赤目、室生の山 ナメンダラ山、沼山、野山ヶ岳、ゴコタワ周回 2017/09/23 3人 |
薮山覚悟の三山周回、3日前に登る山と駐車地点を私が指定して、三人は思い思いのコースを地図上に書き、登山日にコースをつき合わす 思いが一致したコースを周回するという読図登山だ。 私自身もそうだったが、尾根選びが難しく、現場ではほとんどが笹ブッシュだったが、林道は極力避けてのコース周回 好き者三人は、楽しかったというが、笹は背丈を越えたり、雨の露が葉に残り下半身は濡れモー溝鼠だ |
曽爾役場前を通り県道785号を兜岳登山口に向かい、峠を越えてクネクネ下ればその先に林道入り口(グーグル地図) (画像にリンク)がある。 低庄のフィットでは勇気のいる道だが、ゴリゴリも無く、目的の位置まで乗り入れた 井上山線分岐付近 高庄の車なら、林道が一番高い位置の弓木峠を越えて登山口まで乗り入れは可能だろうが、無理は禁物だ 弓木峠付近 |
取り付きはやや流動的だったが、三人が思うところの尾根に木出し道が有りそこから取り付いた 結果はモット先の分岐林道から尾根に登れば一番早いだろうが、マアそれなりに無駄も楽しい 分離林道入り口にゲートらしい物が見えた。 |
木出し道が終わり、やや急傾斜だか尾根に向かって上る 尾根上に踏み跡が有りヤレヤレだ この付近の山は笹が多く、所によっては背丈を越えるが、一番目目標のナメンダラヤマは姫笹で脛切りだった。 小さく曲がる尾根は位置特定もたやすく、大きくナメンダラヤマにコンパスを取ったり、小さく尾根角度を取ったりと現在地を探る この付近の山は、抜井山と書かれ近く間伐が行われるようだ。尾根に倒木が置かれれば通行は困難になるだろう 見晴らしも何も無い山だが、名前が面白いが意味などは知るはずも無い 山頂 |
山頂から尾根通しで沼山に向かうが、途中は背丈を越える笹、笹を越えると姫笹になり脛切りの笹になる。 地形図通りピークが出て、ここで地形と地図を良く照らし合わせ下り尾根に入る。 下りこむと、笹が刈り取られた道が出る。 地形と方向から道利用で北方向に下りこんだ 下りこむが、ピンポイント位置がつかめず、ここだろうで三人が各々目的の沼山にコンパスを取った 三人の沼山位置がほぼ同じ方向を指すので、その方向に道を下る 広い道が出て、これだろうでマタマタコンパスを取り方向を確かめると、地形からほぼピンポイントで位置を掴んだ 木橋など渡り更に地形からピンポイントで位置を探り、尾根を探った 尾根先は小川を越て先だ。小川を渡り尾根角度と、ここだろうと地図にコンパスを合わせれば、尾根は一致した 時間が係ったが、GPSカンニングは無く読図を楽しんだ。 岡田山と書かれた木の位置は広い林道との出合い 尾根先と判断した所↑ |
尾根先はまだ歩ける程度の笹だが、その先で林道を横切った その先は、相当勇気のいる笹で、エーイと突っ込んだ 笹は雨のしずくが残り、濡れ鼠のショウタンの後に山姥は続く、少しでも笹が少ないコースで登るがまっ今日は最初から覚悟していた 距離は短い、すぐに山頂に着いた。 三角点はと探していると、奈良県の三角点の著者、上田倖弘先生が残された点の記が誰かの手で修復されていた 点の記ファンの三人は、あったあったと喜ぶ 基準点名 沼ノ峰 等級種別 三等三角点 標高 783.05 北緯34°32′14″.3467 東経136°04′37″.9569 所在地 旧住所 宇陀郡室生村西谷字ヌマ番地不明、俗称沼ノ峰 沼山には見晴らしが有りカトラ峠から、大平山、三郎岳だろう方面が見えた。 |
尾根先で昼食を楽しむ。 下の林道で伐採作業が行われていた。 車で入る道が有るようだ 食事を済ませ、腰切り以上の笹を掻き分け下の破線道に下った ここから小ピークを越えるにはマタマタ笹だと、斜面を横切る 沼山と野山ヶ岳を縦走したものだろう、ここで初めて登山者が残したテープが有った 地図に幾つかのコースを書き込んでいたショウタンは、途中で登っている尾根を思い違いしてしまった ここがピークかと思った瞬間に、山姥は左と間伐をいれず方向を示す ハーイと素直なショウタンだが、心臓パクパクの傾斜を一登りで山頂だ 今日は余り休憩が無い 一休みも無く下山方向をコンパスで探る 登った尾根に有ったテープが同じ方向に誘うが、知らないまにそのテープが無くなった |
小さなピーク三つ目から一番傾斜の無い尾根を下ればゴコタワだと言う山姥二人、ショウタンは下調べが無い 今、エアリアマップで確認すればゴコタワと書かれ、山姥達が言ったゴゴタワは記憶違いだったようだ |
踏み跡は無いが、右手下で間伐作業がなされている。 ゴコタワ下まで人が来ていた様だ 道跡らしいところを探りながら、間伐材注意で谷を下ってゆく。 現在地は殆どつかめないが、小さな谷川が出る それに沿って下ると道跡が出た。 途中で広いタワ状の尾根先に道がテープと共に誘う 地形図は、沢沿いに道を書く。 ここで地形図と道が大きく外れていることに気がつくが、登りなら怖いが、沢沿いを下る場合はどこかで沢と出会う やはり沢沿いに出るが、右岸か左岸かどちらに道が有るか不明になり、右岸左岸と目視した ハッキリ記憶に有るのは、倒壊小屋が出た先で右岸に道があって、すぐに左岸に変わった 道が消えれば、右岸か左岸を探ろう |
極最近人が通ったようだ。 写真の看板が木に立てかけていた。 先日の台風で倒れたはずだが、倒れていない。触ればすぐに動いた |
五右衛門風呂などが捨て置かれ、コースは立派に有ったのだろう 下ってゆくと道がハッキリと出た 朝、この道出口に道が残っている事は確認して、コノ谷を下る事を決めていた |
林道に出て、マタマタこの付近で読図山行をしようと、小さな山の取り付を確認しながら、車に向かう 川向こうに木出し道だろうものが見え、山姥は川越で道を確認に行く ここでコンパスを取らずに向かった物だから、方向感を狂わせ、アラ舗装道に出たとショウタンは?? 林道を素直に帰ろう 地図を見ていた山姥、アララ、林道に出たと何の意味も無い遠回りに笑いを誘った チョットしたアルバイトだ。 エアリアマップに弓木峠と書かれている。場所を特定しようと心見るがハッキリしない 林道の最高部が弓木峠だろうと話し合い今日も楽しく読図バリエーションを楽しんだ |
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