奈良県黒滝村から
扇形山
2018/01/16

黒滝村役場位置
少しずつ体力回復の登山を始めた。
手ごろな雪を見る山はと黒滝村の扇形山を選んで、サポート二人が参加してくださった

黒滝村役場付近は駐車ペースが少ない。役場か職員さんがとめている交番前の駐車スペースしかないようだ
行かれる方は役場で情報をいただく事をお勧めします
私は、土砂埋め立ての凸地の端に止めて住民に駐車の是非を伺った
マア良いだろうの返事だった

道成りに天川村方向に歩けば古い町並みは情緒を感じる。
河分神社を右手に車道を歩く


川谷川の橋を渡りすぐ先の右手擁壁のコンクリに道標が有る
 
道成りに地図も見ず登山口に向かいながら、バリエーションで降りるならこのカーブの所と目視で斜面を見上げる
そのとき、よくよく地図を見ていれば地形図の書き間違いに気が付くはずだが、ルンルン道ほど地図を見ない馬鹿たれショウタンだ
道成りに登れば再奥のガレージ風の小屋前上に墓が有り、鋭角に小道が有る
その小道に入れば、上に方向が少しおかしい道標があるが、道成りに登ろう
地形図とはまるで違う道だ。たぶん廃屋に向かう小道だったのだろう
 
植林内を歩けば石積み跡が出て、その先に倒れて看板だけの道標が有る
地形図下の家マークに沿って左手に入る
  
廃屋前を通れば、小道を歩いてゆけば良い。
極々簡単な登山道だが、谷の東側の尾根に乗る分岐特定は難しいだろうと思う
 
道成りに歩いた。
幾つかの橋を渡るが、どれもが傷みが目立ちだしている
今年初めて、ツララの滝や雪を見たが暖かく途中で服装調整が必要な暖かさっだった
 
三人にはコース予定は無い。
途中で尾根に乗ろうと話合い、尾根への分岐特定に谷を読みながら歩く
ここが分岐だろうと見て、沢を渡り渡った所でアイゼンを装着したが、アイゼン調整が悪いショウタンは現場でワイワイ
結果、20年ほど前の8本アイゼンを修理して持ってきたが、調整の不備が原因でもうアイゼンをつけないなどと駄々をこねたが、二人はワイワイと調整に手を貸して下った。本当にバカたれショウタンだ
 
分岐前には小屋があって橋があると同行者、チョット用足しに行った時に有ったと言う
どうやらほんの少し早く沢を越えたようだ
道跡を探り登るとアララ、マークの多いのは谷道だろうと思っていたが、尾根道が主登山道らしい
マークが有りルンルン、ついつい地図を見ない
 
尾根まで登りきれば鉄塔からの見晴らしは最高だ
アレが四寸岩山、アレが大所山、青根ヶ峰にと最高の天気だ
 
あまり心拍数を上げるとなにやら気になる術後の心臓、ビスタリービスタリーの高所歩き歩行で扇山を目指す
 
久々のアイゼン歩きは足が重く、オマケに湿った重雪はアイゼンにくっつき団子アイゼンは重い
最後の急登を登りきれば山頂は近い
 
ユックリ歩くことに同調して登って下さる仲間は嬉しいものだ
 
山頂には二等三角点、点名 笠木がある。点の記は山頂の道標をお借りしたい
標高は現在標高とずれている 現在は1053.04mだ。山は動いているのだ
所在地は奈良県吉野郡黒滝村大字笠168番地1だ
 
少し東に下った鉄塔から見晴らしを楽しみながらお昼を楽しむ
無雪期は楽しみの少ない山だが適宜な雪は雪山入門には良い山だろう
 

金剛葛城二上山と、音羽三山に竜門岳にと見晴らしは良い
帰路はピストンでは味がないと、登山道西尾根を下る事にした
下りきりコルまでは小枝の尾根はアイゼンでは歩きにくいとコルでアイゼンを外す
破線道分岐は分かりよくあり、アレだけあった往路のテープはこちら側には無い
主登山道は今日の往路だろうと結論つけた
ここからはバリエーションだ。地形が難しいほど楽しめると三人の意見は一致する
 
尾根上は歩きよく読図も楽しいコースだ。
ああだこうだとワイワイだが、ショウタン体調はと気遣いも忘れない
 
思った以上に尾根道は良い
測量点895m手前に巻き道が出た。
直登の寺ちゃんに巻き巻きのショウタン、今日は巻き巻きを選択してくださる
所が、最初は道も良く現在地も分かりよかったが、道が動物道程度に成りはじめるが絶対に尾根に出ると確信の三人だ
寺ちゃんは高度計が同じ標高を示す。水平に歩いていると見て、等高線から尾根出会いを読む
ピンポーン、ピッタリと読み地点に出た
 
ここから、やや尾根読みは難しく先ず尾根上のランドマークの鉄塔で確信して、その先の測量点を読んだ
計画では、広い斜面を下ろうとの話だったが、時間的に余裕がある。登りに見た谷横の急カーブ地点の階段に行こう
難解なコース読みだ。
今回のコース取りで最後の尾根へのコースが難解だった

目的尾根に乗る。何だろうの物が出る。現在地は地形から掴み目的の急カーブ位置にコンパスを取る
 
所が、地形図の道の位置がずれている。
谷の南に有る筈が北に書かれている
その時や往路時に気が付かない三人、現在地は完全に掴んでいたが、急傾斜に??と感じはしたが、位置間違いかと思いながらも斜面を下った。コンパスは急カーブの位置にあわせている
道が見えたがアララ、予定の階段から50m程度ズレ??間違ったのかな??
拡大地図だが、@からBに往路では右手に谷だ。
ここでよく地図を見ていれば、地形図では左手が谷で右手は斜面のはず。
カシミールに地図を取り込んで、地形図の違いに気が付くショウタンだ
マダマダ初心者の読図、Aの位置にコンパスを取っていたからそこは通ったが、それでも気が付かない
下に見える林道に安心感を覚えることが優先した
 
グーグル地図では正しく書かれている
ワイワイ、反省も楽しい
リハビリ登山のはずが、バリエーションまでこなしてしまった
リュックは重くないか、心臓は大丈夫かと呼吸の仕方まで気にかけてくださる仲間
急速な回復は皆様の励ましのお陰だろう
頑張って頑張って体力回復に望みたい


最後にもう一つの薀蓄は
日本の人工衛星、みちびきが出来てからGPSから拾うカシミール標高の累積がおかしくなった
この違いは何なのだろうか。
カシミールの製作者、DAN杉本氏がまたまたバージョンアップして下さるだろう
戻る