１１月２４日　ゴーキョピーク登山

朝3時30分起床、4時半時からゴーキョピークに登る。昨夜干していたタオルが室内で完全に凍っていた。朝からロッジで紅茶を作ってもらい、マホービンにつめる。紅茶に砂糖を入れ、たっぷりと飲む。高山病予防には先ず水分を摂る事が第一だ。暗い中ライトをともしながらゴーキョピークに取付く。ビスタリービスタリー。



風が強い。最高レベルの防寒。ただグローブが少し甘かった。気温はマイナス12度、風は10ｍ以上か？星は満天だ。ビスタリー、亀さんは5分歩いては休息、又歩く、ビスタリー。ショウタンは亀さんの滑落防止のためすぐ後に続く。ビスタリー。太陽が顔を出す頃風が止んだ。日の出は綺麗だ。


急登が続く。丁度、光岳に登る急登のようだ。あっと言う間に太陽が出た。


エベレストが見えだした。


振り返るとドゥードゥポカリ、ゴーキョ、そしてタムセルクとすごい景色が見えるが、写真は逆光で写らない。


5000ｍ地点で一休み、亀さんは言葉がない、ほとんど動かない。私が背中を支え押上げる。彼女は頑張りウーマンで、一言も駄目だの言葉をはかないが、苦しいのは見ていて分かる。ビスタリー。山頂は見えてはいるが動かない。


ゴーキョピークまで高度50ｍも無いところで、亀さんとうとう動かなくなった。亀さんはネパールに来るまで日本の山は2000ｍ峰も経験が無いという。
ショウタン、自力では無理と見た。前に出て手を差し出した。ユックリと手を出す亀さん、登る気は満々だ。引っ張り上げた。ビスタリーと登る。
山頂に着いた。亀さん思わずガッツポーズ、一言ありがとうとつぶやく。
ここからは何も書かない。写真のみで十分だろう。







ショウタンの山歩録写真にリンク

ショウタンの写真にリンク

ショウタンは大満足だ。

ユックリと下山。ショウタンは途中から朝食の注文のため早く降りろとマンシンは言う。マンシン達が付く頃朝食は出来ていた。