奥千丈林道から
伯母子岳
2018/06/12
二人

総時間 09:20〜15:30分

距離約12km
伯母子岳は奥高野の山では人気の山で山頂からの見晴らしも360度のパノラマが楽しめ、登山方法も各尾根々からのコースは多い
一般的には小辺路のルートの大又からや奥千丈林道の伯母子岳護摩壇山遊歩道や、又はコノ谷林道からのバリエーション、遠くは谷瀬の吊橋がある十津川村谷瀬からの縦走が楽しめる
久々に伯母子岳護摩壇山遊歩道の奥千丈林道登山口から歩いた。

高野山から高野龍神スカイラインに入り護摩壇山スカイタワー駐車場約650m手前の奥千丈林道に入る
 
この地点は通り過ぎやすいが、通りすりれば護摩壇山スカイタワーの駐車場から引き返せば林道入り口は分かりよい

少しは小石が落ちるが、奥千丈登山口までは舗装がされているが高野龍神スカイラインのR371 から約7km入った地点だ
見晴らしが有れば、和歌山県最高山の龍神岳や第二位の護摩壇山の見晴らしは最高だ
見とれて事故らないようになんて言いたくなる
登山道道標が整備され、超初心者でもエアリアマップとコンパスがあれば先ずコースは間違わないだろう
最近奥高野エアリアマップが改定され昭文社から発売されていると聞く
私は昭和61年昭文社の仲西政一郎、中庄谷 直両氏調査執筆の地図名と野迫川村道標から今日の山名を特定した
登山口には立派な道標が有る
 
登山口凸地に路駐して広い林道風遊歩道にはいる
いきなりの登り坂にブツブツのショウタンだ

今日は天気はかんばしくないが、降っても霧雨だろうと身軽に入った
コースは高野龍神国定公園の山だ。
ルートには植林は無く、巨大なブナやミズナラが奇形のように枝を張る姿は自然林探索に最高のルートだろう
 
ルート横には口千丈山が三等三角点、口千丈を置きある
点の記は
北緯34°03′54″.3630 東経135°37′09″.5332 標高1331.32
で明治のデーターが残っている
 
所在地が十津川村とは少し驚きだ
小さなアップダウンが多いルートですが、緑と見晴らしが有れば最高で、伯母子岳までは植林が無い
紀伊半島ではこんなルートは珍しい。
本当に自然林は綺麗だ
1322mピークには焼山の太尾の頭と山名があがり、北に下る尾根は焼山の太尾と記されている所からかかれたものだろうが、焼山の太尾は歩き良い自然林だが歩かれる方は完無だろう
 
焼山の太尾の頭から少し下った小さな見晴らしの有る破線道分岐のピークに、行政道標に牛首山と有り??行政がそう書いているのだから牛首山だろうと納得するが、エアリアマップには牛首の峰がある。
面白いことに、写真の山名板が架かっているが、牛首の峰に有った物を別人が此処に架け替え、加筆がこうなったと推測するショウタンだ

 
 
加筆が有る板には、牛首の峰はもうチョット先ですなんて加筆有り
牛首の峰は切り立った峰で、遊歩道から離れて登る
距離を書かれた板に伯母子岳まで後2kmと書かれた地点手前に賑やかなテープが巻かれている
 
                                                 ↑牛首の峰と其の分岐
牛首の峰にはテープが巻かれているが、測量点1341m地点には山名板は無い
テープもそこまでで、山頂から北に下り遊歩道に戻るのかな??それよりも尾根を伝って遊歩道に出るほうが良いだろう
 
牛首の峰から遊歩道に出れば其の先で遊歩道に道標が出る。
道標にしたがって伯母子岳を目指すが、最後の30mは心臓パクパクのショウタンには体に良くない傾斜だ ふー
 
急傾斜に成る手前の広いタワには、深タワの名前が有る
山頂は高曇りで見晴らしが有ったが、お弁当を広げると小雨が振り出した
大又側に下り木の下でお弁当だ
 

曇ったり、日が差したり、ガスが出たり、小雨が降ったりと忙しい天気だ
帰路は、大又側に下り遊歩道を景色を楽しみながら帰った
名知らずの花々や、紀伊半島の山襞、ガスの景色、今日しか見れない景色に満足だが、明日来る仲間の下見も兼ねた今日の山、
高野山から護摩壇山までのスカイライン両サイドはウツギが雪のように白く、山々はガスに煙ったり浮出たり、最高の遊歩道歩きは天気を選ばず来た甲斐が有った。
大満足のハイキング登山だ
 
ヒグラシの抜け殻かな??と思ったが、春セミの抜け殻だって、我が知識の師匠が教えてくれた。
 

 
牛首の峰
 登山口のP状態
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