額井岳(大和富士)、戒場岳と龍王渕
2014/12/27
ショウタン

十八神社下、10:18-額井岳11:18~11:28-戒場山13:05-13:25-竜王渕13:55~14:30-山部赤人15:30~15:45-十八神社15:58
総時間5時間40分
額井岳は812mと低山だが、大和富士と呼ばれるに美しい山容の山だ。
カーナビで検索して楱原額井の十八神社(いそじんじゃ)下に路注して、先ず十八神社にお参り。鳥居下の小道を額井岳に取り付く
 取り付き道
道なりに登ればいい、道標や道は分かりよくルンルン、
小さな掘割を越え登ると右手に水場が有る
 水場
掘割分岐、
道標に沿えばいい。登山道は歩きよいとは言えないが、完璧で、要所には道標があり安心だ

薄っすらと雪が有り、グローブを指さない手は冷たく痛いほどだ
山頂は見晴らしがいいと聞いたが、植林や雑木が伸び、完璧な見晴らしは無いが、隙間から見える山や里は美しい
 
山頂の祠は竜王を祭りここも雨乞いの山だったと、奈良山岳会編集の大和、青垣の山々には書いている
道標に沿って戒場山に向かう。このまま下ってしまいそうな急傾斜を下る
次のピークに写真の天理王命なんて書かれた小さな祠のような人形があった
少し下れば、反射板があり、ここからの眺めは良い
 
ここからの下りで尾根を外してしまい、気が付けば引き返し尾根に乗ればいいものを、そのままトラバースで、縦走路に戻ったものだから、このアルバイト歩きは目茶ブッシュで、今日もやってしまったと反省するが、懲りないショウタンだ
尾根に戻る。やせ尾根だが歩きよい
テープと道標が道を誘うが、ルンルンだと気を抜いてしまうショウタンだ
 
下りきったところに山部赤人の墓と縦走路を示す道標が有る
道標にしたがって、戒場山に登る。戒場山は見晴らしも無い植林の山だ
中央に三等三角点、戒場が鎮座する
 所在地 奈良県宇陀郡楱原町大字戒場字やくし山257
所在地からやくし山の別名があるようだが、三角点、点名は戒場だ
等級種別 三等三角点 点名 戒場 北緯 34°33′56″.7498 東経135°58′52″.4668 標高737.37
通常下山は戒長寺に下るが、竜王渕に読図で下った
 戒長寺分岐
戒長寺分岐から小ピークに登り下る
途中まで林道があり、途中から道跡らしい所の植林内を下った

目的方向の墨破線は林道だった
林道から道をソレ、道らしいところを、竜王渕に向かう
途中に盛り土らしい物があり、ウン 古墳かと思った
コンパスを取り植林内を下ると、右手に渕が見え隠れした。
柵のようなものが見えたので、池に向かって下った。植林前は田か畑だったのだろう
山肌から豊かに水が出るところがあった
渕の周りは遊歩道があるが、その手前は沼らしい。遊歩道に出られる場所を探す
(コースは軌跡を参考に)
 

 

この竜王渕も雨乞いの場所で、堀越神社が祭られている
 
旱魃の時は、池の周りを廻りながら 雨をタマワレータマワレ→タンブリ、タンブリと言いながら廻るとか

遅い昼食を池の東屋で頂き、車道に出て、楱原戒場に向う、楱原戒場で楽をしようと田の中の道に入り、これまたアルバイトだ
戒長寺から煙が立っていた。見に行こうかと思ったが、登り返しが、嫌に成った
楱原戒場に大きな地蔵が、古いものだろうか
戒場山や額井岳を見ながら、山部赤人の墓に向かう
 

額井岳                                                戒場山
今では寂しいだろう植林の横に、山部赤人の墓があり、植林でなければ、歌の一つも読んでみたい所だ
 

田子の浦ゆ、うちいでてみれば真白にぞ、不尽の高嶺に雪は降りける
林道を一歩きで、十八神社の下に出た
この付近も史跡や地蔵、祠の多い地域だが、後継者が居ないのか?段々の田は捨て置かれ農機具がそのままに成っているところが見受けられた。赤人の墓や、十八神社下付近は、田は管理されて美しいが、獣害が多いのか、電気策で田を囲う

遠くに雪のかぶった山や音羽の峰が美しい
マタマタ機会があれば
大和の青垣の山を楽しみたい
歩くに楽しい山々だ
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