金剛山、小峠谷
ペグマタイトの標本採取
ちはや星と自然のミュージアム、協賛炉端山友会
2014/11/22

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総時間6時間(食事、休息、説明等含む)
国土地理院新マップ+メッシュ地図
体調を崩しているショウタン、職場復帰や登山復帰に向かってリハビリを続けている。
そんな時ペグマタイト調査のことを知った
炉端山友会が、金剛山ちはや星と自然のミュージアムのペグマタイト探索に協賛した。

金剛山地では珍しいペグマタイトが小峠谷にある事を、炉端山友会のJJ氏と金剛山登山情報を運営管理するMっくんが見つけた事が縁で、リーダーをMっくんでおこなった
距離やコースからリハビリにうってつけと見て、二班に分かれるコースから、金剛山の千早本道下、まつまさ駐車場から、黒栂谷〜セト〜二河辺道分岐〜小峠谷コースに加わった。別働隊は小峠谷下からの遡上である

小峠谷遡上は倒木や小滝、堰堤越えと、美しいとはいいがたい谷登りらしい
途中に掘られた洞窟等が見所らしいが、18人の大人数は時間もかかっただろう
 
                     
私達は、まつまさ駐車場から黒栂谷に入り、青崩道のセト分岐に向かった
 
                    セト休憩所
林道を上り小さな勝手道標を見落とさないように登れば問題の無いコースだ
ややこしいところは、堰堤下を渡渉して斜面に上るところだろうが、小さな勝手道標があった
斜面は浮き根の道だが、正式な古道との事だ
セトから清井山分岐の旧電波塔から少し北に下った、二河辺、水分道分岐に入り、急傾斜を下った付近から小峠谷に下る
 
                     
谷の源流部は雨裂のような地形でよく滑った
遡上組みと無線連絡を取ると100mの距離にあった
ペグマタイトが直ぐに見つかって、ちはや星と自然のミュージアム元学芸員から説明を受ける
 持ち上げたペグマタイト
岩石については、ほとんど知識の無いショウタン、金剛山でよく見る花崗岩の中にもいろんな成分があること、雲母や石英、水晶等が含まれ、ペグマタイトは、その花崗岩の中の強大結晶と言う事だ
石英は1100〜1300度程度で溶けガラスになるとか、その石の周辺に正長石等が付き、小さな雲母や水晶が輝く様を見れば興味がわいた
ペグマタイトは仲間の手で持ち上げられ、展示館で展示されるとか、
予断だが、金剛山地に断層が走っていなければ、3000m級の山だっただろうと、地図から教えて下さるが、モー分からない
ショウタンでも理解できるページがあったのでリンクしておこう

水晶のふるさとを知ってみよう
(ペグマタイト編)
二河辺、水分道分岐まで上り返し記念撮影だ
 
ここで解散、ショウタンは山頂を目指すが、青崩道の階段が応える
ペースを合わせて下さる仲間だが、体力が衰えふー、腰は張りがあるが痛みは消えだした
  
山頂でユックリト遅い昼食を楽しみ千早本道を下った
 
まあ、隙間の無い階段道は登山道というより、お参り道、同行者が言うには年間100万人の通る道、これでも痛みが出るという
階段くだりは少々痛みが出たが、仲間は歩調を合わせたくださり、ウルトラビスタリー下山は、景色を十分楽しませてくれた
 
                     
持ち帰ったペグマタイトのかけらを、拡大鏡で見てみると、キラキラや、黒い点、正長石のかけらが美しい、マタマタ新しいことを知った。山仲間はいつも楽しい
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