レスキューの基本講習に参加して
炉端山友会にて
炉端山友会でレスキューの講習を受けました。講師は炉端山友会の会員で、レスキューの指導者Leo さんです
講習の内容は、セルフレスキューとパーティーレスキューです。
先ず、レスキューを行うことについての心構えから入りました。
セルフレスキューでは、一人で身の安全を取ることですから、使えるものは何でも使う
先ず、怪我の洗浄が第一で、清水が無ければ、茶やポカリスエット等でも傷の泥を落とそう
止血等は三角巾で行う方法を習いました
骨折もさることながら、一番多いのは足首の捻挫、これに対してもクリュッケをストックを利用して作る法や、ストックが一本ならストックをステッキ状に使い足首を保護する使い方
後は、止血です。動脈については傷口の圧迫で止めるのが一番早いが、いかんともしがたい、
等々実技で教えていただいた。もちろん三角巾で挫いた足首を保護する方法もだ
 
パーティーレスキューについての心構えは、先ず自分の安全、パーティーの安全を考え、レスキューを行う
実力の無い者がレスキューを行う前に、自分の安全が保てるかが第一、第二はパーティーの安全が保てるか、遭難者を何が何でも助けるのではなく、自分たちの力で出来るレスキューをする。電話やアマチュア無線での救助要請、通報者を走らす。等々だ
助けるための二重遭難は避けなければならない
又、実技では、滑落の恐れの有る所に怪我人がいれば、それは安全な場所に移動を試みたり、又は滑落のしないように持てるもので安全を確保する。もちろん、その実力があればより安全な場所に移動し、止血、骨折の応急処理、怪我の応急処理をすればいい
その方法として、ストックを利用したピクニックシートのタンカー作りやロープでのタンカー作り、ストックとテーピングテープでのタンカー作り等々
テープシュリンゲでタンカーを四人で提げる方法、と色々と教えていただいた
 
現在レスキューの考え方は
 
自分の命が第一、グループの安全が第二、救助者の確保、この順番でレスキューを行う
レスキューを行うために、自分の命を落とすこと無く、グループが遭難することなく、レスキューを行う
 
レスキューを行うためには、より多くの知識と実力を磨くことが大切だ
救急セットは、グループで一つではなく、各自が持てば、その活用方法が広まる。一つの三角巾より、数が多くあれば活用法が広がるだろう
山での事故を減らすためには、歩行術やストックやステッキの基本の使い方等も学ぶべきだろう
晴天のハイキングと言えども、雨具とヘッドライト、地形図(地図)とコンパスは必携だ
もちろん、地図読み等も出来なければならない
今回の講習から学んだ事を私なりに思い起こしてみた
 
足首を捻挫した場合の三角巾の使い方
pikasaにスライドショウでリンクしています


ストックでステッキ状の使い方で歩く法
Wストックでクリュッケを作り歩く法
強度が無ければ、木の枝当で強度を増したり、さらにストックで強度を増せばいい
ピクニックシートとストックでタンカーを造り安全な場所に移動するほう
 

 
ロープでタンカーを造る
テーピングテープでタンカーを造る。
四人でテープシュリンゲを使って安全な場所に移動する方法
 
三角巾の使い方を習う
  
皆さん真剣に講習を受けました
頭の隅に少しでも残っておれば、活躍できるでしょう
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