裏六甲山の滝めぐり

白石の滝、蟇滝、七曲の滝、似位の滝、百間滝
2018/02/22
5人
裏六甲紅葉谷道ルートの枝谷に有る白石滝、蟇滝、七曲滝、似位滝 百間滝の氷漠を求めて裏六甲の紅葉谷道を登った
下山は六甲山最高峰から魚屋道(トトヤミチ)を下る周回に山仲間と歩いた
白石滝、蟇滝、七曲滝、似位滝 百間滝の五つの滝は無雪期ならそう難しいコースでは無いが、積雪が多いと少し難ルートだろう
それと、地図から位置は読めても滝へのルート案内は無く廃道を通行しなくては成らない
今回も下見された方の案内があって時間内に行けることが出来た。
有馬かんぽの宿の奥の六甲有馬ロープウェイに向かう
かんぽの宿から有馬六甲山ロープウェイ駐車場まで歩いて5分程度。車なら600円程度の駐車料金だ
紅葉谷沿いの道は工事中で通行には自己責任のルートだ。作業中なら通行が出来ず魚屋道を登り、炭屋道を下って紅葉谷道に入らなければ行けない。私達は御免なさいとAM7時に入った。
途中で道は土砂崩壊が有り通行は難しい

写真は魚屋道取り付きと紅葉谷方面の道
 
ロープウェイ乗り場横から入るが斜面が崩落している
通行は自己責任でゴメンなさい

兎に角炭屋道出会いまで歩く。ここが紅葉谷出合いだろう。
東屋などが有る

兎に角地図を見ながら白石滝に向かう
この付近はGPS軌跡も上手く取れず軌跡を修正した物です。完璧な奇跡では無いが拡大地図で載せておきます
地図A
白石滝へはテープ案内があったが滝そのものは少ししょぼい
又、白石滝から百間滝まではコースがあるようですが険路との事です。参考まで
白石滝
 
引き返し、尾根先に戻らなくても踏み跡が有り少しパス道を登った
紅葉谷ルートに戻り蟇滝に向かう
蟇滝へは整備道は無く自己責任道だ
写真の位置がキーポイントで蟇滝 七曲滝に行く
紅葉谷道途中に(地図Aの@の位置)写真の迂回路案内が出る

ここから入り道抜け箇所手前に谷に下る険路にロープ補助されている
ここを下って蟇滝に行くことも出来るが、勾配がきついからこのコースは避けたいとの意見からAの位置の同じ迂回路看板裏から入り蟇滝に下る
Aの位置

結果@のう回路表示位置から入り険路から沢に下ってもAから下っても蟇滝沢では30m位の位置が違うだけだ。
現場で行ってみればなるほどと思うだろう
コース案内は難しい

滝は少し氷っていた。積雪期ならやはり上級コースかも
 
蟇滝から引き返し写真B位置から引き返す

写真はAの迂回路表記から入り沢に下ったときの写真だが、@から入りここをトラーバース道まで登り、トラバースで道成りに上流に
向かえば七曲滝沢に下ります
写真B

七曲滝沢に下るには積雪期なら少し険路で注意がいるでしょう
 

 

上級者なら七曲滝左手のチムニー状の谷を直登すれば近道で紅葉谷道に出られそうだ
そのような踏み跡を見たが確かではない
私達はAの位置から入り引き返し紅葉谷ルートに帰った
紅葉谷ルートを登ってゆけば写真の百間滝と似位滝への案内道標が出る
 
道標どおりのトラバースは少し険路も有るが道成りに行けば、百間滝の銚子口に出てそこから谷に下る
百間滝と似位滝は谷が違うがその間は100mも無い
百間滝

  似位滝 
登山道に引き返しひたすら登れば良い
六甲山の尾根に近づくと階段が氷りアイゼン装着の仲間もいたが、私は注意深く登った
 
極楽茶屋跡に出ればそこは車道で正面から小ピーク越えで六甲ガーデンテラスに出てテラスの食堂裏の展望台で昼食だ
机に座りたいときはレストランで注文をしないと利用できない
私は牛丼風のおりつめ弁当を注文したが、1000円も出すなら・・・・・と思う味だった
車道に出て六甲山最高峰の三角点位置へ向かう
遊歩道を歩こうと一回目は遊歩道に入ったが、北側は氷りつきアイゼンが必要状態で車道が早いと車道を歩く
六甲山最高地点が見え出した所から遊歩道に入るが階段で、ショウタンには休み休みの体力だ
 
山頂は広い、平日でも人はポツリポツリと登ってくる
集合写真をお願いして山頂を祝う
 
山頂には一等三角点 六甲山が有るがその姿は痛々しい
検索をかけると、点の記が貼り付けられた石の写真を載せ三角点と書かれたページなどが出たが、初心者も多い六甲山、三角点の事を知らない方も多いのだろう。
こんなに傷みが激しい一等三角点は見たことが無いほど痛んでいた


阪神淡路震災時で六甲山が約12cm隆起した事が記されている
現在の点の記から

基準点名 六甲山 等級種別 一等三角点(本点)

北緯
34°46′40″.8150 東経135°15′49″.4669 標高931.28

選点 明治19年11月29日
埋標 昭和23年9月7日(初期埋設は不明)
観測 平成7年3月18日
所在地 兵庫県神戸市北区有馬町字六甲山1913番地2(個人企業所有)
ICタグは壊されていた
六甲越しの一軒茶屋前に下り(トイレはあるが冬季は使用不可、簡易トイレ) 魚屋道(ととやみち)を下る
 

石畳風から地道となるが魚屋道は状態も良く流石、有馬温泉に湯治に行く街道だけはある
途中で道抜けもあるが整備はバッチリだ
 
現在の林道かと思う小道だ
道成りに下れば良い。六甲山で最初のトンネル跡とか茶店跡とか歴史の小道で下りよい
 


 
歴史を感じながら下ればあっと言う間に有馬に下った。炭屋道分岐には道標が有る。
 
下りきった所は鳥地獄の石表や虫地獄の石標など有る祠前のところだ
 
歩いている間より、お喋りが長い♀メンバー、ユックリと山を楽しむ
全時間AM07:00から16:45分をかけて山を楽しんだ。
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