2006/11/22 ゴーキョピークトレッキング、マッチェルモ4410m |
「マッチェルモ 4410m」
11月22日 マッチェルモMachhermo4410m
ポルツェテンガを8時に出る。ゲストハウスの裏から登るが、いきなりの急登。マンシンは大丈夫と言うが、3900mの急登はこたえる。Tengに着くが、依然急登。少し水平があると思えば又急登。川は凍り、滝までも凍り付いている。 時折、少し出ているガスが飛び、無名の山々が見せる景色の美しさは私の表現力では表せない綺麗さだ。 ドーレDole4200mに着いた。ビスタリーのお陰で高山病はない。ドーレで休息、茶をした。ここのママは愉快で楽しい。シェルパ族が結婚するとかけるエプロン?について尋ねると、奥の方から2つ3つと出してきて説明してくれる。又この茶店の女の子は、笑顔が綺麗な21才。ついつい長く休憩してしまった。亀さんもビスタリーと登っているが、食欲は出ない。 ドーレからマタマタ急登。下からガスが私たちを包むように追いかけてくる。あっと言う間にガスに包まれた。余りの急登に休み休み登るが、その休息時にガスが飛ぶ、見事な景色に疲れも吹き飛ぶ。 Lhafarmaからさらに登り、一角一角曲がると右手にArakam Tse Cholatse、そして無名の5500m峰、振り返るとタムセルクが顔を出していた。 又一角曲がるとチョローCholo6089mKangchumg6063mが、NirekhaPeakが顔を出していた。 ほとんどは夕方になるとガスで山は見えないが、私たちの運の強さ!朝は曇っていたが、登れば登るほど、進めば進むほど山が顔を出す。 谷間にできたガスに丸い虹が出て、その中心に自分の影を映す。亀さんは感動の余りうれし涙が凍り付きそうだとよろこぶ!(^^)! ブロッケン現象 裏山の無名山が美しい。明日の日ノ出が楽しみだ。マッチェルモは4410m、木はない。ストーブはヤクの糞。糞は薪と同じくらい暖かい。泊まり客はドイツ人夫婦、チェコの女性2人と私たち。会話にならない会話で楽しく過ごす。もちろんナムチェバザールを過ぎると電気は無い。夜中に亀さんが、マンシンを呼んでいる。高山病が悪化したのかとショウタンはビックリ。駆けつけると、亀さん懐中電気の球切れで電気が無く、暗闇の中にいた。ショウタンのライトを渡し、ショウタンはカメラのディスプレイの明かりで用を足した。 私たちは亀より遅い。ビスタリー、先日モンラで昼食を一緒に食べた白人達、ハイスピードでDoleまでとばし、気圧順応を怠った。Luzaの手前で下山してきた。高山病との事。Phortse Tengまで下り、再度気圧順応をやり直すらしい。高山はビスタリーが一番だ。 亀さんは依然食欲は出ないが、水分は十分に取っている。食欲意外は体調は良さそうだ。 |
続く |