三多気から大洞山(おおぼらやま)と尼ケ岳 
2014/04/12
炉端山友会にて

大洞山と尼ケ岳ガーミンの軌跡です
クリックすると参考登山図にリンクします
コースタイム
三多気P08:30-真福寺09:00(ここまで観光タイム)-藤堂池上分岐09:12-大洞山10:15-雄岳10:57-倉骨峠11:28-
尼ケ峰12:15〜13:15-倉骨峠14:00-分岐14:04-桔梗平15:04-真福寺15:50-P16:10
奈良県と三重県の境目、室生火山帯に大洞山と尼ケ岳と言う見晴が最高な山がある。
この山域は、火山帯独特の力強いベル形状の尖った山が多い。この二山も山頂には急傾斜な直登道を登らなければならない
山頂はどちらも最高の見晴で、登れば感動の景色が有った。アレが高見山、局ヶ岳、大台山脈、アレが古光山、倶留尊山、遠くに金剛ノ峰、素晴らしいったらありゃしない。大汗を流した感動が山頂に待っていた
登山口は、桜100選に選ばれた三多気の真福寺への参道から取り付くが、三多気の桜は山桜の枯木で、今が盛りと、老木の桜の木に美しく咲き、人々を感動さす。駐車場から真福寺まで、いかな武骨者の私でもあまりの素晴らしさに、自然とシャッターを押す
  
観光コースや登山道は道標が設置され整備も進み歩きよい
コースもほぼ地形図通り、カシミールの地図で十分なコースだった。私も簡易地図を作ってページにリンクしています
途中の写真ポイントには多くの写真愛好家たちがシャッターチャンスを狙っていた
又文化財に成った茅葺きの民家は雰囲気は最高だ
 

一汗流す頃、巨大な杉が正面に有る古刹の、真言宗御嶽山真福院は歴史好きにはたまらないだろう
 
山門をくぐり左手から東海自然歩道の舗装路に入り大洞山山頂を目指す。
美しい杉植林の中を通るが、直ぐにトイレが有り観光コースの整備は素晴らしい
 
直ぐに道は分岐するが、左手に取り山頂を目指す
とにかく道標が整備されている
整備が行き届きすぎ階段が多いのが、ショウタンを悩ますが、マッ整備しなければ登山道は過剰利用で痛みが直ぐに出るだろう
 
 
車道を超えて直ぐに山肌に取り付くが、此処からはモウショウタンいじめの石の階段で、この急登をどう登ろうかなどと考える暇はない。ひたすら一歩一歩の階段登りだ。フー
 
階段が終わり、斜面を登り切ると、本当に大パノラマの三角点が鎮座する大洞山ピークに出る
 
 
中央が高見山
 
遠くに尼ヶ岳が美しい

三等三角点、大洞山 北緯  34°32′00″.7584東経136°13′06″.1860 標高984.82
所在地 三重県一志郡美杉村大字太郎生字大洞3,398
大洞山雌岳で景色を堪能して次の大洞山雄岳1013mに向かう
下り込み登り返す。雄岳も景色は素晴らしい。
正面の古光山(こごやま)から亀山、二本ボソ、倶留尊山、高槻山に、ガンジ山、二本ボソから倶留尊山までの六角柱状の垂直の山肌は圧感だ
雄岳で道半分、ここから急斜面を下りきり、894mの小さな岩稜のピーク四の峰、急傾斜を下る三ノ峰と下り込んで行く
単純尾根だが急傾斜は注意がいる。途中で誰かが頭大よりお大きな石を落させた
事なきを得たが、注意のいる斜面だ
下り込んでゆく


三ノ峰の下り
植林内を歩き、車道の倉骨峠を超えてニノ峰を巻、大タワを目指す
一ノ峰は気づかずに通ってしまった
大タワから登りが険しくなり、階段から斜面へと、フー、もうイヤだの急傾斜だ
 
 
 
山頂はフラットな大展望の二等三角点、尼ヶ岳が鎮座する。
最高の見晴だ
二等三角点の痛みは激しく一見は石が有ると言う感じだった
 二等三角点 尼ヶ岳 

北緯34°33′27″.3131 東経136°13′10″.8303 標高957.41 設置 明治21年10月 埋表 明治22年5月
所在地 三重県一志郡美杉村大字八知字倉骨5234-32
もう山頂の見晴は最高で感動そのもの、うーん 美しい
  動画です。Wクリックで再生
お昼を楽しみ、北西へ斜面の階段を下り、山頂を巻き下る。大タワで一休みと服装調整。
行きに確定を逃した一ノ峯を確定した。
道標に従い大洞山をまいて、石畳の道へと入ってゆく。右手、大洞山斜面はゴロ石に苔がむし、これからは緑が濃くなれば最高のところだろう。木々に付けられた木々の名前を見ながら、古道歩きを楽しむ
道下に、木製の見晴らし台が有るが、山頂の景色を知るとモウそこはただの休憩所といった所だ
 
四阿が出るとそこは桔梗平で、夏場に桔梗が咲くのだろうか
道標通りに歩けばいい、
植林内へと入ってゆくが此処も石階段が続く
道成に歩けば車道に出て、再び舗装の植林へと入り、真福寺上の分岐に出れば後は桜の道を下るのみ


 
7時間40分の周回は、花と大汗の大ギャップが面白いコースで、行くならこの時期が最高だろう
だが、コースの急な石の階段は、体力が試されるショウタン泣かせの所だったが、それも山頂に立てば景色がそれを忘れさす所だ
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