川上村上谷から
伯母谷の覗と阿弥陀が森
炉端山友会にて
2015/07/26

総時間
AM8:10〜PM16:00
奈良県吉野郡川上村上谷から大峰山登山道の一つ柏木道を阿弥陀が森までピストンをした
車が発達していなかったころは、洞川から登り、下山を今回の道に取り、柏木まで下り、柏木からバスで帰ったルートだ
今は、順峰で来た女性行者が阿弥陀が森結界門から山上に入れず一旦柏木に下るルートだ
今回は柏木ではなく、上谷からピストンとした
大峯古道の内で参詣者登山がメッキリ減った柏木道だが、今回歩いてその整備が進んでいるのに驚いた
町石が完全に整備され、間単にだが整備もあり歩くに楽しい
上谷の久久能智神社前に路駐して、柏木との分岐峠に向かう。
いつもは、村中に出て峠を目指していたが、直接峠道に出られる事を知った
前の林道風の小道を行けば登山道と出会う
今は墓地参道として少し舗装がされている所に出て、左に墓地を見ながら植林内を登る
これがいきなりの急登で大汗を流す。
 
峠に出れば小さな地蔵と道標、古い石標が倒れている
 
ここから、丁石が出て歩いた距離が丁石で読める
一丁は約109m

1間(畳の縦の長さ)が約1.82m 1丁=60間≒109.2m
古道は整備があり歩きよい。
ショウタンはロートル組でユックリト登った
22人の大人数、先頭との歩調は難しい、3台の無線機で行動を連絡している
天竺平と記された所で先ず休憩だ
 
少し急傾斜が有るが平均なだらかで歩きよい
 
三角点杓子谷の分岐や、地形図から現在地を推測しながら登れば、長い坂道も楽しいものだ
 
少し石畳が残る部分はゴーロ石がコケを蒸し美しい
 
大石が崩れ、ゴーローの谷となったところはこのコースで一番○危所だが、今回は整備が有り歩きよい
以前下山に使ったときにここでコースが判らずウロウロとした事がある
朽ちかけた親子遭難の碑が有るが、今はその事を知る方は少ないだろう
 
遭難の碑の残骸
ここに出れば広い斜面で小さな沢筋を登る
冬季はコースがむつかしい所でも有る。沢山有ったマークが整備されていた

水が枯れる時も有るが、沢水は美味しい。なるべく上流の水が好ましいだろう
(渇水期は水枯れも有る)
急に開けるとそこが通称伯母谷の覗と言われる断崖の絶壁だ
最高の天気と楽しい仲間、今日は会の中心的な方達だった、ゴンさん、トボトボさんの思い出もこめた山行だ
二人が、この晴天を演出してくれたのだろうと心で感謝した
 

食事を楽しみ、阿弥陀が森結界門を目指す
 
踏み跡はハッキリとありコースは優しいが、少しの傾斜も汗を流す梅雨開けの高温天気だが、仲間は楽しい
少し遅れて結界門に到着した。
四っ有る結界門の中で一番来るのが難しい阿弥陀が森結界門

ここから阿弥陀が森山頂を目指してピークハントだ
山頂からパス道で帰ろうとコンパスを取ったが、アララ結界門に合わせてしまったショウタンだ
 
自然林が美しいピークだ
下山は早い、ワイワイガヤガヤ、上谷分岐まで早かったが、ヒルが気になる上谷への分岐
 上谷分岐地蔵
暑さにも負けず全員無事に下山した
 
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