンは500Rsで交渉するが1000Rsと言う。ショウタンはこれで3度目の金銭を取られた。余り腹が立つから大声でケンカを仕掛けたが、悲しいかな英語が話せない。帽子を机に叩きつけて怒ったが聞き入れられない。俺は払わないと言ってサッサとつり橋を渡ったが、マンシンは1000Rs払い、自分が持つと言ったがそんな訳には行かない。結局1000Rsも寄付させられた。 マオイストのいたつり橋付近、トレッカーはこの橋を渡らないとゴーキョやエベレストには行けない。 モンジュMonjuのチェックポストで、サガルマーター国立公園内入山料2000Rsを払う。このチェックポストは以前来たときとは違い立派に立替えられていた。 さらにつり橋を渡り河原を歩く。ロードコシDudh kshi.RとRhote Khsi.Rの出合いに係るつり橋はこのルートで一番山奥らしいつり橋だ。 再度左岸に登り、ロードコシ出合いのつり橋を渡る。このつり橋から急登が始まる。 急登が始まった。平地でも遅い亀さん、ますますビスタリー。私も調子を合わすから、この登りは楽チン楽チン。亀さんは黙々と登る。途中でミカンが売られていた。いくらビスタリーでもこの坂は汗が出る。ツイミカンに手が出てしまう。町では1kg20Rs程度だがここでは1個20Rs、4こ買って一つずつ分けた。こんなに美味しかったミカンは知らない。 2時間かけてナムチェバザールの町に着いた。ホテルに入り、夕食まで少し時間がある。亀さんとナムチェバザールを散策した。チベット人の露天に行ったが、日本人の欲しいような物がない。防寒用に100Rsでマフラーを買った。 チベット人の露天は50店位有ったろうか、ここではお客さんが多い。ポカラやカトマンズの事を思うと相当安いらしい。でも日本人には用のない物ばかりだ。 普通はナムチェバザールで気圧順応の為2連泊だが、私たちは高度順応が出来ている。1泊で行く予定だったが、どうも亀さんの様子がおかしい、食欲がないのだ。マンシンは、軽い高山病と疲れとみて、2連泊する事になる。11月後半になるとナムチェバザールの気温も下がる。ストーブの火がないと寒くってたまらなかった。私は時間もあるし、山で木の枝を取り、箸を作って特製料理を注文。久しぶりで箸でご飯を食べた。 明日は、朝から展望台にエベレストを見に行く。早く寝よう。 |
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続く |